北海道を代表する紅葉名所大沼公園、今年の秋は道南観光だと楽しみにとじゃらん検索でヒットしたのが名湯と美食が堪能できるリゾートホテル、「函館大沼プリンスホテル」。池越しに四季の景観を楽しめる名湯とフランス料理のコースディナー、豊富な種類のモーニングビッュフェで良い旅行となりました。道南観光の起点でちょっと上質の宿に宿泊したい時には便利なホテルです。
函館大沼プリンスホテルとは
函館大沼プリンスホテルは大沼国定公園の大自然に囲まれたリゾートホテル。みなみ北海道の大地で、癒やしと冒険の旅を提供しています。四季の移ろいのなか、五感で感じるアクティビティがまるで映画のワンシーンに入り込んだ感覚にさせてくれる宿です。生産者が大切に育て上げた地元の幸を使ったメニューでは、この一瞬を味わう食体験も堪能。日常を忘れさせてくれる心安らぐ感情に抱かれます。(公式サイトより)場所は七飯町にある国道5号線より大沼公園方向に曲がってすぐ、大沼公園の入口に有ります。初めての方は下のグーグルマップか「大沼プリンスホテルルート検索」でご確認下さい。↓
- 基本情報
- 住所.北海道亀田郡七飯町西大沼温泉
- 電話.0138-67-1111
- 公式サイト
館内設備
入口を入ると広くて明るいロビーが迎えてくれました。
リゾートホテルらしい高級感のあるロビーです。荷物を置いてチェックインを待ちます。
森の散歩道と言う散策路が整備されています。
1階の一角には読書コーナーがありました。
観光地を紹介するパネル展、新聞はこのコーナーで読むことができました。
売店はコンビニスタイルで函館で定番の箱菓子やいかめしが売られています。他にカップ麺やドリンク等。
宿泊者向けの自販機コーナーは各階にあるので便利でした。
アルコールは缶ビールのサッポロクラッシックの500mlが400円、350mlが300円とホテルとしては普通の価格帯。缶チューハイはアルコール度数7%の濃い目のレモンサワーが200円で販売されていました。
お部屋
ルームキーはカードタイプで一人一枚ずつです。オートロックでセンサーにかざすとロックが解除されます。↓
部屋に入ると明るくて茶色を基調にした高級感につつまれます。今回のお部屋は定員2人用のスーペリアツイン、24.6㎡でした。函館大沼に夏の湖面に彩を添える白い花「睡蓮」をカーペットにあしらっており、落ち着いたハイグレード感のあるお部屋でした。
ベット回りは照明、コンセント、時計です。
窓まわり、夜には樹木がライトアップされます。
客室からの眺望、天気がよければ駒ヶ岳も見えます。↓
足を伸ばしてくつろげるリラックスチェア。だらだらとスマホゲームするのに丁度良かったお気に入りの場所。
テレビとエアコン、もちろんwifi完備です。
ウェルカムドリンクのコーヒーとミネラルウォーターのサービス。↓
冷蔵庫はウェルカムドリンクの下にありました。中は空です。早速ミネラルウォーターを冷やすことにしました。
洗面台とアメニティはユニットバスとは別にお部屋にあり便利でした。↓
ユニットバス。↓
バスにはポーラのシャンプー、コンティショナー、ボディソープが備え付けられています。↓
洗浄機付きトイレ
トイレの裏に手洗いがあります。細かいところまで配慮されたお部屋でした。
館内着は動きやすい作務衣タイプ。夕食会場だけは作務衣NGとのこと。
では温泉へ、タオルを入れる手さげバックもありました。さりげないサービスも流石だなぁ。↓
温泉
温泉は地下一階にある西大沼温泉「森の湯」。ホテル敷地内の源泉から届く毎分270リットルの豊富なお湯は、素肌に優しい単純温泉。泉質はアルカリ性で疲労回復、神経痛、筋肉痛に効果があると言われいます。柔らかな無色透明のお湯はお肌によく、余分な油を落とし、古い角質をとる「乳化作用」があるといわれ、入浴するとすぐにつるつるすべすべ感が実感できました。↓
〇脱衣所
- 下足箱.有り
- 貴重品ロッカー.有無料 コイン不要
- 飲料.ウォーターサーバーで大沼天然水無料
- 備品.扇風機、デジタル体重計、ドライヤー
- アメニティ.化粧水、アフターシェープローション、整髪料、綿棒、テイッシュ、ブラシ
〇内湯
自慢のお湯は源泉100%・加水は湯張りの際に使用、加温は浴槽内で適温均一にするために使用。
- 泉質.単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
- 浴槽.主浴槽1槽 41.5~42.5℃
- 洗い場.ボディーソープ、シャンプー、ヘアコンディショナー、隣と壁が付いているので清潔感あり
- 眺望.ホテルの沼、庭園
〇露天風呂
ホテルの沼を見ながらのんびり浸かることができます。今回はアオサギが遊びにきていました。水面を眺めていると鯉もいました。
- 泉質.単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
- 浴槽.1槽
- 眺望.ホテルの沼、庭園
〇サウナ
無し。
〇休憩所
専用のお休み処は無し。
夕食
夕食は1階フロント裏にあるメインダイニングルームでコース料理をいただきました。
