yamapura’s blog

大人の遠足日記

白旗山(札幌50峰)、月寒(札幌150峰)登山 迷路ルートを縦走

白旗山(野牛山より)

札幌中心に道内の山をのんびり歩いているヤマプラです。

札幌50峰の一座で標高321mの白旗山とそこからほど近い札幌150峰の一座、標高239mの月寒(三角点)に7月下旬登った時の登山記です。白旗山は有明地区に連なる低稜線の主峰であり、山というより小高い丘です。登山道はもちろん山頂も森の中にありほとんど眺望はありませんので天気の悪い日に登ろうと考えていました。今週は雨模様ですっきりしない連休でしたので手軽に登れるこの山にしました。

白旗山のピークから札幌台を超えると月寒(登山道内の表示では三角点と表示されていました)までは近いので縦走することにしました。道道真駒内御料線からピークが見えているかわかりませんが、道沿いにあるコッコテラスという卵をメインとしたお菓子屋とカフェのお店の裏手にある小高い山です。↓

 

白旗山は自然歩道が幾つも整備され、登山口もマイナーな低山とは思えないほど豊富にありります。

今回は有明登山口の駐車場を利用しました。

この登山口を利用すると白旗山の山頂までは2.1キロで、30分程です。

札幌市南区と厚別区を結ぶ道道真駒内御料線で有明地区に入ると登山口入口の看板が出てきます。

清田側から進んだ場合、コッコテラスというお菓子屋さんを超えてすぐですので目安にすると便利です。

建設会社の駐車場の横の砂利道にゆっくりと車を進めました。↓

白旗山 有明登山口入口

奥に進むと広い駐車場があります。

今回は私一人でした。

山中では数組の方々とスライドしましたが皆違うルートから登っていました。

白旗山 有明登山口駐車場

白旗山有明登山口のグーグルマップを張っておきます。白旗山に登るだけなら速攻かけられます。↓

今回は月寒まで縦走しました。幾つもの登山道があり、ぐるぐると廻っている本日の山レコはこちら↓

 

距離 : 9.7キロメートル

高低差 : 200m

所要時間 : 2時間56分

休憩 : 18分

有明登山口 9:09→

9:47  白旗山山頂  9:53→

10:12  札幌台 10:18→

10:33  月寒(三角点) 10:36→

11:36  白旗山山頂 11:39→ 

12:05  有明登山口

 

先ずは白旗山に向かいます。

この自然歩道は西岡の西岡公園までつながっていて片道で11.8キロとありました。

本日は山部分岐が通行止めです。↓

自然歩道案内板

この登山口からでもピークに向かうのに何ルートかあります。

近いルートをとることにしました。ゲートの横を抜けて出発。↓

有明登山口 ゲート

有明登山口からは直接白旗山のピークに向かう2.1キロのルートとふれあいの森方向に迂回して向かうルートがあります。

今回は縦走目的もありますので白旗山に直接向かうことにします。

とにかく枝線が多くて分岐ごとにGPSで確認してました。

私は投稿はやめましたが登山中の現在地確認のスマホアプリは山レコを利用しています。

主要な分岐には看板がでていますので看板で確認できます。↓

道中ではこの時期、市内の山々で良く見かけるノリウツギの白い花が目を引きました。

ノリウツギ

札幌50峰挑戦の時はふれあいの森ルートを利用したのでこの直登ルートは初めてです。

時間は短いですが、結構な急登りが続きます。

出発時の温度は22℃くらいで快適でしたが風の無い森の中は蒸し暑く、汗が噴き出始めました。

白旗山の山頂までそう時間がかかるわけではないので、汗は放置して登り切ってしまうことにしました。

写真では伝えきれないですが結構な急登りです。↓

白旗山登山道

ここまで路傍にあまり花はありませんでしたが、ほんのりと紫がかったムラサキツメクサが数凛見られました。↓

ムラサキツメクサ

私は山菜やキノコはやりませんので、このキノコの正体はわかりませんが、白旗山はキノコ狩りでも有名なようです。↓

白旗山で目にしたキノコ

とにかく自然歩道は車で登ってこれるように広く、一定勾配で整備されていました。

ここまで広くきれいに整備された自然歩道はあまり無いです。

人気の藻岩山や手稲山、三角山よりもずーと広いです。↓

白旗山 整備された自然歩道

時間的には短かったですが、えつさえっさと登って白旗山の山頂広場が見え始めました。

山のレベルがどうであれ、この瞬間は嬉しい一瞬です。↓

白旗山山頂広場

白旗山に登頂しました。

2年ぶり2回目です。

白旗山を源流とする清田の天然水は北海道コカコーラボトリングの定番商品「いろはす」の原料となっており、有明登山口を始めとする森林は白旗山水源の森として整備されています。

