yamapura’s blog

大人の遠足日記

奥屈斜路温泉ランプの宿森つべつ 森の動物に癒される秘境の宿

道内の温泉旅行を年に数回楽しんでいるヤマプラです。

今回はとある3月の連休を利用した道東の旅、津別町の眠れる森にひっそりとたたずむ一軒宿「ランプの宿森つべつ」に宿泊した時の旅行記です。

◇◇◇◇◇目次◇◇◇◇◇

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

奥屈斜路温泉ランプの宿森つべつとは

町の約86%を森林が占めている津別町。その妖精があらわれそうな秘境の地の眠れる森「ノンノ」で、今日もランプに明かりを灯し旅人を静かに待つ温泉宿、それがランプの宿森つべつです。「ノンノ」とはアイヌ語で「花」の意味。春から秋にかけて森の中で多くの花が咲き誇ることから名づけられています。ランプの宿森つべつは奥屈斜路の地から湧き出るアルカリ性単純泉の美肌の湯と春夏秋冬に趣向をこらした料理自慢の宿。場所は津別峠の麓、北海道網走郡津別町字上里にある道道588号屈斜路津別線から宿に向かう1本道を曲がった先になります。詳しくは記事下のグーグルマップか「ランプの宿森つべつルート検索」でご確認下さい。津別市街地から宿に向かう道道には宿への案内看板が有り目印となります。↓

ランプの宿森つべつ

そう大きくない宿は2階建ての清流館と3階建ての森林館から成り、1階にフロント、ロビー、売店、レストラン、大浴場、休憩室やカラオケルームが配置されています。研修室には卓球台も用意されています。カラオケや卓球利用ご希望の方は別料金でフロントに申し込みとなります。↓

館内案内図

別料金でつべつの自然を利用した雲海、星空見学のアクティビティや森林セラピー、自然香セラピー等のプログラムが用意されています。↓

宇宙ガイドツアーin津別峠(公式サイトより)

 

ラウンジの小動物と夜間ライトアップ

フロントで受付を済ませると洒落たロビーで休憩しました。早速小鳥や小動物とご対面。ちょろちょろと動き回る森の動物たちにテンション爆上りです。ラウンジの説明文によると小鳥はシジュカラ、ゴジュウカラ、ヒガラが見られるとのことでした。↓

しばし写真撮影することにしました。カラフルなシジュウカラは他の鳥よりも警戒心が強いとのことで見ることができませんでしたがゴジュウカラとヒガラは確認することができました。露天風呂でも飛び回っていました。↓

ゴジュウカラ

ゴジュウカラ

ヒガラ

ネズミは小さいタイプのハツカネズミとヤチネズミが食事に来るとのことでした。↓

こちらも目を楽しませてくれました。ふっくらとして耳が丸いヤチネズミ。↓

ヤチネズミ

耳がピンとしてややスリムなハツカネズミ。人慣れしているようでした。↓

ハツカネズミ

ハツカネズミの兄弟喧嘩から仲直り↓

youtu.be

タヌキも時々遊びに来るそうですが、本日は来ませんでした。公式サイトの写真が気に入っていたのですが残念。タヌキ見たかった。↓

タヌキ(公式サイトより)

朝食の時には鹿が遊びにきていました。↓

ラウンジは夜間ライトアップされて綺麗でした。夜遅くまでラウンジで語らう方もいました。20:00からはノンノの森というオリジナルの絵本ムービーが上映される会場になります。↓

ラウンジ

ラウンジのコーヒーは有料で200円でした。種類はブレンド、カフェラテ、カプチーノの3種類です。↓

コーヒーメーカー

早く目が覚めたので小動物を見ながらブレンドをいただきました。↓

ブレンドコーヒー

 

客室

今回利用は森林館の和室Bです。キーはオートロックではありませんがトイレはウォシュレット、冷暖房空気清浄機完備、冬季利用の今回は暖房がチェックイン前からつけてあり終始適温でリラックスして過ごすことができました。↓

和室B

和室B

和室のお布団はあらかじめひかれていました。↓

和室B

エアコン完備

備え付けはお茶と冷蔵庫にお水。お茶菓子に温泉饅頭がありました。↓

お宿の自慢はどの部屋からでも緑が見えること。窓を開けるとノンノの森の爽やかな眺望でした。↓

ノンノの森

撮影終わり閉めようとすると閉まらない。下のボタンを押しながら引かないと閉まらない窓でした。↓

窓を閉める時はボタンを押す



 

