yamapura’s blog

大人の遠足日記

岩内温泉 いわない高原ホテル 源泉かけ流しの名湯と料理絶品の宿

定期的に道内各地の温泉旅行を楽しんでいるヤマプラです。

今回は正月の連休を利用して名湯岩内温泉で家族サービスした旅行記です。

岩内温泉はニセコ連邦の最西端に位置する岩内岳の麓にある温泉郷でいわない高原ホテルはその一番高台にあります。

いわない高原ホテルは岩内温泉郷の中では比較的リーズナブルでサウナ付き源泉かけ流しの大浴場と外れのない旬のもの、地のもの、新鮮さにこだわった料理が自慢の宿です。また初めて宿泊した時にスタッフの方々に大変気遣かってもらい、気に入って何度もリピートしている宿です。

正月の連休を利用しての利用であいにくの雪模様、周辺散策は出来ませんでしたが使い勝手のいい館内設備や名湯、料理を楽しむいい正月旅行となりました。↓

岩内高原ホテル

 

館内設備

フロントの奥に広い窓を持つ宿泊者専用ラウンジがあります。

屋外の展望テラスに出ることができて天気のいい日には日中は積丹半島、夜には函館、札幌、小樽に続き北海道四大夜景と言われる岩内の夜景を楽しむことができます。

宿泊者専用ラウンジ

 

夜間は吹雪模様でしたが明け方早起きするとガスが取れた瞬間がありましたので靴をもって展望ラウンジに出て撮影できました。

展望テラスより岩内の夜景

 

ランンジの正面横に宿泊者用のアメニティが用意されています。

浴衣は中サイズが部屋に用意されていますが、小や特大が必要な方はこちらから持っていきます。↓

宿泊者用アメニティコーナー

ヘアブラシ、ひげそり、歯ブラシなどが用意されています。

ひげそりクリームの他、ひげそり自体にカミソリ負け防止の潤滑油が仕込んであるものを採用していて、ここはポイント高いです。↓

浴衣で足元の冷えが気になる方用に足袋も用意されています。↓

足袋

 

ラウンジの左手には小さなゲームコーナーがあります。

ヨギボーやハンモック、引き出しの中に玩具が用意されています。

小さなお子さんを遊ばせることができます。↓

ゲームコーナー

 

マッサージチェアや乗馬式のトレーニングマシンもあり、滞在中は無料で利用することができます。

マッサージチェア

トレーニングマシン

 

ラウンジの奥がいつでもコーヒーというスペースになっており、こちらも滞在中はコーヒーやポップコーン、チョコレート等菓子の無料サービスを受けられます。↓

いつでもコーヒー

水、氷、電子レンジ

種類豊富なコーヒーメーカー

コーヒーメーカー

サービスの菓子類

サービスのミニゼリー

 

岩内の風景が印刷されたポストカードがありました。

好きなポストカードを選んで無料でハガキが出せるサービスも行っていました。↓

レターサービス

 

売店はそう大きくありません。

夜食用のカップ麺の他、浴場で使用されているシャンプーやトリートメントなど馬油製品を中心としていいものが取り揃えてありますので使用してみて気に入った方は購入することができます。↓

売店

岩内ブルワリー&ホテルで製造されているクラフトビールもこの売店で購入することができます。

その他のビールは札幌クラシックの缶ビールが350ml缶で300円、500ml缶で400円でした。

館内の自販機にはアルコールが見当たらなかったので風呂上りのビールの購入は売店のみです。↓

岩内クラフトビールメニュー

ビールの販売

 

客室

客室は畳の上にベットがある過ごしやすい部屋でした。

Wifiも利用できます。↓

黒松内の美味しい水は嬉しいサービスでした。↓

エアコン完備です。

今回天気はいま一つでしたが窓からは岩内の街並みや積丹半島を見ることができます。↓

 

温泉

温泉で特筆すべきはその泉質です。

山から湧き出る炭酸水素塩泉は源泉かけ流しです。

美肌効果の他、近年の専門家による調査により多くのミネラルを含む類まれな温泉であることが判明しました。

内風呂の温泉は大きな主浴槽とやや温度が高めの長寿の湯と称する1~2名用の浴槽の2槽です。

7~8名程度が定員と思われる高温サウナも併設されています。

水風呂は一人づつ入るタイプで、体感温度はかなり冷たいです。

露天風呂もありますが、今回は危険防止のため閉鎖されていました。↓

大浴場(公式サイトより)

