yamapura’s blog

大人の遠足日記

秋だ!登山だ!紅葉だ! 初心者から本格まで札幌市内のオススメ紅葉登山道8選

札幌中心にマイペースで山歩きを楽しんでいるヤマプラです。今回は私の山行記録の中から札幌市内で特におすすめ、美しすぎて写真ばかり撮りまくり登山が全然進まなかった秋山登山道をご紹介します。登山は年齢、性別、経験、体力によって個人差が大きいので本稿は極力初心者向け、初めての方でも楽しめるよう、比較的安全なルートから徐々に難易度を上げて紹介していきます。美しい紅葉を愛でながらの森林散策はお安くストレス解消、健康増進することができます。スマホ片手に紅葉鑑賞の登山、お気に入りのハイキングコースを見つけてリフレッシュの一助になれば幸いです。いろんな山を巡るのも良いですが山の紅葉は上から始まり徐々に下に降りてきます。手軽に楽しめそうでお気に入りの山が見つかりましたら紅葉期間中通ってみて彩の移り変わり、お気に入り撮影ポイントをキョロキョロ探して楽しむのもオススメです。紅葉の写真はカラフルで重いのでやむなくブログ用に容量を原稿の30%程度まで落としていますが実際に現地で見る紅葉や生写真はもっともっと綺麗ですよぉ~。

目次

1.天神山

天神山緑地ルート 手始めにピッタリお手軽散策路

登山経験が全く不要な天神山からご紹介です。標高89mの天神山は札幌50峰に数えられているもののほとんど登山感はありません。ピークとなる相馬神社に向かう表参道はお祭時には出店で賑わうルート、駐車場が整備されている天神山緑地は人気の散策路です。お手軽ながらも美しい紅葉をゆっくりと楽しめるいい山ですので初心者の方は先ずはこの山から試して見て、リラックスできたり楽しかったり感動したら趣味として登山を始めてみても良いかもしれません。

天神山(円山より)

公共交通手段

市営地下鉄澄川駅→相馬神社参道入口 600m徒歩6分

市営地下鉄南平岸駅→天神山緑地駐車場 1100m徒歩15分

マイカー情報

天神山緑地駐車馳→北海道札幌市豊平区平岸1条18丁目1

料金.無料

天神山緑地駐車場

繁忙期には誘導員も出て向かいの広場も駐車場として開放されます。

所要時間

30分~1時間、気の向くままの散策路です。

登山難易度

初心者向け

見所

駐車場から右回りに相馬神社を目指すと美しい紅葉並木が見られます。↓

展望広場↓

天神山緑地から相馬神社に入れます。相馬神社の御神木シバクリの黄葉。↓

相馬神社から緑地に戻ります。日本庭園の紅葉。↓

天神山アートスタジオの横に八重桜の紅葉。↓

お隣の三吉神社との境にあるカエデの紅葉が一番見事です。天神山に行ったら是非探してみて。↓

特に決まった登山道では無くいろいろなルートが有る整備された公園です。ゆっくり散策してお気に入りの写真スポットを探して楽しむのも良いのでは。興味が出てさらに詳しく知りたい方は下の山行記録を参照ください。↓

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2.円山

八十八ヶ所コース 市民に大人気の自然歩道

動きやすい装備(体育の授業程度)であれば特に登山経験は不要な円山ご紹介です。都心にほど近く整備されて自然歩道を持つ標高225mの低山円山は登山愛好者のみならず円山公園で散策を楽しんでそのままの勢いで登っている方、リハビリでゆっくりと登っている方も見受けられる人気の登山道です。小さいお子さんからご年配の方まで登山者の絶えない円山で天気の良い秋のひと時、ゆっくりと紅葉を楽しむのも良いでしょう。

円山(旭山記念公園より)

公共交通手段

市営地下鉄円山公園駅→八十八ヶ所ルート入口 700m徒歩10分

マイカー情報

北海道神宮東(南1条)駐車→札幌市中央区宮ケ丘

料金.1時間無料 以後1時間500円

 

北海道神宮東駐車場

所要時間

40分~1時間 

登山難易度

初心者向け 八十八ヶ所ルート入口から山頂まで1km

見所

円山公園自体がすでに紅葉スポット、見事な桜紅葉が見られるので登山前ですでに見所豊富です。

南1条通りから登山口に向かいます。↓

円山公園のリスは人慣れしているのでシャッターチャンスも多いです。エゾリスと目があった。↓

エゾシマリスのモグモグタイム。↓

円山稲荷神社の横に八十八ヶ所ルート入口があります。円山の登山口は2箇所あります。少々遠回りになりますが気になった方はぐるっと回ってみるのも良いでしょう。

明瞭な登山道でイタヤカエデを初めとする紅葉を見ながら散策を楽しみます。

天気の良い日に円山公園をぐるっと散策して見て回るのもオススメです。興味が出てさらに詳しく知りたい方は下の山行記録を参照ください。↓

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3.三菱山

盤渓市民の森ルート シラカバ黄葉が見事な穴場の軽登山道

盤渓スキー場が有る標高482mの三菱山は冬山の方が有名ですが盤渓市民の森から山頂に向かう夏山登山ルートがあります。広い盤渓市民の森の自然歩道をゆるゆると登りスキー場のリフトから一気に山頂を目指します。スキー場からの眺望が良いので登山客も見られますがそう人気があるわけではありません。しかしシラカバの自生が多く見られたので秋に行ってみると大正解。見事なシラカバ黄葉を楽しむことができました。穴場の軽登山道が気になる方には良いルートだと思います。他の客がいないかもしれませんので複数で行くか、熊よけの鈴など熊対策は必要な山です。

