アフターコロナで各宿が強気の価格設定をする中、7月の3連休でも比較的リーズナブルな価格で押さえることができた湯の川観光ホテル祥苑。北海道を代表する温泉街、湯の川の源泉かけ流し、熱々の名湯、その後にキンキンに冷えた生ビールのノミホが宿泊料に含まれておりこれだけで十分楽しめました。酒代で自分の小遣いが減るのが気になる方にはオススメの宿です。
湯の川観光ホテル祥苑とは
湯の川観光ホテル祥苑は全国で温泉ホテルを展開している伊藤園ホテルズグルーブで道南を代表する温泉街、湯の川温泉に位置する大型の観光ホテルです。自慢のお湯は青森ヒバを使用した「千勝の湯」、御影石を使用した重厚な造りの「清涼の湯」と趣の異なる2つの大浴場で楽しむことができます。↓
- 基本情報
- 住所.北海道函館市湯川町2丁目4番20号
- 予約受付.0570-030-780
- 予約受付時間.9:00~20:00
- 公式サイト
- Google口コミ☆3.7(1963件)
- じゃらん口コミ☆3.8(3725件)
- 飲み放題愛好者よりリピートしたいと高評価。私も同意見、リーズナブルにお酒と温泉でゆっくり楽しみたい方にぴったりな宿です。
館内設備
大型観光ホテルらしくカラオケ、卓球、ゲームコーナ等一通り揃っていますが今回は利用しませんでした。気になったのが地酒の販売、夕食までのひと時をお部屋でゆっくりお酒を楽しむことができます。お値段もそうお高く無く小遣いでひょいと購入できる程度でした。↓
宿の日本庭園を見ながら休めるいやし処があります。風呂上りにここでビールも良いが今回は夕食でビール飲み放題、今回は我慢することにしました。
自販機コーナーと喫煙コーナーの方に行ってみました。アルコールの自販機もここにあります。↓
缶ビールの品揃えは上々です。サッポロクラシック、黒ラベル、アサヒスーパードライ、キリン一番搾りと人気の銘柄4種類。500mlが370円とホテルとしては良心的な価格です。ホテルのすぐ近くにローソンもあります。
同じく350mlが270円です。
缶チューハイは180円、ハイボールは210円から有りました。↓
ソフトドリンクは一般価格です。↓
マッサージ機も完備です。
広いスペースの売店にはシャンプーや石鹸、函館のお土産やホテルのオリジナル商品が揃っていますので他で見て歩く時間の無い方はここで揃えることもできます。
お部屋
今回のお部屋は和室。すでに布団はセットされています。
冷蔵庫の中は空、中のダイヤルが切になっていますので使用する方はダイヤルを回してから利用することになります。
温泉饅頭が用意されています。
エアコン、Wifi、ウォシュレツト付きユニットバストイレなど一通り揃っているので滞在中は快適に過ごせました。バスにはシャンプー、コンディショナー、ボディソープがあります。部屋からの眺望は無いお部屋でした。
館内着は中サイズの浴衣が有ります。小や大サイズはフロント横の棚からもって来ることになります。
温泉
湯の川温泉街に位置する祥苑ではもちろん大浴場でその名湯を楽しむことができます。清涼の湯と千勝の湯、2つの大浴場は時間制で入れ替わります。違いは清涼の湯がブラックシリカの湯、千勝の湯が寝湯になっていることです。どちらも中央に八角形の源泉かけ流しの浴槽が用意されています。源泉の湯はかなりの熱さでした。↓
〇脱衣所
- 下足箱.有り
- 貴重品ロッカー.有無料
- 飲料.ウォーターサーバーで水無料
- 備品.扇風機
- 化粧台.アフターシェーブローション、ヘアトニック、ヘアリキッド、乳液、カミソリ、ヘアブラシ、無料ドライヤー、売店販売品の試供品
〇内湯
- 泉質.ナトリウム塩化物泉
- 浴槽.源泉かけ流し高温湯(体感42℃)、高温主浴槽(41℃)、低温主浴槽(39℃)、ブラツクシリカ中浴槽(清涼の湯、体感40℃)、寝湯(千勝の湯、体感40℃)
- 洗い場.ボディーソープ、シャンプー、ヘアコンディショナー(桜馬油)有り
- 隣と壁が有る2人掛け洗い場6・一人掛け洗い場4
- 眺望.無
〇露天風呂
