yamapura’s blog

大人の遠足日記

狩場山(北海道100名山)登山 紅葉渓谷と道南の主峰ハイキング

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

今回は秋の休日に道南の最高峰、標高1519.9mの狩場山に登った時の登山記です。

(登山日10月9日)

狩場山はせたな町と島牧村にまたがる火山で狩場山地の主峰であり北海道100名山に数えられています。

山名の由来はアイヌ語のカリンパ・ウシ・ヌプリ(桜・群生する・山)と言われていいます。

その山容は国道229号線をドライブするとよく見ることができます。↓

狩場山(国道229号線島牧村海岸より)

 

狩場山の登山道は現在千走新道コース、茂津多コース、真駒内コースの3箇所整備されています。

今回は札幌からの日帰り登山でもあり、一番短い千走新道登山口を利用することにしました。

本日の山行記録はこちら。↓

距離 : 8.3キロメートル

高低差 : 850m

所要時間 : 4時間41分

休憩 : 29分

レベル : 初心者、家族連れ向け

 

主なコースタイム

千走登山口6:29→

→8:17南狩場山

→8:38狩場山9:03→

→9:20南狩場山

→11:10千走登山口

 

夜明け前に賀老の滝駐車場に到着しました。

狩場山の新登山道まであと4.8キロですがヒグマ対策に夜明けまでここで待機することにします。

賀老高原のキャンプ場は無料で開放されています。利用者がいましたが声楽の方のようでおもいっきり大声で練習していました。

時節柄もありますが、一般利用者もいないので良い練習場でしょう。

賀老の滝駐車場

賀老高原周辺案内図

朝陽を浴びる東狩場山、以前はこの東狩場を経由して登るルート(旧道コース)がありましたが現在は廃道となっています。↓

早朝の東狩場山

 

賀老高原の夜明け↓

賀老高原の夜明


登山口まで移動します。

まだ光は弱いですが登山口周辺の紅葉は見ごたえがありました。↓

狩場山登山口駐車場

 

通行止めの橋の手前が登山口です。

注意事項の看板によると片道4キロで無理をしなければ初心者でも登山が楽しめるルートです。先客は1組入山していました。

登山注意事項

 

スタートと思いましたが渓谷が気になり橋に寄り道すると綺麗な紅葉となっていました。上流側を撮影。↓

渓谷の紅葉

朝陽はまだ差し込んでいませんが下流側の紅葉です。

気になるがいい加減にしないと全然進まない、帰りにも寄ってみよう。↓

渓谷の紅葉

 

登山ポストに記帳して出発です。↓

登山口と登山ポスト

 

入山するとカエデの紅葉が進んでいました。

淡く紅いのがいい感じです。↓

登山道の紅葉

 

黄色いトンネルをハイキングします。早起きの値がある大人の遠足です。

黄葉

 

本稿では割愛しますが、この登山道は狩場山の手前の南狩場山ピークまで案内する1~9合目の標識がすべて確認できました。

ペース確認の目安になり便利です。

疲れた時にはとりあえず次の標識までがんばろうと励みしています。↓

1号目標識

 

カエデやオオカメノキのハーモニーを楽しみながら進みます。

紅い絨毯や黄色いトンネル。↓



 

2合目を超えてナナカマド。

橙葉もいいものです。↓

ナナカマドの橙葉

モフモフのコケ、手触りが良かったです。↓

コケ

 

30分程紅葉ハイキングを楽しんで4合目に到着しました。

休み台とのことで、ここでドリンク一口。

この後の紅葉は終わっていました。

4合目 休み台

 

5合目を過ぎ先客をパス、本日の先頭となりました。

熊笛をピーピー吹いて進み、途中に鈴が備えてありましたので派手にならします。

麓にも普通にヒグマのでる生息域の真ん中にいるのでここは慎重に進みます。↓

熊嫌鈴

 

南狩場山ピークまであと1.6キロの6合目。

ガスが出始め、楽しいハイキングモードから一転、視界が無くなり緊張感が高まります。

本日はガスの流れが早く、抜けたりかかったりを繰り返しました。↓

6合目

藪を抜けると眺望が広がりました。

朝陽を浴びる小麦色が綺麗でしたが、山頂はまだガス模様。

 

小さな紅葉を発見しました。↓

 

急登箇所もありましたが南狩場山への取り付き、ロックなラス登です。↓

 

標高1464m南狩場山登頂。↓

南狩場山山頂

 

南狩場山の山頂から狩場山までは700mの稜線歩きです。

笹被りや泥濘が少々気になりストレスフリーとまでは行きませんでしたが、基本は緩やかな稜線歩きです。↓

 

南狩場から狩場山への稜線から東狩場を見下ろします。

かつては登山道が整備されていた、いい稜線です。↓

東狩場山

 

稜線を歩いているとガスが抜け青空が見えてきました。

予報を見て計画しても毎回うまくは行きませんが登山の醍醐味の一つは山頂から眺望を見ての達成感。

期待が高まります。

東狩場山から狩場山の稜線

親沼に到着しました。

札幌の空沼岳のますみ沼より高い標高1420m地点にある沼です。

親沼

大草原を思わせる穏やかな山頂直下です。

最後はゆるゆると登頂します。↓

ラス登

 

北海道100名山、標高1520m狩場山登頂、三角タッチ。↓

記念撮影と三角タッチ

 

午前中勝負の軽登山ですが疲労防止に行動食、今回はクルミパンと塩大福。↓

行動食

 

お隣の標高1388m、フンモナイ岳がを中とする稜線が見えました。

中腹あたりが紅葉のピークに見えます。↓

フンモナイ岳

海側に長い稜線を持つ北海道100名山の大平山方向。

すこし待ちましたが雲は取れないので下山開始します。

道中からピークの撮影できました。↓

大平山方向

先ほど歩いてきた南狩場山の稜線を振り返り下山を開始します。↓

南狩場山

青空の下、ふさふさ小麦色の稜線下り。↓

 

時折、陽射しが強くなりました。↓

 

雄大な渡島半島の山塊。↓

 

南狩場山の9合目まで下山。振り返り狩場山と南狩場山のピークを愛でます。↓

狩場山と南狩場山

下山中に同じ渡島の100名山、大平山の雲がとれ、ピークが見えだしました。↓

大平山

険しい大平山のピークをズーム。↓

大平山

下山も紅葉を見ながらのハイキングです。


下山して陽射しが強まった渓谷を名残惜しみ再度鑑賞。↓

 

色づきだした狩場山の麓。↓

狩場山 麓の紅葉

 

キャンプ場までもどり、最後に先ほどまで居た南狩場と狩場山の稜線を見て札幌に帰りました。

狩場山

 

春は花、秋は紅葉の美しい手軽なハイキング、狩場山千走新道コースの駐車場はコチラ↓

 

気になるお天気、狩場山のテンクラはコチラから。


随時更新、他の北海道100名山登山記はコチラから。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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