yamapura’s blog

大人の遠足日記

四ツ峰(札幌50峰)登山 迫力の純白定天を見に行く冬山軽登山

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

今回は札幌50峰に数えられる人気の冬山ルート、標高789.2mの四ツ峰に登った時の登山記です。

四ツ峰は札幌市南区定山渓の道道1号小樽定山渓線沿い、札幌湖の北側に位置する低山です。

山腹には道道の四ツ峰トンネルが開かれ山容の一部は車窓から見ることができます。

その名の通り4つの峰から成っており、写真の左から三番目が本峰ピークになります。↓

四ツ峰(札幌湖より)

 

特に有名な山ではありませんが、比較的短い距離で南区の山々の雄大な眺望を見ることができるので冬山登山愛好者には人気の山です。スノシュートレッキングを始めたい方には天候やトレースの状況が良ければ丁度良い練習コースだと思います。

本日の山行記録はコチラ。(登山日1月15日)↓

距離 : 6.3キロメートル

高低差 : 390m

所要時間 : 3時間05分

休憩 : 20分

レベル : 冬山初級者向け(良コンディシヨン時)

 

主なコースタイム

滝の沢林道入口9:20→

→10:58四ツ峰11:18→

→12:25滝の沢林道入口

 

四ツ峰の登山口としてよく利用されるのが、札幌湖にかかる滝の沢大橋の定山渓側にある滝の沢林道の入口です。↓

道道1号 滝の沢大橋と四ツ峰トンネル

 

林道の入口に数台駐車できますが、札幌湖が凍り出すとワカサギ釣り客が朝早くから駐車しています。

本日も満車でしたので札幌湖の展望台を利用しました。↓

林道入口 ワカサギシーズンには満車になる

 

序盤は平な林道歩きです。

ほぼ全線、しっかりと踏み硬められたトレースが明瞭でGPSが出る幕はありませんでした。↓

滝の沢林道

 

20分ほど退屈な林道歩きをするとカーブミラーのある分岐に出ます。

ここを直進するとすぐに林道から離れて森に入ることが出来ます。

目印はピンクテープです。↓

林道から森への取り付き

 

入林すると最初は緩やかです。↓

入林

 

すぐに尾根に取り付く急勾配がスタートします。

林道歩きではまったく高度を稼いでいないのでここからは辛抱の本格登山が始まります。ルート自体は人気の冬ルートらしくピンクテープがタイムリーについています。

私も気が付いたら増強して歩いていますが以前来た時よりも増えている気がします。↓

 

登山距離は短いですが林道を離れてから一気に高度を上げるのが四ツ峰登山の特徴です。トドマツやシラカンバ等、針広混合樹林の細尾根を休みながら登り続けます。

気温はマイナス5℃ほどですが体が温まりだして逆に暑い。

上着と耳当てをリユックにしまい体温調整しながら登りました。↓

トドマツやシラカンバの森

 

苦しい急登を40分ほど続けていると視界が開けます。

四ツ峰自慢の名勝場所、送電線の伐開線に到着です。↓

 

振り向くと小天狗岳。↓

 

曇が多い空でしたが1000mクラスのお隣、烏帽子岳も楽しめました。

相棒の神威岳は四ツ峰からだと丁度真裏になり見ることはできません。↓

烏帽子岳


写真中央の三ピーク、百松沢山北峰(左)、中峰(中央のポコ)、南峰(右)もはっきりとわかります。神威三座の一座である百松沢山はこの山容から別名三段山とも呼ばれています。↓

百松沢山

 

神威三座の裾野に広がる山塊。この雄大な景色も四ツ峰登山の醍醐味です。↓

 

伐開線から本ピークへ向かいます。

視界明瞭、トレースくっきり、天候は曇りでほぼ無風、ピークハントに全く問題はありませせん。

中央の四ツ峰本ピークの右奥にかろうじて迷沢山が見えました。

お隣の山ですがいつも控えめな山です。↓


余市岳とヒキタ峰。↓

 

余市岳ズーム。↓

余市岳


ヒキタ峰にズーム。↓

 

そしてお目当ての定山渓天狗岳。ここから見る定山渓天狗岳もお気に入りです。

圧巻の眺望に先客の女性陣も「いいねぇ~」「ここ、すっごーい」の連発です。↓

定山渓天狗岳

 

ズーム。↓

 

ヒキタ峰と定天の間にピークを発見。南岳のようだ。


眺望を堪能した後、本ピークへのラス登です。↓

 

札幌50峰、標高789m四ツ峰登頂。

四ツ峰 山頂広場

記念撮影。↓

 

山頂自体は木々に覆われそう眺望はありません。かろうじて百松沢山が見える程度です。↓

 

でも個人的に百松沢山が好きなので眺めながら山メシにしました。

カップ麺はたっぷり500ml近くの水分が取れ、塩分も豊富。

実に合理的な冬山登山の山メシです。

山頂でカップ麺食べると2時間程度なら無補給で下山できることが多いです。↓

山メシ

 

登りの時はまだ雲の中だった、札幌市内で2番目の標高を持つ無意根山が下山中に見えました。↓

無意根山

 

純白の無意根から見る羊蹄山も絶景ですが今シーズンは行きたい山が詰まってますのでチングルマが満開の春に伺うことにします。↓

 

カップ麺パワーもあって下山は一気でした。

本日も安全登山、定天様とお疲れさーんのご挨拶。↓

 

登山を終えて札幌湖の展望台まで戻ると札幌岳、奥夕日岳、夕日岳が一直線に見えるスポット発見。いいスノシュートレッキングができた一日でした。

札幌岳

 

四ツ峰の登山口はコチラ。ワカサギシーズンは満車になるのでお早めに。↓

随時更新、他の札幌150峰登山記事はコチラから。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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