本日は8500円のスペシャリテと10000円のフュズィオン、2つのコースメニューが用意されていました。我が家はスペシャリテです。
席に案内され、早速本日のお飲み物メニューを確認します。先ずはフードメニューでした。コース料理の他、別料金のおつまみもオーダーできます。
次にソフトドリンク、ここはパス。
ビール、地酒、焼酎メニュー、地酒は120mlで1200円かぁ、瓶ビールで良さそうだ。
ウィスキー、ブランデーメニュー。↓
カクテル、グラスワインのメニュー、本格的なコースメニューだしグラスワインも頼めば良かった。
ボトルワインメニュー、私はそんなに飲まないけどゆっくりワインを楽しむ方もいるんだろうなぁ。
〇サッポロクラッシック
結局飲みなれたクラッシックの瓶ビール、1100円でした。
〇スルメイカと帆立貝のタルタル仕立て↓
オードブルは海鮮です。タルタルと言えばタルタルソースを真っ先に思い浮かべてしまうが生肉を刻んでソースを絡めていただく方の本当のタルタル仕立てでした。道南函館らしく素材はスルメイカと帆立貝。軽い口当たりでほんの一口、瞬殺して腹の足しにならないと思ったが食欲を掻き立てるのが前菜の仕事、良い仕事しています。私がおろかだった。
〇海峡サーモンのカルパッチョ 彩り野菜と共に↓
サラダはサーモンのカルパッチヨが付いた海鮮サラダ、大根、オニオン、レタス、ミニトマトなどをあっさりとしたソースでいただきました。
〇パン↓
〇チーズ2種↓
クリームチーズとカマンベールチーズのチーズ2種をハードタイプのパンに塗っていただきます。このパンとチーズめっちゃ美味しかった。パンはお代わりできるそうです。最初はお代わりしても食べられると思いましたが結局最後にお腹いっぱいになりました。おかわりしなくて良かった。
〇七飯町福田農園「王様シイタケ」入り茸のポタージュスープ↓
いよいよメインが始まります。先ずはスープから、このスープも美味しい。シイタケがめっちゃ柔らかくてプルプル、こんなシイタケ食べたこと無い。
〇鮑とズワイ蟹爪のバプール 白ワインソース↓
バプールとはフランス語で蒸した料理の意。魚料理にさりげなく鮑と蟹爪をつかっていて洒落ていました。鮑がめっちゃ柔らかく上品に蒸されています。
下にひかれているほうれん草が上品な白ワインのソースと良く合っている。パクチーも少々ありました。アクセントの焼きチーズも濃厚なチーズな香りとパリパリとした食感で楽しめました。
〇はこだて大沼牛のボワレ 赤ワインデミソース↓
付け合わせはマイタケ、カボチャ、ニンジン、ブロツコリー。
この肉がめっちゃ美味しい。これを食べるためだけに函館に旅行したいくらい。柔らかい赤身のお肉ですがサシの入り方も絶妙。赤ワインデミソースをたっぷりつけていただきます。
〇森町明井農園有機カボチャのモンブラン仕立て↓
デザートも口当たりがさっぱりと軽い、カボチャの自然な甘さが引き立ちお腹がいっぱいでもこれなら入る。
〇函館美鈴珈琲 ブレンドコーヒー
一品一品でてくる本格フランス料理のフルコース、不慣れな老夫婦は時間が余ると最初文句をいつていたが出来立てをゆっくりいただくのがフランス流。食べ終わるころにはすっかり満腹、フランス料理の美食で大満足。
朝食
朝食は3階のプリンスホールでいただきます。大人2700円のブッフェです。
品数豊富なバイキングです。パンが美味しいのでパン食も有力でしたが和食のおかずが豊富でおいしそうでしたので和食にしました。
サラダも必食ですがコーンドレッシングがめっちゃ旨い。豚丼のいっぴんに有るいっぴん畑というサラダにもコーンドレッシングがかかっていて、うまかったがこのドレッシングもコーンの風味が濃厚で美味しい。甘いコーンはドレッシングとすると美味しいなぁ。↓
ドリンクコーナーも種類豊富ですが真っ先にキープしたのが山川牧場の牛乳です。これも特濃で大沼公園ならでは。
それではごはんと味噌汁で和食をぐいぐいといだきます。
朝食バイキングの定番、焼き魚はホッケと鮭、おろし醤油でいただきます。↓
塩辛付きのイモバターはやはり美味しい。これもっと食べたいけど他にもいろいろあるし少な目。
出汁巻き玉子に温野菜、野菜にはガーニャパウダでいただきました。↓
朝ですがあるととってしまうジンギスカン。羊の風味も立っている好みのヤツです。個人的に朝食の一番はこれだな、朝からビールが欲しくなる。↓
メンチカツもサクサクでした。↓
函館の朝といえばやっぱイカでしょう、イカソーメンは外せない。↓
締めはヨーグルトとコーヒーで。
プリンスホテルは初めての利用です。先ずは夕食のフランス料理のコース料理が見事で楽しめました。朝食も種類豊富だし個人個人で様々に楽しめると思います。大沼公園の紅葉目当ての道南旅行ですが天気が今一つ、今回の旅行の主役はすっかりこのホテルでの宿泊となり満足いくものとなりました。ホテルの近くで手軽な散策路があるとのことで次回はそちらも楽しんでみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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