札幌中心に道内の山をのんびり歩いているヤマプラです。今回は札幌50峰の一座、標高662.7mの豊平山(焼山)に8月上旬登った時の登山記です。
豊平山は南区藤野の奥にあり、フッズスキー場のある豊栄山、電波塔のある豊見山と合わせ藤野三座と呼ばれる山塊の主峰となる山です。広い藤野側の駐車場の他、簾舞側からも、夏山ルートが整備されています。↓
札幌市内の天気は午前中曇り、午後から崩れる予報でしたのでの手軽に登れて比較的眺望があるこの山に藤野側から登ることにしました。
時間があれば札幌150峰の豊見山や野々沢に縦走したり、登り直ししたりもできます。
札幌都心方向から石山通りを藤野2条9丁目T字路を左に入り奥まで進むと豊平山、豊見山、野々沢山の登山者用駐車場があります。
ちなみにその奥は岡本興行さんの砕石工場ですので一般車は立ち入り禁止です。↓
本日の山レコはコチラ↓
距離 : 4.5キロメートル
高低差 : 430m
所要時間 : 2時間5分
休憩 : 19分
レベル : 初級
主なコースタイム
藤野登山口→ 6時5分,
7時1分→豊平山山頂→7時20分
8時10分→藤野登山口
手軽に登れるルートで私も数回利用しています。
登山口の奥に行く大きな道路は登山道では無く砕石工場に行く道路です。
いきなり森に入る登山道で、各ルートに標識がついています。
登ろうとすると岡本興行の関係者の方?、朝早く行くと、いつもお声がけしてくれる方が今日もいらした。
ソロの初入山者と見てお声がけありがとうございます。今年はこの辺に熊がでていないそうです。行ってきますと今回は豊平山直登ルートを進みました。↓
入山すると手作りのルート案内板があります。
このルートは遠回りの東面ルートと急傾斜ですが近い北尾根ルートがあります。
いつも登りは東面で下りに北尾根を利用します。
苦しい急登りが好きなには方は北尾根ルートがいいでしょう。↓
更に、藤野三座の登山マップもありました。
豊見山には途中の分岐を利用して縦走することができます。
豊栄山の縦走路は通行止めになっています。
ちなみに豊栄山は現在リフト工事のためスキー場より登山禁止となっていました。
豊栄山へはソリ持って冬か、来春行くことにしました。↓
渡渉の橋も手作り感満載で、登山者に優しいルートです。↓
しばし、緩やかで涼し気な沢沿いのロックガーデンを進みました。↓
いきなり、工場の道路と交差します。向かい側にピンクテープが付いてますのでそちらに向かいます。↓
再び静かな森に入りゆるゆると高度を上げ始めます。あと1キロの看板は励みになります。↓
分岐に到着しました。ここは遠回りでも緩やかな左に進みます。冬のスノシューは左オススメと書いてありました。冬の天気のいい日に登るのもたのしそうだ。↓
分岐を過ぎると静かなダケカンバの森の中を徐々に高度を上げだします。↓
案内看板に書いてあった四角いザレザレはこの箇所の事でしょう。落石注意箇所が一か所あり、登山道に落ちた石は取り除かれていますが、落石がたくさん落ちていました。↓
後半で、一気に高度を上げるので息が苦しいですが、一か所開けている箇所がありました。左に定山渓天狗岳、奥に余市岳、中央に烏帽子岳(手前に神威岳もあるのですが烏帽子と同化してしまっている)、木陰には百松沢山も見えていました。↓
烏帽子にパワーをもらい急傾斜を一気にラス登!↓
山頂に到着。本日の一番客となりました。ベンチや椅子などがありくつろげます。
先ずは山頂標識で記念撮影↓
二等三角点があります、お約束の三角タッチ↓
さて、眺望、曇り空でしたが、近場の空沼岳が良く見られたのは良かった。↓
若干、雲かかってしまったが、奥に中岳、無意根山、その横の長尾山が見える。
ハイマツ帯で冬ルートの稜線です。↓
手前に八剣山と八剣山北峰を見下ろす。烏帽子岳や百松沢山北峰と南峰、余市岳も見えました。↓
何度来ても、好みの山々が手軽に見られて楽しめるいい山です。↓
色気のない山行記録になりそうでしたが、山頂広場に白いツリガネニンジンが数凛自生していました。ここで繁殖していました。↓
ノリウツギも数か所で咲いてしました。↓
下ってやや進むと9.5合目の東面、北尾根ルートの分岐がでで来ます。予定通り北尾根から下りました。↓
かなりの急勾配でしたので、滑らないように慎重に下山しました。↓
途中、何か所か分岐があり、少々悩みましたが、無事下山。今回もGPSは山行記録をとっただけで取り出さず。初めてで、不安な方は東面の往復した方が安心できるかもしれません。安全登山で体力も装備も余裕有り、ダブルヘッダーしてから帰ることにしました。豊平山登山口、駐車場はコチラ↓
せっかく眺望のある山、焼山のテンクラはコチラ
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