夕張ドライブグルメは大人気のカレーそば　そば処吉野屋

休日のドライブランチ、本日は夕張です。滅多に行く機会も無いので夕張名物カレーそばを食べようとカレーそばの名店、吉野屋に訪店しました。

吉野屋と夕張カレーそばとは

吉野屋は1928年創業、間もなく100周年になろかという老舗のそば処です。そば処も展開する大手牛丼チェーンと同屋号ですので「夕張　吉野屋」、「カレーそば　吉野屋」と検索するとファーストヒットします。夕張カレーそばは過酷な労働に従事する炭鉱マンたちに愛され、受け継がれてきた夕張のソウルフード。炭鉱の町で栄えた昭和の頃、地元のそば店「藤の家」の人気メニュー、カレーそばが夕張カレーそばの発祥と言われています。「藤の家」閉店後に地元飲食業界が夕張カレーそばの味を継承すべく協議会を立ち上げ各お店毎に工夫をこらしたメニューとして登場し、現在では夕張メロンと並ぶご当地グルメとして人気になっています。中でもここ吉野屋は夕張市役所のホームページでも取り上げられており休日には開店の11:30分と同時に満席となる人気のお店です。場所は夕張市役所近く、お店の前と横に広い駐車場が用意されドライブスポットとしても便利なお店です。初めての方は記事下のグーグルマップか「夕張吉野屋ルート検索」でご確認下さい。開店前に着いた方は入口右手のホワイトボードに記名しておくと順番に案内されますので並んで無くとも大丈夫です。↓

吉野屋メニュー

注文はカレーそば、ほぼ一択ですが初訪店につきじっくりメニューを読んで行くことにしよう。ファーストメニューはカレーそば、うどんもチョイスできるのか。ここはそばでいいだろう。おっ、カレーせいろもあるじゃないか。気温も上がってきたし冷たい蕎麦でつるつるっと喉ごし良く頂くのもいいなぁ。いゃいゃ、やっぱり定番からだろう。カレーの汁でライスもオススメだとぉ～これっ絶対旨いヤツ。食べすぎ注意、自重も必要だが小ライスなら許容範囲内としよう。カレーが苦手な方には一般的なそばメニユーが用意されています。(文中の価格は税込み、メニューは訪店時のもの)

夕張名物↓
夕張カレーそば　900円
夕張カレーうどん　900円
夕張カレーせいろ　900円
温かい　おそば・うどん↓
親子　950円
かしわ　850円
肉　850円
玉子とじ　850円
月見　850円
かけ　750円
冷たい　おそば・うどん↓
大ざる　950円
ざる　850円
もり　750円
ライス↓
ライス　200円
小ライス　150円
卵ごはんセット　300円

本日のオーダー

〇カレーそば+小ライス　計1050円↓

開店と同時に入店、あっと言う間に満席となり並びが出来ました。店主と女性スタッフのツーオペ、満席となった客全員のオーダーを確認したところで調理スタートです。圧倒的にカレーそばが人気、男性はライスを付ける方多数です。家族連れや仕事ランチの方で他のオーダーがちらほらとありました。10分程で着丼、ライスにはのりたまのふりかけも「よかったらどうぞ」と付いてきました。

それにしても圧倒的な表面張力、カウンターから調理の様子を見ていましたが一杯一杯ぎりぎりになるよう慎重にカレーを注いでいます。スパシイシーな香りが鼻孔をくすぐり食欲着火！仕上にたらされた生クリームでコクをアップさせているようだ。ではいただきまぁ～す。

ひとすすり、あっちぃ～、普通の蕎麦のようにずるずるとすするという訳にはいきません。とろみの強いカレーでがっちり保温されているそばは超熱、食べ方はふぅふぅとラーメン感覚で行かないとヤケドします。でも早く食べたいのであちぃ～、うまぁ～、あちぃ～、うまぁ～とちびちびと食べ進めます。辛さは中辛程度、キレ味鋭く適度にお冷をいただくとリフレッシュされ最後まで美味しくいただけました。さらに頼んで大正解はライス。最後におじや風にと思っていましたがスープをすすっていると、どうしてもライスが欲しくなる。ひと口パクッ絶望的に良く合ぅ～、結局スープカレー風にいただくことにします。粘度の強いカレー、最初はスパイシーな熱ウマ、後半はサラサラと粘度が解けカレーと和風出汁とのコラボを楽しむ一丼になります。