三菱山(五天山公園より)

公共交通手段

ばんけいバス→地下鉄円山駅より円山線終点盤渓 徒歩700m11分 7時から18時まで1時間に1本

マイカー情報

盤渓市民の森駐車場

料金.無料

 

盤渓市民の森駐車場

盤渓市民の森

所要時間

1時間30分 

登山難易度

初心者向け 盤渓市民の森入口から山頂まで2.2km

山頂に向かうルートはいくつもありますが1,2,3,4,5,6と進み6と7の間から山頂に向かうのが一番楽です。↓

見所

盤渓市民の森の広い自然歩道でイタヤカエデの紅葉が貸し切り状態。

黄色やオレンジの散策路。

見事なシラカバ黄葉。↓

熊対策は必要ですがあまり人のいない場所でゆっくり散策したい方には良いルートです。さらに詳しく知りたい方は下の山行記録を参照ください。↓

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4.藻岩山

旭山記念公園コース 人気の本格紅葉登山道

藻岩山は標高531m、札幌市民はもとより北海道でもっとも人気のある山です。登山道は5つ整備されていますが紅葉を楽しみながら登ることに焦点を当てて厳選、小林峠ルートと悩みましたが今回は都心からのアクセスが良く広い駐車場が便利で人気の高い旭山記念公園ルートをオススメすることにしました。

藻岩山(砥石山より)

公共交通手段

JR北海道バス→地下鉄円山駅より旭山公園線(円13、循環円13)で約15分、「旭山公園前」下車、徒歩約4分(レストハウスまで)

マイカー情報

旭山記念公園駐車場 2箇所

料金.無料(夜間閉鎖)

旭山記念公園第一駐車場

所要時間

2時間30分 

登山難易度

初心者向け 森の家登山口から山頂まで3.9km

旭山記念公園の第2駐車場がこのルートの登山口ですが紅葉を楽しむなら第1駐車場にとめて公園内も見て回るのがオススメです。距離が徐々に増えてきましたが山頂に着けばトイレや自販機も有る整備された登山道ですので初心者の方でもがんばれば登れるルートです。駐車場から公園の森の家を目指します。森の家の横の階段が登山口で山頂まで3.9キロです。

森の家

見所

このルートなら旭山記念公園の綺麗な紅葉も楽しむことができます。↓

登山道に入るとシラカバ黄葉が迎えてくれました。↓

イタヤカエデのオレンジも見られます。↓

距離も長くなり写真ばっかり撮っていると時間がかかりますが登山客の絶えることが無い人気のルートで半日紅葉散策を楽しみたい方には良い登山道です。さらに詳しく知りたい方は下の藻岩山登山道案内旭山記念公園ルートを参照してください。

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5.朝日岳

岩戸公園コース 渓流紅葉だけじゃもったいないお手軽登山道

朝日岳は標高598.1m、定山渓温泉街の北側に位置する低山です。藻岩山よりも標高が高いですがスタート地点がすでに標高300mありますので登山自体の難易度は藻岩山よりも低いです。月見橋や月見吊橋など定番の渓谷紅葉スポットのすぐそばに実はこちらも紅葉の綺麗な軽登山道が整備されているのです。眺望が無く有名な登山道ではありませんが山腹の紅葉を見て歩くのに良いルートです。

朝日岳(札幌湖第一展望台より)

公共交通手段

じょうてつバス→地下鉄さっぽろ駅、真駒内駅より第一ホテル前下車下車、第一ホテル向かって左隣の坂を上ると定山渓岩戸公園が登山口

マイカー情報

定山渓公共駐車場から700m、徒歩10分

料金.無料

定山渓公共駐車場が混んでいる場合は夕日岳登山で利用した定山渓神社の無料駐車場を利用することもできます。

所要時間

1時間30分 

登山難易度

初心者向け 岩戸公園入口から1.9km

登山口は豊林荘コースと岩戸公園コースがありますがよく利用されるのは岩戸公園コースです。道幅が狭い登山道ですが山頂まで1.9キロ、比較的緩やかな登山道ですので初めての方はそちらがオススメです。慣れてきたらぐるっと回って定山渓園地を見て回ることもできます。

見所

登山口に向かう途中、月見橋から定番の渓谷の紅葉を見ることができます。↓

登山口は定山渓岩戸公園にあります。定山渓内の細かい経路が不安でしたら「定山渓岩戸公園ルート検索」でご確認下さい。第一ホテルの向かって左手の坂を上ると公園が出てきます。↓

