yamapura’s blog

大人の遠足日記

つげ山(札幌50峰)登山 登って感動!お手軽絶景!冬山ハイキング見どころ案内

つげ山(股下山より)

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。今回は3月下旬、札幌市南区定山渓のつげ山に冬山登山した登山記です。知る人ぞ知るお山であまり情報も少ないのでつげ山の登山情報や見所について事前に知りたい方の一助になれば幸いです。

つげ山とは

つげ山は札幌市南区定山渓に有る標高934.7mの山で手稲山の西側に連なる山塊の一座で有り札幌50峰の一座に選定されています。夏ルートを持っていない為、冬山登山の山として一部の登山やスキー愛好者に知られています。山容も特に特徴の無い凡容な山で指し示すことも中々難しい山ですが山頂付近は開けて良く晴れた日には迫力有る定山渓天狗岳をすぐ横に見ることが出来、又遠くは樺戸山地や羊蹄山まで見える見晴らしの良い山ですので登る機会が有りましたら是非晴れた日に楽しんでもらいたい山です。↓

つげ山(タケノコ山より)

つげ山駐車場&最寄りトイレ

つげ山の駐車場は札幌市南区定山渓と小樽市朝里を結ぶ道道1号小樽定山渓線沿いにある春香山小屋前の駐車帯を利用します。道道1号線は冬季間19:00~7:00夜間通行止めです。春香山小屋の駐車帯は春香山は元より、奥手稲山、つげ山、股下山に登る際にも便利なスペースですので良く晴れた休日には満車になっていることも良く見かけます。大きな送電線の鉄塔が目印となります。初めての方は下のグーグルマップか「春香山小屋ルート検索」でご確認下さい。国際スキー場がすぐそばに有りますのでトイレや登山後の食事にも便利です。

春香山小屋駐車帯

つげ山登山、所要時間、難易度

(登山日 3月23日)

  • 所要時間、難易度↓
  • 距離 : 8.3キロメートル
  • 高低差 : 420m
  • 所要時間 : 3時間10分
  • 休憩:20分
  • レベル : 冬山初級
  • 主なコースタイム↓
  • 春香山小屋7:36→
  • →9:22つげ山9:43→
  • →10:46春香山小屋

つげ山登山道

よく晴れた休日、つげ山に向かう林道はトレース明瞭、良い登山となりそうです。↓

春香山小屋、夏は記帳して入山しますが冬は近づきません。↓

団体の先客も有りますが春香山に向かう一行で本日つげ山への入山は私がトップでした。

10分程で分岐、左に行くと春香山、右に行くとつげ山、奥手稲山です。分岐には案内標識が付いています。↓

さらに林道を進むと太いトドマツにピンクテープが付いています。ここからつげ山に向かって入山される方が多いです。私もここで入山します。

昨年はつげ山の標識が付いていたが今年は見当たらず、目印はピンクテープのみでした。↓

林道から沢に下りいきなり渡渉。強力なスノーブリッジに支えられていますのでノープロブレムでした。このルートで渡渉はここだけ。↓

静かな森に入りました。本日トップですがトレースとピンクテープが明瞭でノーストレスのスノシュートレックです。矢印板が一か所だけ有りました。↓

15分ほど緩やかな散策でしたが標高700m当たりから一気に高度を上げていきます。上のコブも見えないがひたすら登るのみ。

5分程我慢して登ると緩やかな細尾根になり一息つけました。↓

木陰から春香山と和宇尻山(わうすやま)、銭函の双耳峰が見える。

中央 春香山、右 和宇尻山

双耳峰の右が標高949mの銭函南岳↓

石狩湾の向こうに暑寒別岳まで見えていて本日はご機嫌!

標高も850mまで上がってきた。あの尾根に取り付けば緩やかになってもう少しだ。↓

山頂ロックオン、右尾根から登ります。

お隣の奥手稲山もご機嫌だ。↓

奥手稲山

山頂直下の尾根線は開けています。綺麗な雪原だなぁ。

小高い丘を登って山頂に向かいます。↓

札幌50峰、標高935mつげ山登頂。↓

見晴らしの良いつげ山山頂

銭函の三座、山頂からだと木が邪魔なので写真は途中で撮った方が良いです。左から春香山と和宇尻山、銭函南岳。↓

こっちも木が入るなぁ。途中から撮ったヤツの方がいいなぁ、写真中央が奥手稲山。↓

奥手稲山

振り向くと定山渓天狗岳、右奥に無意根山もくっきり見えている。↓

定山渓天狗岳ズーム。↓

定山渓天狗岳

無意根山ズーム、手前のピークが長尾山。↓

無意根山

かなり離れているが札幌岳の山容も確認できる。↓

札幌岳ズーム。↓

札幌岳

烏帽子岳の手前に四ツ峰、道中に駐車場見ると本日はこっちを狙う方も数組いました。向こうも手軽にダイナミックな定山渓天狗岳が見られてオススメです。↓

四ツ峰

烏帽子岳はすぐ横、神威岳はここからだと真後ろか。↓

烏帽子岳

さて、相変らずよくわからない迷沢山、似たような標高のピークが連なりその名の通り迷わしいお山です。札幌市内からは環状線と交わる豊平川の河川敷から手稲山の隣に連なる迷沢山の山塊が確認できます。

同定が難しい山ですので登る機会がありましたら山座同定にご使用下さい。迷沢山ピークをズーム。↓

迷沢山

烏帽子岳の横が百松沢山。ここから見えているのは百松沢山南峰か。↓

百松沢山

お隣のユートピア、サンデーユートピアと続く稜線。↓

ユートピア

山頂から少し下ると白井岳や朝里岳が良く見えるポイントが有りました。

白井岳

白井岳

標高1300mの白井岳から連なる東端ピークが標高1160mピークの上白壁、左隣の1200mピークは名無しか↓

上白壁

股下山

股下山

朝里岳↓

朝里岳

いゃ~、本日はいい眺望すっかり満足して下山しまぁ~す。オロ!ヒクタ峰の横に見慣れた美しい山容のヤツが背後霊みたいに居るぅ~えっえっ!

羊蹄山じゃね~かぁ~、つげ山登頂4回目で初めて見たぁ~、いい山だと思っていたがここまでとは!めっちゃ感動!いんやぁ~すんげえいい山じゃん。札幌近郊の登山愛好者にはシビレルまさかの瞬間です!!

羊蹄山

下山は樺戸山地の暑寒別岳を見ながらあっと言う間のひと時でした。↓

暑寒別岳

本日も午前中の安全登山、あぁ~腹減ったしいい腹の減り方、ラーメン食べて帰るかぁ。お疲れさまでした。

随時更新、他の札幌150峰登山記事はコチラから。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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