 

宿泊者は大浴場の他、50分間無料で貸切風呂を利用することができます。

夜景を楽しめる銀の湯と露店の寝湯で星を眺めながらのんびり浸かる星の湯の2種類用意されており、受付の時に申し込み、空いている時間帯で利用できます。

星の湯の寝湯が心地よく、私は星の湯を毎回利用しています。↓

貸切風呂 星の湯(公式サイトより)

 

泉質について↓

 

備え付けのシャンプー、コンディショナー、ボディソープは大浴場と同じで馬油でした。↓

 

夕食

夕食時間は午後6:00からと7:00から選びます。

夕食会場は1階のレストラン積丹で、部屋番号毎にセットメニューが用意されています。献立表は無かったので見たままに食レポ。↓

夕食のセットメニュー

先ずは飲み物をオーダー、岩内のクラフトビールもあります。

飲み物メニュー

今回の私の選択は冷酒、「いわない怒涛」がありました。

すっきりとした飲み口で和食中心のメニューに良く合います。↓

いわない怒涛

食前酒

・梅酒

考える間もなく口が勝手にあっという間に飲んでいました。↓

 

先付け

・季節の品6品

見た目も艶やかでそれぞれ一口ずつ、食材や味付けが吟味されていて食欲を掻き立てる一皿でした。↓

季節の六品

鮭の塩辛、絶妙の塩梅、鮭も良いものでしょう。

食欲が増してくる一品でした。↓

有頭海老の塩ゆで、定番ですが外さない先付けです。↓

子持ちコンブはコリコリ食感が楽しい一品。↓

蛸頭の柔らか煮、程よい弾力がある蛸の頭をいい塩梅で煮付けてありました。

冷酒が進みます。↓

もずくキュウリ酢、海藻とお酢で豪華な献立の中にもヘルシーな一品が有難いです。↓

ツブ焼き、磯の風味が強くてコリコリ食感、こちらも冷酒が進む定番の美味しさでした。↓

 

小鉢

・カニ豆腐

食べた瞬間しっかり磯の香がうれしい不意打ちのカニ味噌、さすがの一品でした。

 

鍋物

・豚しゃぶ

野菜がたっぷり盛られたしゃぶしゃぶ鍋です。

海鮮料理自慢のお宿ですが海鮮だけだと飽きてくるところで温かいお肉の登場。

客のニーズをしっかりとらえた定番の献立です。

豚肉も美味しかったのでこだわり等あれば聞いてみたいところ。

大き目にカットされた豚肉の下にお野菜たっぷりです。↓

着席と同時に着火してもらったしゃぶしやぶ鍋が一煮立ちしたところでお野菜を全投入して先に食べ少し減らしました。

お肉はすぐに煮えるのでタイミングを計り投入します。↓

豚肉はすぐに煮えます、煮過ぎないよう火が通ったところで取皿に移します。↓

つけタレはしゃぶしやぶの定番、ポン酢です。

甘い豚肉の脂身と爽やかでさっぱりとしたポン酢が良くあっています。↓

豚肉は2枚、1枚ずつ食べ頃を逃さないように仕上げました。↓

 

お造り

・たつかま、マグロ、ホタテ、白身、サーモン、エビ

鮮度抜群で美味しいお刺身です。

前回は4品でしたが今回はパワーアップしていました。↓

たつかまは新鮮なスケソウダラの白子(たち)をカマボコにした岩内町の特産品です。

11月から2月までの限定生産でクリーミーで濃厚な味わいで売り切れることも多く幻のカマボコと呼ばれているそうです。↓

ホタテは肉厚で新鮮なものです。

甘くてぷりぷりで美味しい。↓

まぐろやサーモンも程よく脂がのってとても良いものでした。↓

 

