札幌中心に道内の山々をのんびり回っているヤマプラです。今回は10月下旬に札幌市内でも知る人ぞ知る穴場の登山道野牛山に滝野公園側から登った登山記です。登ったことは無いがちょっと見てみて気になった方の一助になれば幸いです。
野牛山とは
野牛山は札幌市、恵庭市の境界を成す稜線に有る標高539.2mの山で札幌50峰に選定されています。山名の由来は牛が寝ているように見えるその山容からとされています。比較的手軽に登れる山ですが登山者用の駐車場を持っておらず山頂からの眺望も今一つであることから訪れる客の少ない山となっています。筆者が以前登山途中で熊の痕跡を発見し登山中止したこともある山で熊の情報も多い地域であるので入山には十分注意されたし。↓
野牛山駐車場
野牛山の登山口は札幌市南区と厚別区を結ぶ道道341号真駒内御料札幌線から滝野すずらん丘陵公園の滝のの森口に向かう道路に入ります。
滝野の森口を過ぎさらに400mほど進んだところで民家が有り突き当ります。登山口は左手にある民家の横なので近傍の路肩に支障とならないよう駐車します。
初めての方は下のグーグルマップか「滝野公園 滝野の森口ルート検索」でご確認下さい。滝野公園の他の入口はバスの発着が有りますがこの入口は最寄りに利用できる公共交通手段は有りません。↓
清水沢林道コース、所要時間、難易度
道路の向かって左手に有る最後の民家の横に有る道路が登山口となります。登山は年齢、性別、体力により個人差が大きいので時間に余裕を持ってハイキングを楽しんで下さい。(登山日10月21日)↓
- 所要時間、難易度↓
- 距離 :4.8キロメートル
- 高低差 : 255m
- 所要時間 : 1時間37分
- 休憩:10分
- レベル : 初級
- 主なコースタイム↓
- →10:26野牛山登山口→
- →11:11野牛山11:21→
- →12:03野牛山登山口
野牛山登山道
民家とゲートのついた入口の間にある道路から入ります。
小さいながらも手作りでホッとする入口看板。↓
途中までは車輛も通れそうな整備されている道路です。↓
素早く動かれピントが間に合わなかったがエゾリスの遊び場でした。↓
途中、一か所分岐があるがこは右です。↓
滝野公園の裏手に当たります。小さな渡渉をして右手に回ります。↓
滝野公園の柵沿いの登山道。↓
滝野公園の紅葉も見頃でした。↓
ゲートが有りこの後林道に入りますが四輪駆動者、バイク、バギー等の無断進入は禁止されています。↓
ゲートを超えると大きくカーブした清水沢林道にでます。帰り道で見逃さないようこの場所は覚えて置く必要があります。↓
大きな左カーブとピンクの明示テープが目印です。
広い整備されている林道です。高度感も無くノーストレスの登山です。注意するのは熊だけ。10分程で右側に登山口が出てきますので右手を確認しながら進みます。↓
小さな登山口に到着、看板も出ていますが小さいので見逃さないよう注意か必要です。真っすぐ竹子山に向かうこともできますが本日は野牛山のピストンにします。
1本道の登山道は明瞭。ここから20分程で山頂、時間は短いですが急登箇所も多くここから本格的に登山となります。
渡渉は1箇所、長い渡渉ですが利用できる倒木が多くそう気にならない。↓
渡渉を終えて急登スタート。勾配に加えて秋の登山道は落ち葉が多くスベリやすい。ロープが有って有難かった。↓
途中、お隣の北広山が辛うじて見えている。
中腹のシラカバ黄葉が見頃でした。
この山のカエデはハウチワカエデでした。橙くらいです。
急登はさら続きます。↓
山頂が見えてはました。ラス登!↓
野牛山山頂と下山
登山開始から50分程、札幌50峰、標高539.2m野牛山登頂。↓
札幌の市街地が見えます。↓
有明方向、白旗山(標高321.7m)にズーム。↓
西岡方向、焼山(西岡方面、標高262m)。↓
藻岩山。↓
なんとか恵庭岳。↓
ズーム、恵庭岳。↓
樺戸山地の方も見えていました。↓
神居尻山とピンネシリは冠雪している。↓
いろいろと探って手稲山、ネオパラ山がかろうじて見えました。↓
山頂は白樺、カラ松、ミズナラ等で覆われています。↓
昭和57年12月に雷が落ちて燃えてしまったオンコの木。↓
下山開始、山腹の彩を楽しみながら歩きます。赤くなっなカエデ。↓
緑、黄色、橙と山腹は中々カラフルです。
山腹の紅葉を見ながら下山。林道で登山客とスライド、何度か登っていますがこの山で他の客に会うのは初めてです。本日も安全登山お疲れさまでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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