札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。
曇り空の休日、あまり眺望は期待しない手軽な散策にしようと札幌市南区石山の硬石山に出かけました。
硬石山は標高370m三角点ピーク、397mの本峰、353mの西峰から成っており、大きく抉られた特徴的な山容は札幌市南区の各所から見ることができます。↓
古くは札幌軟石の採取、現在は砕石採取場としての商用利用や石山緑地からみる見事な岩壁が一般的に知られていますが、登山道としての認知度は低く、休日でも登山客はまばらです。
いきなり急登が続く心臓破りの登山道ですが、しっかり整備されていてルートマップも登山口に有り、初めての方でも迷わず登れると思います。
低山ながらもぴりりと辛い登山道、私は気分転換やトレーニング用にレパートリーにいれて楽しんでいます。
ヒグマと遭遇をしないよう準備しないと北海道での登山を楽しめませんが、ここ、石山周辺もヒグマの目撃情報が多い地域ですので熊鈴の携帯が必要な山です。
この日は豊平川沿いで目撃情報があり下山すると警察が出動して、マスコミも取材に来てニュースになっていましたので、行政機関の最新情報を確認して登山を楽しんで下さい。
本日の山行記録はコチラ(登山日10月15日)↓
距離 : 2.3キロメートル
高低差 : 300m
所要時間 : 1時間07分
休憩: 3分
レベル : 初心者、リハビリ、ファミリー向け
主なコースタイム
硬石山登山口13:52→
→14:16硬石山の大楢→
→14:22硬石山本峰14:25→
→14:59硬石山登山口
豊平川と並行に走る市道にかかる石山橋の南向きの取付に入ると数台駐車できる駐車帯があります。
特に看板があるわけではありませんので、登山口だけは予習が必要なルートです。↓
畑と立入禁止の柵の間に道があります。
ここを奥の森に進むと登山口となります。↓
10月中旬ですがまだヒメジョオンが咲いていました。↓
Mt.kataisiのルートマップが登山口に有ります。
東回りと西回りがありますがどちらも急登です。
今回は東回り、時間があれば帰りに西峰に立ち寄る計画でスタートしました。↓
いきなり急登が続きます。↓
登り続けると少々緩やかになり、周囲の紅葉を楽しむ余裕もできてきました。↓
一部眺望が開けて手前に藤野三座の頭が見えました。
草木がかられ、見晴しのいい場所が一か所あります。
札幌市の東側、焼山、白旗山、北広山と連なる低山塊と石山の市街地。
左の低ピークが焼山、清掃工場とこの位置から一直線に見えるのが白旗山。
右のなだらかなピークが北広山。↓
再び急登を登り終え、稜線に取りつきました。
三角点ピークは砕石採取場に近く危険な為、立ち入り禁止です。
本峰までは390m、もう少しです。↓
緩やかな稜線歩きとなり一息つけました。紅葉も見え始めました。↓
推定樹齢400年、硬石山御神木の大楢です。
幹周が広くいつ来ても見ごたえがあります。↓
大楢鑑賞が終わった後は一気に山頂へ。
山頂広場は手作りの休憩グッズが置かれています。↓
標高397m、札幌50峰硬石山登頂。↓
雲行きが怪しく雷がゴロゴロと聞こえだしました。
急ぎ西回りルートから下山を開始します。
山頂付近の紅葉は綺麗でした。↓
一瞬の木陰から支笏三座の一座、三つのポコが特徴的な風不死岳を望むことができました。↓
西峰に向かう稜線まで下りてきました。西峰ピークまでは200mです。
今回は雷の光が見えだしましたので無理せず下山に切り替えました。
軽登山とは言え最後に雷雨の直撃に会っては楽しめせん。
稜線の紅葉は見頃で綺麗でした。↓
下山途中の山腹の紅葉も見頃になりつつあります。↓
下山の西ルートも急勾配が続きますので滑らないよう注意しながら進みました。↓
下山中に垣間見える中腹の紅葉。↓
無事下山完了、本日も安全登山お疲れさまでした。
下山すると豊平川の河川敷に熊目撃とのことで警察やマスコミが大勢来ていました。
帰り道ではスコールです。
なんとなく出発した軽登山も道中気づきませんでしたが危険と間一髪、前門の稲妻雷雨、後門のヒグマでした。
無事ストレス無く下山でき硬石山を振り返ります。↓
駐車場だけは予習が必要なこのルート、硬石山登山口の駐車場はコチラ。↓
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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