- 泉質.ナトリウム塩化物泉
- 浴槽.主浴槽(体感40℃)
- 眺望.無し
〇休憩所
ロビーに日本庭園を望むお休み処が用意されている。
夕食
夕食は和洋中のバイキング。生ビールや地酒も70分飲み放題なのが飲兵衛に嬉しいプラン。普段は飲まないという方々もファーストドリンクは無料の生ビールを堪能していました。久々の冷え冷えキンキンの生ビール、しかもタダでめっちゃ気に入ったご様子。お酒は好きだが普段は家事や子育てで忙しく飲んでる暇等無い奥方へのプレゼント、命の洗濯にオススメの宿です。ライブキッチン等の派手な演出はありませんがスペースいっぱいに和洋中にバランスのとれたメニュー構成でコスパも良く満足いくものでした。
- 〇和食
- 握り寿司(マグロ・サーモン・イカ)
- 刺身(マグロ・サーモン・ブリ・ヤシロ貝)
- 肉豆腐
- ブリ大根
- 茶碗蒸し
- 天ぷら(イカ・カボチャ)
- 山菜そば
- ラーメン
和食ではお刺身とお寿司が外せません。カボチャの天ぷらと肉豆腐がなかなか美味しかった。
- 〇洋食
- ローストポーク
- サーモンのカルパッチョ
- エビフライ
- ポテトフライ
- ハンバーグ
肉料理はそう多く無かったがローストポークは柔らかくて美味しかった。ポテトフライとハンバーグはとらなくても良かった。エビフライのタルタルソースはさっぱりとして美味しかった。
- 〇中華
- 春巻き
- 肉まん
- マーボー豆腐
- 焼きソバ
中華からはマーボー豆腐と焼きそばを少々とりました。マーボー豆腐はまったく辛くありません。ヤキソバは昔ながらの味わい、ビールのお供にもなるし焼きそばはあるとついついとってしまう。
- 〇冷製
- 生サラダ(キャベツ、オニオン、ブロッコリー、コーン)
- マカロニサラダ
- 棒棒鶏
サラダのドレッシングはゴマ、サウザンアイランド、フレンチと3種類用意されていました。
- 〇デザート
- アイスクリーム
- プリン
- ゼリー
- シュークリーム
- 果物
- 〇飲み放題
- 生ビール
- 地酒
- ソフトドリンク
なんといっても夕食の目玉はセルフサービスで生ビールの飲み放題。ビールサーバーからボタン一つでフレッシュな生ビールときめ細やかな泡が注がれます。風呂上りにサイコー。地酒も辛口、中辛、甘口と4種類程ありました。のん兵衛はオチョコなど使わずコップでいただきます。ビールでお腹いっぱいでデザートは食べられなかったが後悔など微塵もありません。
スタンダードなバイキングプランの夕食をもう少しランクアップしたい方へは別料金で毛蟹やステーキ、ジンギスカン等が別料金で1100円から用意されています。道南ひこま豚のステーキやジンギスカンなら1100円で追加できる、夕食の酒代がかからないしもう少し肉を食べたかったので次回はこちらも試してみたくなりました。
朝食
朝食は和食を中心に多くの種類が用意されていました。特別感はありませんがヘルシーに行くなり豪快に盛るなり好みで楽しむことができます。
サラダは夕食と共通ですが一日の始まりに欠かすことはできません。香の物は沢庵、キューチャン、梅干しです。↓
洋食コーナーからは定番のミートボールとソーセージ、ポテトフライ、ジャーマンポテト。スクランブルエッグもあったが丁度交換していてとれませんでした。
和食コーナーには焼き魚。シシャモと塩サバ。カマボコもとりました。
中華コーナーからは焼売と茄子とピーマンの味噌炒め。
ホテルに宿泊してどうしても試したくなるのがホテルカレー。ここは甘口でタマネギとジャガイモがゴロゴロ入ったカレーでした。辛さは自分の好みと合わなかったがコク深くて美味しいカレーです。
最後にデザート。フルーツカクテル、オレンジ、ヨーグルト等定番のものでした。
結局朝から食べ過ぎてしまったが函館観光の起点に又利用したくなる良い宿でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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