yamapura’s blog

大人の遠足日記

南岳(札幌50峰)山鳥峰(札幌150峰)登山 晴れたら最高!穴場の絶景展望縦走路!

山鳥峰・南岳(余市岳より)

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。今回は4月初旬、札幌市南区定山渓の山鳥峰、南岳を冬山縦走した登山記です。一般的には良く知られていないお山で情報も少ないので山鳥峰、南岳の登山情報や見所について事前に知りたい方の一助になれば幸いです。

山鳥峰、南岳とは

山鳥峰は札幌市南区定山渓に有る標高879.5mの山で札幌150峰の一座とされており三等三角点山鳥峰を持っている山です。南岳は同じく標高982.9mの山でこちらは札幌50峰の一座に選定されており、同じく三等三角点南岳を持っています。共に札幌圏の主峰である余市岳の北側に連なる山塊の一座ですが夏ルートを持っていない為、冬山登山の山として札幌の冬山登山愛好者に知られています。その山容は余市岳から南側を見て連なる4つめのピークが南岳、そのお隣の丸いお山が山鳥峰となりますが連なるコブのひとつにすぎず指し示すことも中々難しい山です。登山ルートに開けた場所が多く良く晴れた日には迫力有る定山渓天狗岳をすぐ横に見ることが出来、又余市三座や無意根山、羊蹄山まで見える見晴らしの良い山ですので登る機会が有りましたら晴れた日に楽しんでもらいたい縦走路です。↓

中央ピーク 山鳥峰、右ピーク 南岳(余市岳より)

山鳥峰、南岳駐車場

両座を登るのに便利な駐車場は札幌市南区定山渓と小樽朝里を結ぶ道道1号線から豊羽鉱山に向かう道道95号線に入り天狗小屋に向かう橋を超えて少し走った所に有る左手の駐車帯を利用します。南岳に向かう登山者はそう多くありませんが緩やかな稜線が連なる両座にスノーモービルで入山する方も利用する駐車帯で本日下山すると満車となっていました。グーグルマップにプロットしましたのでこちらでご確認下さい。

山鳥峰、南岳縦走、所要時間、難易度

 

(登山日 4月7日)

  • 所要時間、難易度↓
  • 距離 : 13.3キロメートル
  • 高低差 : 660m
  • 所要時間 :4時間23分
  • 休憩:15分
  • レベル : 冬山中級
  • 主なコースタイム↓
  • 駐車帯7:50→
  • →9:21山鳥峰9:25→
  • →10:17南岳10:28→
  • →11:08山鳥峰11:08→
  • →12:13駐車帯

定山渓天狗岳に迎えられる山鳥峰登山道

よく晴れた休日、駐車帯に車を止めて南岳登山口となる山鳥峰林道にかかる橋に向かいます。スノシューをトレッキングポールにひっかけて、白井川の渓流を眺めながらぷらぷらとスタート。↓

3分程で登山口となる橋が出てきます。

トレース明瞭、本日は一番のりだが先日数組入っていたようだ。

橋を渡り左手から登るショートカットルートもあるが今朝は調子が上がらないのでしばし林道歩きで体を温めることにしよう。

林道をショートカットする急登↓

緩やかに林道を進みます。分岐では左に進みます。

向かいの胡桃沢(くるみざわ)の稜線が見えてきた。まだ未踏の山だが向こうの眺望も良いそうだ。↓

ゆるゆると林道を歩いていたがスタートから30分ほどでショートカットのトレースと合流。ここからは急登トレースを追って尾根にとりつくことにしよう。このルートで一番苦しい登りがしばし続きます。

急登から緩やかな細尾根になり一息、山鳥峰の東にある811ピークが見えてきた。

綺麗なシラカバの森を抜けると山鳥峰だ。↓

おっいいねぇ~、前回来た時はガスガスでちらっとしか見えなかった定山渓天狗岳、定天三座がくっきりと見えてきました。↓

定山渓天狗岳

中央の大きな山が烏帽子岳、左に百松沢山北峰、南峰はここからだと烏帽子の真後ろか。右手が名峰神威岳、この三座で通称神威三座。

百松沢山、烏帽子岳、神威岳

山頂付近は緩やかでノーストレスだがなかなか着かない。

ようやくピークが見えてきた。丸くて広い山頂部です。

おっ、無意根山も見えて来た、長尾山、千尺高地と続く美しい稜線だ。

長尾山。↓

長尾山

白き絶景の地、千尺高地↓

千尺高地

千尺高地のお隣、写真中央の丸いのが1110mピーク、右ピークでちょっとだけ尖がっているのが標高1111.3mの大沼山。ほとんど同じで良くわからない。

空沼岳まで見えて来た。

中央が空沼岳ズーム、札幌岳が手前にあるはずだが同化している、右側に狭薄山。↓

白井岳が見えてきた。↓

朝里岳、白井岳、毒矢峰の札幌50峰三座、左手にヒキタ峰。↓

標高879.5m、札幌150峰山鳥峰登頂。↓

見所豊富な山鳥峰から南岳の登山道

山鳥峰を過ぎ次の南岳まで1.5キロ、一旦下りめっちゃ平らな通称ナンタケ平(勝ってに命名)に到着。山頂よりも登山途中の方が眺めが良い。左から余市岳、朝里岳、白井岳の余市三座。まさに余市三座の展望台。

中央に札幌圏最高峰、標高1488m余市岳。↓

標高1280.6朝里岳↓

標高1301.3m白井岳

西側には札幌圏第2の標高を持つ無意根山。↓

標高1460.2m無意根山

無意根山と稜線を成す標高1211.0m、長尾山。↓

標高1153.0m、千尺高地。↓

いゃぁ~、本日は最高だぁ~などとといつまでも進まないのでピークハントに向かいます。

手前の樹木が無ければ無意根山から美比内山まで連なる稜線が一望なのになぁ。

美比内山の左になんかいる!

羊蹄山じゃねーか!ってことで写真ポイントを探ってうろうろするも樹木はかわしきれなかった。

本日は相当うろうろと無駄な動きをしたがこのコンディションなら後悔無し、いくつかコブを乗り越えてようやく南岳の山頂広場です。

札幌50峰、標高982.9m南岳登頂。3年ぶり2回目ですがこの山はまた来よう。山名板が新しく大きくなっていた。

南岳の親分、余市岳がすぐ横にドン!

羊蹄山が綺麗に取れる箇所ねぇかなぁ~

ズーム、頭だけは綺麗に見えている。

スキーで大人気、標高1071.0m美比内山。右から取りつくピークハントのラストはめっちゃ急登だがこのコンディションならあっちも楽しいだろうなぁ。

さて下山開始、しつこく無意根山を眺めているとぉ~↓

無意根山の後ろに標高1387.5mの中岳発見、左向きにポコッとした独特の山頂です。↓

樹木の合間から羊蹄山の写真もゲット。↓

下山はトレース明瞭なショートカットを利用、本日も安全登山、お疲れさまでした。あぁ~楽しかった。↓

随時更新、他の札幌150峰登山記事はコチラから。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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