札幌中心に道内の山をのんびり歩いているヤマプラです。
夕張山地のほぼ中央に位置し、標高1726m、登山者に人気の高い芦別岳に7月上旬登った時の登山記です。
ルートは新道と旧道と呼ばれる2ルートありますが、今回は新道ルートをピストンしました。
登山道に咲き誇る高山植物を見ながらの楽しい山行となりました。
午前4時に札幌をでること約2時間、初夏の富良野市山辺地区に到着しました。
写真左の稜線歩きが本日のルート、天気はやや曇っていますが楽しめそうなルートです。↓
ヤマレコに記録したルートはこちら↓
距離 : 12.8キロメートル
高低差 : 1520m
所要時間 : 6時間20分
休憩 : 10分
レベル : 中級
山名は芦別岳ですが、登山口は富良野側からとなります。
登山口の駐車場は山辺自然公園の手前で、遭難者の慰霊碑が祭られていました。↓
人気の登山道で早朝から多くの人が入山されていましたので一応熊鈴は装備するも熊スプレーは車において行くことにしました。
登山靴に履き替え年期の入った登山道案内と注意事項を確認します。↓
登山ポストで入山届に記帳して6時48分にスタートとなりました。↓
登山道の印象は緩やかな箇所と勾配のきつい箇所が交互にやってきます。
きつくも無いけれどもやさしすぎるということも無く、テンポ良く登れました。↓
序盤ではタカネニガナの黄色が目をひきました。↓
ふっくらとした桃色、タニウツギは数本ありました。↓
看板に励まされる。呻吟はしんぎんと読みます。苦しんでうめくという意でした。↓
1時間ほど森の中を進むと視界が開けてきました。振り向くと麓の町並が見えました。↓
そして十勝岳連邦の山並みも見えてきました。↓
約1時間、7時51分に見晴らし台に到着。ここで多くの方が休まれていましたので私は先を急ぐことにしました。↓
ツツジがだいぶ散っていて終盤です。↓
びしっとしているゴゼンタチバナは数本数か所で確認できました。↓
全体的に縮毛におおわれている。エゾウサギギクだと思います↓
マイヅルソウの本数はわずかでした。↓
白くて小さい花。コゴメウギの赤ちゃんのようだ。↓
この時期、山中に映える艶やかなの紫、ハクサンチドリ↓
このルートは3つの山を登ることになります。8時51分に手前の標高1377m半面山に到着しました。
稜線を歩き一番奥の芦別岳ピークに向かいます。↓
雲峰山に向かいます、最初は緩い稜線歩きでした。↓
道中にも遭難者の慰霊碑がありました。↓
標高を上げるとシラネアオイも見られるようになりました。↓
9時28分、雲峰山より芦別岳を望む。
楽しそうな稜線歩きですがラストはかなり急傾斜のようだ。↓
いったん下ります。
雲峰山と芦別岳の間のコルは中々のお花畑で足を止め、写真撮る方多数です。
先ずは艶やかな紫のハクサンフウロ↓
ボンボンみたいなカラマツソウも見られました。
皆さんにお先にどうぞと言われてゆっくり写真が撮れない。
視界に入った先客には追いついてしまう。
先にピークに向かい、帰りに残りをとることにしました。
9時53分、北海道100名山、標高1726m芦別岳登頂!
写真を撮影しながら約3時間の山行でした。
誰もいなかったので思わず「やったぁ~」と思い切り吠えました。↓
霞んでいますが十勝岳連峰も見えています。↓
夕張岳はくっきりと見えました。↓
のんびりしたかったが追い抜いた前客が集まってきて山頂がぎゅうぎゅうになりそう。
10分ほど休んで下山します。再びコルでのんびりと撮影、チングルマが可憐でした。↓
ウコンウツギの黄色もいいです。↓
山腹の花畑を見ながら下山します。↓
雲峰山の山頂広場にたちより見返り芦別岳ピーク↓
ミヤマキンバエの強い黄色も山中に映えてました。↓
早朝に気が付かなかった花たちも日が登りさき始めていました。
可憐な黄色いスミレ、特徴的な葉からエゾキスミレのようです。↓
バラ科のノイバラのふんわりとした白もよかったです。↓
本日も安全登山。
帰り道長いのでさっきまでいた芦別岳を見ながらソフトクリーム食べて帰りました。
またね。
芦別岳登山口駐車場はこちら↓
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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