yamapura’s blog

大人の遠足日記

天神山(札幌50峰)登山 相馬神社、天神山緑地と秋の紅葉巡り

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

今回は札幌市豊平区平岸地区の修景名所、天神山に地元の私が登った登山記です。

天神山は標高89.0m、札幌市豊平区平岸にある低山ながらも札幌50峰に数えられている山です。

小学生の頃は遺跡の発掘で歴史の学習したり相馬神社祭りの相撲大会で団体優勝したり、秘密基地を作ったり、冬はもちろんソリ遊び、地元人々が何かと集うお山です。

平岸の住宅街の中でポツンと緑の小高い丘となっており、その山容は円山等から見ることがでます。↓

天神山(円山より)


澄川側から登る登山路もありますが駐車場があるわけでは無いので徒歩利用者専用ルートです。

主な登山道としては山頂にあるパワースポットとして知られる相馬神社の表参道、平岸街道から登ることができます。

又、札幌市により天神山緑地として緑地公園が整備されていおり、春は桜、初夏には天神藤、そして秋には紅葉を楽しむことが出来ます。

表参道の駐車場はスペースもそう広くないので、ゆっくり散策を楽しみたい方は天神山緑地の駐車場が便利です。

今回は秋の天神山緑地巡りを楽しむ散策ルートを紹介することにしました。

参考までに山行記録はこちら、公園内に詳しい案内板がありますので特にスマホでルート確認する必要ありません。(登山日10月29日)↓

距離 : 1.8キロメートル

高低差 : 200m

所要時間 : 30~60分

 

主なコースタイム

天神山緑地駐車場→14時00分,

14時22分→相馬神社→

14時59分→天神山緑地駐車場

のんびりと1時間ほどかけて、地元のよさを改めて味わえるいい散策となりました。

 

休日の午後、天神山緑地の紅葉を眺めながら天神山に登ることにしました。

広い駐車場がありますが先客多数、下山した時には満車になって管理道路に行列ができていました。

天神山緑地

天神山緑地駐車場

 

駐車場の向かいにある広場に見事なイチョウ黄葉が見えました。

 

案内図を確認します。

右回りで展望広場を経由して相馬神社に参拝に行くことにします。↓

天神山緑地案内図

 

天気も上々、紅葉の園路を散策開始。↓

 

赤、黄色、緑、微妙な紅葉具合でみなさん写真撮影。↓



風情のある散策をのんびりと散策を楽しみます、登山感はゼロです。↓

 

ミズナラの黄葉も綺麗でした。↓


紅葉を眺めながらあっという間に展望広場です。↓

展望広場

 

山名標識がありますのでここで記念撮影↓

 

展望広場から見えるの奥のピークは手稲ネオパラ山でした。

手稲山本峰は木で隠れています。

市街地の後ろに三角山円山など。

ネオパラ山方向

 

展望広場を離れ相馬神社にお参りに行くことにします、美しい散策路でした。



相馬神社の敷地に入ると見事なシバクリが2本あり綺麗な黄葉が見られました。

 

手前にあった2本のシバクリも見事でしたが、相馬神社の御神木のシバクリは枝張りや幹回りはさらに立派でした。

幹周の直径は121㎝、高さ15m、推定樹齢は300年以上です。

これからも天神山の奥から静かに地元平岸を見守っていくことでしょう。↓

御神木 シバクリ

 

相馬神社に参拝に伺います。

相馬神社

 

参拝ですが、正式の拝礼の作法について案内があるのでここで学ぶことができます。

 

GPS上による山頂は神社の裏手です。

以前探りましたが神社の裏庭で特になにがあるというわけでは無いので相馬神社参拝をもって登頂とみなしていいでしょう。

札幌50峰天神山登頂。↓

相馬神社

 

天神緑地に戻りました。

緑地の一角に小さいながらも日本庭園が整備されています。↓

日本庭園

日本庭園の池と滝

日本庭園を出て天神山アートスタジオり前から次の見どころ確認、さくら林やシラカバ林、遊具広場などがあります。↓

天神山アートスタジオ前からさくら林に向かいます。

天神山アートスタジオ

すぐにさくら林に到着しました。

八重桜の紅葉も丁度見頃でした。

天神緑地には300本を超える八重桜やエゾヤマザクラが植林されています。

春にも散策に来ることにしよう。↓

さくら林から階段を下りました。

階段

遊具広場に到着しました。コンビネーション遊具、ミニスベリ台、砂場、スプリング遊具、背付きベンチ等です。ブランコはしまわれていましたが他の遊具は使用できます。

遊具広場

遊具広場の横にシラカバ林があります。ギリギリでシラカバ黄葉も見ることができました。↓

シラカバ林

メインの散策路にでます。沿道に見事な紅葉。↓

沿道の案内板で次の見学スポットを確認します。久保栄文学碑と石川啄木による平岸林檎園記念碑があるので立ち寄ることにします。↓

案内看板

まずは久保田栄の林檎園日記という文学碑がありました。久保田栄は昭和初期に活躍した地元札幌の劇作家です。昭和40年代まで天神山の麓、澄川方面には林檎畑が広がっていました。↓

久保栄文学碑

 

針広葉混在の散策路を奥に進んでみます。↓

ベンチもある広場になっていて石碑がありました。↓

石川啄木の読んだ俳碑があります。調べてみましたが平岸と啄木は直接関係はありませんでした。

大平天満宮との境に植えられた紅葉のなんと見事なこと。特に何の看板も無く、周知度もほとんど無いですがここは平岸山緑地最高の紅葉スポットと感じました。↓

天神山の三角点は山頂では無く大平天満宮の横に有ります。三等三角点平岸。↓

思った以上に見どころの多い散策路でした。メイン通路に戻り最後に北海道最古の藤棚を見学して帰ることにします。帰りの散策路も綺麗でした。

 

 

道中から手稲山本峰が望まれる箇所がありました。

手稲山

藻岩山を見れる箇所もありました。毎朝自宅から確認する手稲、藻岩の両座を地元の天神山から見られてなんとなく一安心。↓

藻岩山

 

階段を下り名所、天神藤に向かいます。↓

樹齢200年を超える北海道最古の藤棚です。初夏のころには艶やかな花が楽しめますが今回は藤棚黄葉バージョン。↓

天神藤

散策路にもそろそろ終盤です。

ぐるっと天神緑地をまわって本日も安全登山。

危険な箇所は一切見当たらず散策路として多くの方々にオススメしたい地元、平岸の修景名所です。

天神山緑地駐車場はこちら↓

随時更新、他の札幌150峰登山記事はコチラから。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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