焼物

・鮑の踊焼

お宿の夕食人気を支える定番の焼物メニューです。

生きている鮑を卓上で仕上げます。

今回も踊焼を目で楽しみました。↓

徐々に熱がってうごめいています。↓

焼き上がりました。このまま噛みしめても磯の風味をダイレクトに楽しめて良いものですが今回はサービスが追加されていました。

「お切りしますか?」とのスタッフさんのお声掛け。

今までは直火から直接口に入れてかみ切っていました。

磯の風味が強く熱々で美味しいのですが食べづらく、噛み切る際に飛び出る汁で火傷しないよう注意が必要という難点がありました。

この汁も旨いし、旨さ優先で個人的には気にしていませんでしたが今回は客の要望に合わせて選べるサービスが追加されていましたのでカットしてもらうことにしました。↓

カットされて再登場、キモも綺麗に分離されてこれは食べやすい。

食べ易さと安全性優先なら断然こちらでしょうが汁気がなくなって上品になっていました。

ハフハフと気を付けながら湧き出る磯汁のうまさを堪能するならワイルドに噛み切るのもありだと思います。

どちらに重きを置くかによってここは分かれるところです。↓

 

揚物

・海老、ししとう、椎茸

食事も後半になったところで揚げたての天ぷらが配膳されます。

大きな海老でめっちゃ美味しい。

揚げたて、カリカリ、熱々のところをさっぱりとしたレモンと抹茶塩でいただきました。

海老は外はサクサク、中はプリプリで甘くて塩との相性も完璧でした。

これは旨い。↓

レモン汁をかけて抹茶塩でいただきます。↓

ししとうと椎茸も名脇役です。↓

 

椀物

・ふかひれスープのパイ包焼き

和食が続くラインナップから一転、中華のふかひれスープと洋食のパイ包み焼きのコンビネーションメニューが配膳されます。

これもお気に入りのお宿独自のメニューでややの塩味とコク、旨味のあるフカヒレスープの中に甘味のあるサクサクのパイを突き崩してしただく一皿。

塩味、旨味、甘味とトロトロ熱々食感とサクサク食感のコンビネーションが秀逸な一品です。↓

サクサクを突き崩し~の↓

ふやけないうちにスープと一緒にいただきます。これは旨い。↓

 

ご飯

・白米、いくら、サーモンフレーク、みそ汁、香の物(食べ放題)

ご飯はセルフサービスとなりますが食べ放題です。

お茶漬けの用意も有りました。

いくらとサーモンで海鮮親子丼にする方が多いですが私の狙いはイクラのみ。

贅沢膳の締めですがイクラ丼を限界まで堪能しました。みそ汁も美味しいです。↓

 

デザート

・フルーツ

自然な甘さが締めに丁度良いです。↓

 

朝食

朝食は午前7:00~8:45分まで。

このお宿は朝食もメインの温泉、夕食の他、朝食もメインイベントとなります。

配膳されるのは和食のセットメニユーです。

サラダと飲み物はバイキング形式ですのでお好きなだけ。

オニオンスライス、ブロッコリー、レタス、プチトマト、マカロニサラダが用意されていました。

ドレッシングは和風とゴマの2種、デザートはフルーツカクテルです。

白米もつやつや、お味噌汁もとてもおいしく食べすぎ注意の朝食です。↓

ご飯のお供ののセットプレートはイカの塩辛、カス漬け、タラコ。

どれひとつとってもこれだけでご飯一善行きたかったです。↓

個人的に特筆すべきは出汁巻玉子。

コロナ前はライブキッチン形式で提供されていて、こんなにおいしい玉子焼きがあるのかと驚いたものでした。

お代わりして3回目のお代わりしようとしたら相方に玉子食べすぎと怒られたものでした。

卓上に醤油もありますがただの玉子焼きではありませんので先ずはそのまま、味調整は出汁と玉子の旨味を確認してから。

コロナになってからは平凡な卓上仕上げの目玉焼きになってがっかりしていましたが復活していてめっちゃ嬉しかった。

アフターコロナではライブキッチンも復活させてほしい。↓

 

イカ刺↓

小鉢↓

ホッケの味噌漬と焼鮭

どちらも脂がのって美味しい朝食でした。↓

 

豪華絢爛でなくともリーズナブルに料理と温泉で満足度の高い宿、何度もリピートしたくなる宿をお探しの方にはピッタリの宿だと思います。

 

岩内温泉岩内高原ホテル

北海道岩内郡岩内町野束505

TEL.0135-62-5101

岩内高原ホテル公式サイト

 

 

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

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