札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。
日高山脈の西側、旧静内、三石両町の町界に位置し、標高1027.4m、高さこそ1000m程ですが山頂からは日高山脈の一大パノラマが広がるピセナイ山に7月下旬登った時の登山記です。↓
日高にある北海道百名山の一座ピセナイ山、ヤマレコに記録したルートはこちら↓
距離 : 21.7キロメートル
高低差 : 1120m
所要時間 : 6時間53分
休憩 : 36分
主なコースタイム
静内ダム→ 7時56分,
10時16分→ピセナイ山登山口→10時21分
11時34分→ピセナイ山→11時51分
12時50分→ピセナイ山登山口→12時55分
14時49分→静内ダム
北海道の夏山ガイドでは1時間半程度の初級者向けの山と紹介されていますが、静内ダムから奥の林道が通行止めになることが多く、登山道に比べ林道歩きが多くなってしまった残念な山です。
今回の山行も以前の倍以上の距離となっていますが、山頂からの一大パノラマは一度は行く価値のある日高の名峰と思いました。
札幌からの早朝ドライブ、日高にきましたぁ~初夏の陽気ですが、日高方面は札幌に比べると涼しかったです。本日も登山楽しめそうです。↓
静内ダムを渡るとゲートがありました。
以前は車で通行できていたのですが本日は土砂崩れのため車両通行止め、施錠されていました。
先客はありません。
完全ソロで日高の山、熊装備を再確認して行くぞ。↓
通行止めの林道でしたので倒木も放置されていました。↓
車で入れないことは予習済み、相棒のチャーリーを同伴しました。(チャリンコじゃねーか。)下山は自動落下です。
3キロ程の林道はチャーリー同伴で、以前は車で進めたのですが今は仕方ありません。
チャーリーは奥のゲートまで。↓
路傍には元気なヒメジョオンが散見されました。↓
まだ登山道にはついてませんが、木陰が多く涼しくて快適なトレッキングとなりました。本日は日高に来て正解。↓
土砂崩れした林道、崩れた岩塊は取り除かれ復旧が進んでいて人が歩く分には問題ありませんでした。↓
またもゲートがでてきました、距離の案内が書いありました。
山頂では無く、ピセナイ山の登山口までさらに4キロあります。とにかく長い林道歩き。↓
この季節はあまりありませんが、路傍の花などを見ながらゆるゆると進むことにします。白い花が有りました。イケマのようです。↓
林道は荒れている箇所がありました。荒れた林道にアワダチソウが自生していました。↓
林道の中には水場がありました。
クールダウンしたい時には気持ち良さそうです。
とにかく綺麗な日高晴れ。全道的に猛暑の予報日でしたが、木陰の中なら涼しくて気になりません。本日の山選びは当たりかな。↓
がっつりと倒木がありました。林道自体は使用されなくなったように見えます。
けっこう荒れています。最初からロングの林道歩きと思えば気にならないです。↓
途中にはふかふかの苔の絨毯が布いてありました。
途中で大きな分岐がありました。しかし看板がでています。GPSに頼らなくても大丈夫でした。↓
歩き始めて2時間、ようやく登山口に到着しました。ここで小休止することにします。↓
いよいよ登山道です。
整理された綺麗な森でした。
登山道に入るとかなりの急登となりましたが、今まで標高100m当たりをだらだらと歩いていたので、高度を稼げてありがたい。
森の中は涼しく、まだ元気、少々の急登りは気になりませんでした。↓
2~3合目の間は緩やかに登っていきます。ここで呼吸を整えられてありがたい。↓
3合目から5号目までは急登りでした。所要時間は15分ほどで一気に登りました。↓
8合目まで高度を上げると視界が開けてきました。
ここから幾つかコブを超えて進みます。↓
振りむき、太平洋側を撮影↓
9合目、いよいよピークが見えてきました。濃い緑も目を楽しまてくれます。↓
登頂!北海道百名山ピセナイ山。誰もいないので絶叫します。↓
お約束の三角点タッチ↓
山頂から見る日高の山々の絶景に圧倒されました。
日高山脈中~南部方向の眺望
左にペテガリ山、中ノ岳、神威岳やトヨニ岳まで続く圧巻の日高山脈↓
日高山脈中部の眺望↓
手前のペラリ山を見下ろし太平洋↓
さて下山、道中にクルマユリが一凛、オレンジが目を引きました。↓
登山口までの下山は1時間ほど。
結構な急下りを一気に下りてきて足がつりそうでしたがギリギリ持った。
ふと体を見るとダニがついている。
日高の山々にこの時期のお約束。退屈な林道歩きですがダニを取りながらの撤収となりました。
自転車デポ地点に到着、自動落下ですが片手でダニを払いながら進みました。
本日も無事登山終了。
冷たいコーラでクールダウン、下山のダニ地獄にはまいってこの時期はもうやめようと思いました。誰もこないはずだ。
林道歩きは退屈でしたが、春か秋に再訪したい、絶景の山でした。
登山口は静内ダムの奥になります。
今回利用したゲートをプロットしましたが、ゲートが空いていれば次のゲートまで車で進めます。
ピセナイ山のテンクラはこちら
他の北海道百名山、登山記はこちらから↓
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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