温泉とサウナ

宿泊者はエレベーター前にあるシャンプーバーで好みのシャンプーを利用することができます。バーの上に小さな容器があるのでそれに入れてもっていきます。利用してみましたが容器には少ししか入らないので多く使用する方は2カップ、3カップといれる必要があると思います。↓

シャンプーバーメニュー

シャンプーバー

日帰り入浴も受け付けていますがそう込み合うわけでもなく夕食前のひと時をのんびり過ごすことができました。↓

大浴場

浴場案内

〇脱衣所

  • 下足箱.無
  • 貴重品ロッカー.有無料
  • 飲料.アクアクララにて津別の美味しい水無料
  • 備品.扇風機、デジタル体重計
  • 化粧台.無料ドライヤー、テッシュ、綿棒

化粧台

〇内湯

温泉は加温循環ろ過タイプであるものの、Ph9.1のアルカリ性単純温泉は入った瞬間にお肌スベスベで美肌効果が体感できるいいお湯でした。主浴槽は40~42度程度の高温浴槽と38.5~40.5度の低温浴槽の2槽。ジェットバスは低温タイプで38.5~40.5度の低温の白湯です。打たせ湯は休止中でした。

  • 泉質.アルカリ性単純泉
  • 浴槽.高温槽、低温槽、ジェットバス、水風呂
  • 洗い場.10カラン、ボディーソープ、シャンプー有
  • 眺望.露店の緑

内湯(公式サイトより)

〇露天風呂

露天風呂は岩風呂で温度は40~41.5度の中温設定。湯内の腰掛も多くのんびりと入っていられます。

  • 泉質.アルカリ性単純泉
  • 浴槽.岩風呂、中温、1槽
  • 眺望.無
  • 特筆.小鳥のさえずりを聞きながらのんびり

露天風呂(公式サイトより)

〇サウナ

サウナは90度の高温遠赤外線タイプで定員2名の小さめのもの、BGMはアップテンポなピアノ曲でした。シャワーがサウナの横にありますので汗を流すことができます。水風呂は溜め置きタイプで温め、体感で17度程度はありそうでゆっくり入っていられます。冷たくてフレッシュな水が欲しい方は蛇口がついていますのでフレッシュな冷水で温度を下げることができます。私はつかっている最中は蛇口を開いていました。露天で座れる場所も有りましたのでゆっくり整えることも可能です。

  • タイプ.遠赤外線高温サウナ90度程度
  • 定員.2名
  • TV.無、アップテンポなピアノのBGM
  • タイマー.12分計
  • サウナマット.引きっぱなしタオル

サウナ(公式サイトより)

〇休憩所

アフターフローにはえぞ山ざくらという大きな休憩所が用意されています。↓

えぞ山ざくら

えぞ山ざくらには大きなTVの他、マッサージチェァがありました。15分200円です。↓

マッサージチェア

大浴場の前にアルコールの自動販売機があります。缶ビールはアサヒのスーパードライで500ミリが400円、350ミリが300円と宿としては一般的な価格です。↓

清涼飲料水の自動販売機。こちらも一般的な価格設定です。↓

ソフトクリームはフロントで販売されています。

  • チョコミックス
  • いちごバニラ
  • 宇治抹茶
  • 北海道バニラ
  • ラムネ

各300円です。↓

 

夕食

夕食は1階のくりん草というレストランでいただきす。↓

座席はテーブル席でお冷や無料のソフトドリンク、お茶、コーヒーはセルフサービスで用意されています。↓

夕食は一部セットされており、お品書きがありました。スタンダードなプランですが和洋折衷のお料理はどれも美味しく、十分ボリューミィーでした。↓

恵みの森 お品書き

前菜とお刺身盛り合わせ、すき焼きがセットされていました。↓

ではアルコールをオーダーします。↓

アルコールメニュー

〇国士無双 1000円↓

すっきりとした後味の純米生貯蔵酒にしました。

〇前菜盛り合わせ↓

前菜6種盛り、一品一品材料が吟味され上品で美味しく、食欲がわいてくるものでした。特に穴子が秀逸、ふわふわで美味しかった。

知床鳥の焼き寄せ物↓

佐呂間産帆立マリネとスモークサーモン↓

 

