yamapura’s blog

大人の遠足日記

アポイ岳登山(北海道百名山) 花リレーとアポイミステリー探訪

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

日高山脈の西南端に位置し、標高810.6m、登山者はもちろん観光客にも人気の高いアポイ岳に7月中旬登った時の登山記です。

様似町の人気の登山ルート、アポイ岳、ヤマレコに記録したルートはこちら↓

 

距離 : 9.6キロメートル

高低差 : 810m

所要時間 : 3時間30分

休憩 : 20分

レベル : 初級

アポイ岳

コンディションのいい日には登山者で満車になるアポイ岳ビジターセンターの駐車場からスタートです。

札幌から約200キロ、そうそう手軽には来れませんが年に一度は登りたい山です。

本日も先客、後客多数、8時40分にスータトしました。

登山口に水洗トイレもあります。↓

トイレ

掲示版に目をやると現在開花している花の情報も知ることができます。

ここで少々予習していくと登山の楽しみ方が一つ増えます。

花探しは登山道から出ないように注意しながら。↓

掲示版

登山口を撮影して楽しい登山の始まりです。↓

アポイ岳登山口

外来種を持ちこま無いよう登山靴をここで洗います。
ここでパトロールの方にお声かけいただきました。

「靴を洗っていただいてありがとうございます。」

いえいえ、ブラシあればいくらでも洗います。↓

1合目の標識の一部が破損しています。

熊にやられたそうで、熊の体毛がまだ残っていました。↓

破損した標識

熊の体毛が残っていました。

15分程進んだところに2合目の標識がありました。

特にストレスも無い爽やかなトレッキングでした。↓

2合目標識

体があったまり出して、そこそこ急な登りの箇所も出始めます。

発汗しはじめましたが風が吹く涼しくて気持ちがいいです。

せっかく4時間かけてきたのだから、ピッチを落としてゆっくり登山を楽しむことにしました。↓

アポイ岳登山道

沢がでてきました。

この沢は年中水が切れないそうで、沢の涼味も夏山登山の癒しです。

ザリガニ探ししている親子も良く見ます。

が、絶滅危惧種とのことでした。↓

アポイ岳の沢

登山開始から1時間程で5合目の小屋に到着しました。

ここから見上げるアポイ岳の山容も見事です。

ここから馬の背までは急登が続きこの登山の我慢どころですが、晴れた日の馬の背からの絶景は苦登の価値があります。↓

5合目よりアポイ山頂と馬の背を愛でる

5合目以降は比較的高山植物を目にしやすくなります。

アポイ岳の地層についても説明看板がありますので、急登の休みがてら看板や花の撮影を楽しむのが良いでしょう。

イブキジッャコウソウは登山道から楽しめました。↓

イブキジャッコウソウ

アップにすると淡いピンクが可憐でした。↓

イブキジャッコウソウ

ホソバトウキも見つけました。↓

ホソバトウキ

バラ科のキンロバイの黄色い花畑が目に癒され足を止めます。

キンロバイ

キンロバイ

5合目から7合目は急な階段登りです。

下のお花の開花情報をもとに高山植物を見ながらゆっくり登るのがオススメです。

そして苦登の後にはこのコースのハイライト、馬の背の絶景が広がります。↓

アポイ岳7合目馬の背

かなり遠望になりますが日高山脈まで見渡せます。

本日はソエマツ岳、ピリカヌプリ、トヨニ岳まで見えました。↓

日高山脈

お隣のピンネシリや吉田岳も見応え有ります。↓

ピンネシリと吉田岳

馬の背からやや高度を上げ振り向くと太平洋と馬の背のコラボが楽しめました。

アポイ岳馬の背

アポイ岳山頂に向かう直登コースとお花畑コースの分岐があります。

依然、その名から花を期待して遠回りの花畑コースを利用したことがありますが何もありませんでした。

盗掘でその姿消したとのことです。

私は何度かこのお山に訪れているのでもうお花畑コースを利用することは無いと思いますが気になる方は下山で利用した方がいいです。

急傾斜も多く遠回り、結構荒れたコースでした。

直登すると比較的緩やかなな稜線歩きです。↓

アポイ岳分岐

 

蝶も見かけました。残念ながらアポイ固有の希少種ではないようですが、中々エジプタリーな紋様が目を引きました。

このお山は遠望やお花、7~8合目が見どころが多くお気に入りです。↓

アポイ岳8合目

この時期は是非撮影してもらいたい、淡いピンクのハクサンシャクナゲ。

ハクサンシャクナゲ

白い色のバージョンも有りました。

ハクサンシャクナゲ

そして予習したサマニオドギリも発見、

サマニオドギリ

お花を見ながら2時間10分で標高810.6m山頂に到着しました。

森林限界を超えると高木は育たないはずなのになぜかこのアポイ岳だけは一旦森林が切れたあと山頂付近のみシラカバが群生し、アポイミステリーと呼ばれています。

宇宙人の秘密基地?、フリーメーソンの仕業?、空想めぐらせ夢は広がります。↓

アポイ岳山頂

一等三角点(店名:冬島)です。↓

一等三角点 冬島

無事下山し、先ほどまで居たアポイ岳の雄姿を確認。

アポイ岳

アポイ山荘でランチして帰ることにします。

先程までいたアポイ岳を見ながらのランチは格別です。

温泉ではありませんが日帰り入浴もあります。

が、ロングドライブで眠くなるのでランチだけにしました。

登山後のアポイ山荘の豚丼、めっちゃ美味しかったです。↓

アポイ山荘 豚丼

登山後の豚丼

登山後の豚丼 たまご割り

緊張するルートも多い北海道100名山、その中でこのお山は観光気分で楽しめるのでロングドライブもそう気にならない。

何度も登りたいいいお山です。
駐車場までのルート案内はこちらから。↓

 

札幌からのロングドライブ、できれば天気も外したくない。

私はアポイ山荘に宿泊利用して2年連続で雨で登れなかったことがあります。

晴れれば登山者にとっては最高の贅沢ですが天気が悪いとただの旅行。

アポイ岳のテンクラこちらから。↓

 

tenkura.n-kishou.co.jp

アポイ岳に登りたい誰かの一助になれば幸いです。

 

他の北海道百名山、登山記はこちらから↓

yamapura.hatenablog.com

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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