道幅は狭いですが登山道は明瞭な一本道です、高度を上げると渓谷よりも一足早く見頃の紅葉を楽しむことが出来ます。↓

カラフルな登山道が続きます。

眺望はありませんが紅葉の時期には登山客も増える手軽な良い登山道です。さらに詳しく知りたい方は下の山行記録を参照してください。↓

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6.小天狗岳

定山渓ダムコース ダム湖に紅葉見どころ豊富な登山道

小天狗岳は標高764.7m、定山渓ダムの西隣に位置する山です。スタート地点がすでに標高300mあり登山時間は1時間ほどと初心者向けの難易度判定となりますがかなりの急勾配が延々と続く本格的な登山道です。ダム下流園地の紅葉や山頂付近から見下ろすキラキラのさっぽろ湖等、天気が良ければ見どころが豊富な登山道です。

子天狗岳(定山渓ダム園地より)

公共交通手段

じょうてつバス→地下鉄さっぽろ駅、真駒内駅より第一ホテル前下車下車、定山渓ダム下流園地まで徒歩30分

マイカー情報

定山渓ダム下流園地駐車場

料金.無料(午前9:00~午後5:00)

定山渓ダムに向かう途中の橋からも渓谷の紅葉を楽しむことができます。

所要時間

2時間10分 

登山難易度

初心者向け 定山渓ダム下流園地第2駐車場から片道1.8km

登山口はダム資料館横から整備された定山渓ダムコース1本のみ。先ずは最上部にあるダム資料館に向かいます。

見所

園地自体が紅葉スポットですので最初から楽しむことが出来ます。↓

ダム資料館横の登山口。↓

登山道に入ると赤、オレンジ、黄色、緑と、とてもカラフル。

紅葉ロード。↓

黄葉、オレンジロード。↓

高度を上げると視界が開けさっぽろ湖も眺めも楽しめます。↓

苦しい登りが続く本格的な登山道ですが汗をかいた分達成感があります。特に紅葉の時期はすこしのんびりと、時には足を止めて紅葉をたのしみながら登るのがオススメです。さらに詳しく知りたい方は下の山行記録を参照してください。↓

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7.砥石山

小林峠コース 都心にほど近く明るい本格登山道

砥石山は標高823.6m、札幌市中央区と南区の境となる山です。砥石山の登山コースは3つ整備されており、やや距離の短い中の沢コースも人気ですが紅葉を見て歩くなら明るい尾根歩きの小林峠コースがオススメです。山頂から徐々に紅葉のピークがスタートし中腹や麓の紅葉も綺麗なコースですので比較的長い間秋山登山を楽しめます。

砥石山(野々沢山より)

公共交通手段

じょうてつバス→地下鉄真駒内駅より山水団地前行き終点下車 小林峠まで1500m徒歩20分

マイカー情報

小林峠駐車帯

料金.無料

所要時間

4時間30分 

登山難易度

初級者向け 小林峠登山口から片道約5.2km

同じ初級者向けの手稲山平和の滝コースよりは難易度が低いので手稲に行く前にこちらで体力を試してみるのも良い順序だと思います。

登山口

見所

紅葉のピーク時には登山道自体が自然の美術館となる小林峠コース。タイムにこだわらずじっくり見て歩くのがオススメです。

途中、藻岩山に連なる樹海の紅葉。↓

尾根歩きルート明るいルートです。

ふかふかの紅葉絨毯をさくさくテケテケ、それだけで十分。↓

お気に入りの砥石山小林峠ルート、この時期毎年通っているのですがこの時期の砥石山を知ってしまうと他の時期に登りたく無くなってしまう魅力があります。さらに詳しく知りたい方は下の山行記録を参照してください。↓

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8.神威岳

百松沢林道コース 感動の絶景広がる道央の名峰神威

神威岳は標高983m、札幌市南区に有る頂上に岸壁を巡らせているのが特徴的な山です。神威岳の登山コースは夏山ガイドに記載されているルートは百松沢林道コース1つですが近年距離の短いコビキ沢コースも整備されるようになりました。本稿では豊平川の渓流や林道の紅葉すらも見どころとなる百松沢林道コースを紹介します。

神威岳(烏帽子岳より)

公共交通手段

じょうてつバス→地下鉄真駒内駅より定山渓行きで百松橋下車

マイカー情報

入口となる百松橋は車両通行止め、札幌から走り百松橋手前の取り付け道路のスペースを利用

百松橋手前の取り付け

所要時間

5時間10分 

登山難易度

初級者向け 百松沢橋から片道約7km

百松橋

入口付近の案内標識。ヒグマには十分注意されたし。↓

見所

豊平川の渓流を見ながらのスタートとなる。帰りにも再び見ることができる見事な紅葉は良い登山の思い出となるでしょう。↓

下山者を迎える百松橋の紅葉。↓

百松沢林道からも渓谷や砥石ダムの紅葉を楽しむことができます。↓

コースの半分は平坦な林道と短絡路歩きだが秋のこの時期は見どころに困らない。↓

秋の登山道。

序盤の渓谷や砥石ダム、林道から最後の登山道、そして山頂からの眺望も見事でまさに道央の名峰です。さらに詳しく知りたい方は下の山行記録を参照してください。↓

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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