という訳で、白旗山に登ったらお約束、いろはすの里帰りショット↓

2022年7月24日 札幌50峰白旗山登頂

三角点かどうかは確認できませんでしたがお約束の三角タッチ。↓

三角タッチ

今回利用した、有明登山口からのルート図です。

10キロ以上ある西岡登山口は別として近傍だけで、ふれあいの森にある駐車場を利用したり白旗山営林事業所経由の自然観察の森の駐車場を利用するルートもあります。

後でマップ張りますが、白旗山~月寒縦走の攻略の最短ルートは自然観察の森駐車場ではないかと思いました。↓

ルート確認

さて、札幌台を経由して月寒(三角点)までは一本道なのですが、なにせ分岐が多い、いきなり間違いました。

大きな道は右側ですが月寒へはトイレを左でした。↓

札幌台へ向かいます

白旗山の山頂付近にはヒメジョオンがたくさん咲いていました。↓

ヒメジョオン

ヒメジョオン

大きな自然歩道と2回交差しましたが、札幌台までひたすら直進です。↓

白旗山~札幌台へ 

札幌台への看板があり確認できました。

白旗山~札幌台へ

少し登ると札幌台の山頂広場がありました。↓

札幌台 山頂広場

標高291m、札幌台に初登頂です。

札幌台 山頂標識

次に今回の最終目的地、月寒に向かいます。

案内図には三角点とあります。↓

三角点までの案内板

広い自然歩道を下ります。↓

札幌台~三角点

すぐに登りになりました、一気に登ると山頂広場が見えてきました。↓

札幌台~三角点

札幌150峰 月寒(三角点)山頂広場

札幌150峰月寒に初登頂↓

山頂標識

一等三角点にたっち↓

一等三角点

山頂付近はウツボグサの群生が見られました。↓

ウツボグサ

さて下山、三角点や札幌台の麓の自然歩道を利用して帰ることにしました。

見事なマリアアザミが数凛見られました。↓

マリアアザミ

まったく眺望は期待していませんでしたが、有明の町が見えるポイントがありました。

何か見えるとそれなりに嬉しいものでした。↓

唯一のビューポイント

月寒(三角点)を下りきり、大きな山麓の道路にでました。次に登山者用の駐車場に向かいます。↓

今回は逆回りとなりましたがですが、月寒に向かう登山口の入り口を一枚撮影しました。↓

札幌150峰 月寒登山口

駐車場に向かう路傍らきヒメジョオンがたくさん咲いていました。↓

路傍のヒメジョオン

ジャノメチョウが羽を休めていました。↓

ジャノメチョウ

シデムシもゆっくりと歩いていました。↓

シデムシ

何だかんだと登山者用の駐車場が見えてきました。月寒(三角点)のみに行くなら最短の駐車場になります。白旗山森林活用センターの奥にある知る人ぞ知る駐車場です。

グーグルマップも張っておきます。散策路として今回利用した白旗山有明登山口ともつながっているのは知っていて、そちらを進む予定でした。↓

 

 

後はのんびりよそ見しながら帰るだけーと思っていました。

三角山の花オオウバユリが一つだけありました。↓

オオウバユリ

などど油断してよそ見をしていたら最後の最後で大きなルートミス!

有明登山口では無く白旗山の反対側についてしましました。

結局、もう一回有明山に登って下るのが最短なので力づくで解決することにしました。

道が多すぎるのもわずらわしいです。↓

何故か白旗山の登山口

登ってみたところ急登ではありましたが最初に利用した有明登山口からのルートより楽でした。次回は森林活用センター奥の駐車場を利用してぐるっと一回りもよさそうです。階段が整備されていました。↓

森林活用センター~白旗山

で、予定に無かった白旗ツー、山頂ではまったりされている方多数、私は本日2回目です。↓

白旗山、本日2登目

道中で何度か見かけたダイコンソウ、端正なものがあったので一枚撮影しました。↓

ダイコンソウ

初心者向けの自然歩道ですが迷路のように入り組んでいて油断すると遠回りになることになりそうです。始めて行く方は明確な地図かGPSで現在地と目的地を確認しながら進むのがいいと思います。私も最初はそうしていましたが、最後に油断してルートミス、いい運動になったと納得して本日の山行終了、本日も安全登山、いい勉強になりました。↓

白旗山 有明登山口.

他の札幌150峰記録はコチラから↓

yamapura.hatenablog.com

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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