キッシュパイ↓

鮪とろろ山わさび↓

穴子と生ハムのピンチョス・パプリカ甘酢漬け↓

〇お刺身盛り合わせ↓

サーモンとかつおのたたきでした。ツマも出す直前に調理しているとのことで新鮮です。

〇津別流氷牛 すき焼き↓

津別2大牛の一つ、津別流氷牛は赤身とサシのバランスが魅力の黒毛和牛。地元自慢のブランド牛をすき焼きでいだきます。

いい感じで煮えてきました。

たっぷり卵を絡めてからのぉ~↓

甘くて柔らかくて美味しいすき焼き。たっぷりお野菜もとれていいお鍋でした。

〇コーンクリームポタージュスープ↓

濃厚なコーンポタージュのスープは具に追いコーンとクラッシュオニオンが入っています。素材の甘さが直に感じられ、良いスープでした。


出来立ての追加メニューが配膳されます。↓

〇網走産クリーンポークチーズ焼き↓

薄切りの豚肉の中にとろーりとしたチーズが入ったコク深い一品。

〇赤魚のソテー↓

赤魚をフランス料理風に泡たったバターソースでいただきます。赤魚が上品な味になっていました。

〇ビーフシチュー↓

惜しげもなく大きくカットされた牛肉の塊はしっかりトロトロに煮込まれています。

ホテルメイドのデミグラスソースはコク深く豊かな酸味で牛の味を引き立てていました。これも思い出に残る一品でした。

〇きんきの幽庵焼き↓

道東を代表する高級魚、キンキ。旬のキンキは白身で淡泊ながらも脂がのって実にうまい。脂の乗ったキンキを今回は柚子の香りたつ幽庵焼きでさっぱりといただきました。切りは小さめですがお腹いっぱいに近いのでこれくらいでちょうどよかったです。

〇巻き寿司・お吸い物↓

手毬麩ともずくのお吸い物は出汁も上等、実に良い塩梅でした。

〇北海道クリームチーズのスフレチーズケーキ↓

お腹いっぱいですがこれくらいのデザートならコーヒーを飲みながら食べられました。しつとりとして甘さ控えめのチーズケーキに生クリームをちょいとつけて口直し。イチゴの爽やかさに締めにいいデザートでした。

すっかりお腹いっぱい、特にすき焼きとビーフシチュー、穴子も良かったしコーンスープが美味しかった。夕食目当でも魅力たっぷりの宿です。ごちそうさまでした。

 

朝食

朝食は朝7:30からいただけます。和定食のヘルシーな献立でした。↓

イカの塩辛、数の子、沢庵、梅干し↓

イカの塩辛は臭みなく新鮮、これでけでご飯1膳食べたい良い塩梅でした。、数の子のポリポリとした食感で美味しかった。

〇キュウリの佃煮↓

〇白菜キムチ↓

辛さは弱めでさっぱりといただけるキムチ、一口サイズです。

〇湯豆腐↓

卓上で仕上げる湯豆腐。滑らかで大豆の風味が濃厚、お豆腐自体が甘くて美味しかった。

〇カップサラダ

レタスとオニオンにフレンチドレッシングをかけたミニサラダです。朝には体にうれしい一品。

〇鳥つくね団子、出汁巻き、サバの塩焼き↓

主菜の一皿、どれも上皮でいいお味でした。さーておかわりはハーフバイキングのパンをいただくことにします。

〇パンバイキングとドリンクコーナー↓

パンバイキング

ミニメロンパン、ミニ角食、クロワッサンの3品のミニバイキング、味変はホテルバターとイチゴジャムが用意されています。

お冷、ミルク

ソフトドリンク

コーヒーメーカー

紅茶

〇パンとミルク↓

どれも美味しいでお腹に余裕があったら試すべきバイキングでした。

〇デザート↓

杏仁豆腐とフルーツカクテルのデザートです。

〇ブレンドコーヒー↓

 

売店(お土産)

朝食の後、最後のお土産選びをしました。売店はそう広くないですがあーでもない、こーでもないと何周もうろうろうろうろ。↓

定番の温泉と津別名物クマヤキをモチーフにしたクマヤキサブレ↓

箱菓子↓

小物や記念品。↓

森の動物の人形↓

結局定番の親戚にクマザササブレ、自分用に和風ピーカンナッツを購入しました。

 

お店情報

いきなり森の動物に出迎えられテンションアゲアゲで何回も写真を撮りにラウンジに行きました。食事も美味しいし、温泉も効能豊かな美肌の湯。都会の喧騒を忘れ非日常を味わえる秘境の宿で命の洗濯もいいものです。滞在中楽しめるアクティビティや料金プランは公式サイトよりご確認下さい。

 

ランプの宿森つべつ

北海道網走郡津別町上里738 番地

TEL.0152-76-3333

公式サイト

最後まで読んでいただきありがとうございました。


 

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