札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。
今回は表大雪に属するの北海道100名山、赤岳、小泉岳、白雲岳の三座を9月下旬の紅葉ピークに日帰り縦走した時の登山記です。(登山日9月25日)↓
赤岳は大雪山国立公園の北東に延びる白雲岳からつづく広い尾根線の肩に位置する、標高2079mの北海道100名山に数えられる山です。
その山容はいまひとつながら、標高1500mの銀泉台が登山口となっており、手軽に登山を楽しめ道中は高山植物や眺望、秋には美しい紅葉が楽しめることから人気の登山コースとなっています。
紅葉シーズンには登山口にアクセスする道々銀泉台線はマイカー規制が引かれるため、大雪レイクサイド臨時駐車場から有料のシャトルバスを利用して銀泉台に向かうことになります。
小泉岳は赤岳の隣に位置する標高2158mの北海道100名山の山です。
赤岳からは標高差の少ない縦走ルートで登山感もあまりないので、ここを目的地とするのは物足りない方もいるでしょう。
白雲岳は表大雪の中心に位置し、旭岳、北鎮岳に次ぐ北海道第3の高さを誇る標高2229mの北海道100名山です。
山頂直下には広い火口原がありその雄大さに圧倒されました。
今回はこの三座を縦走した時の登山記です。
北海道100名山の三座を日帰り踏破できるこのルートはお得感のある良い縦走ルートでした。↓
本日の山行記録はコチラ
距離 : 14.0キロメートル
高低差 : 700m
所要時間 : 6時間54分
休憩 : 途中休憩含み1時間2分
レベル : 初心者向け
主なコースタイム
銀泉台7:46→
→8:49駒草平→
→9:39赤岳9:45→
→10:08小泉岳10:14→
→10:49白雲岳11:26→
→11:56小泉岳→
→12:16赤岳12:26→
→13:21駒草平→
→14:30銀泉台
札幌から層雲峡を超えて国道273号線に入りました。
帯広方面に向かうと臨時駐車場の看板が出ているので初めてでもすんなりと大雪レイクサイドの臨時駐車場に入れました。
晴天の休日、空気も澄み切りお月様もくっきり、楽しい1日となりそうです。↓
車を止めてシャトルバス乗り場に向かいます。
早朝から多くの方が行列をなしていました。
発券所は2か所、高原温泉行と銀泉台行です。
よく見ると行列は高原温泉行の方で、銀泉台行は並んでいませんでした。
すんなりと乗車券を購入してシャトルバスに乗れました。↓
途中の道々銀泉台線は車同士の行き違いが難しい程道幅が狭い道路でした。
シャトルバス同士は鉢合わせにならないよう、無線で連絡を取りながら進んでいます。
30分程揺られて銀泉台に到着しました。↓
森林パトロール事務所のカウンターで登山届に記帳します。↓
道幅が広い整備された登山道です。
元々は旭岳まで車両が通行できる観光道路として整備されました。
環境への配慮から現在は廃道となっています。↓
案内板が設置されています。大雪山は多くの山々を結ぶ登山道が整備されていて縦走を楽しむことができます。↓
簡易トイレがありました。先を急ぎたく中は確認していませんがトイレで困った方は助かると思います。↓
10分程歩くと銀泉台の登山口に到着しました。↓
青、緑、黄色、赤、紅葉に青空が映えます。↓
上の方の紅葉は終了していますが中腹は見頃です。
赤色の紅葉を目指して歩きました。↓
50年以上前は自動車道でした。
かつての名残を時折見ることができます。↓
赤岳中腹の紅葉は見事でした。↓
30分程登ると第一花園に到着します。
中腹の紅葉と青空、北大雪のニセイカウシュッペ山も見えています。
紅葉の名所です。↓
第2花園に向けて高度を上げます。
見上げると綺麗な紅葉でした。↓
赤岳の名称由来ははっきりしていませんが、名付けた人もこの光景を見ていたでしょう。
赤岳の紅葉とニセイカウシュッペ山は実に画になる。
第1花園から10分で第2花園に着きました。
次回は花のシーズンにも登ってみたい山です。
第2花園は天然のロックガーデンでした。緑の絨毯です。↓
ロックな登山道にペンキで順路が示してあり、初訪でも不安はありません。次は奥の平に向かいます。↓
奥の平に到着しました。↓
奥の平よりほんのりと色づくニセイカウシュッペ山を撮影。↓
駒草平に到着しました。私の足で1時間ほどです。
花園や平巡りはそうストレスを感じませんでした。↓
駒草平を超えると急な登りがでてます。↓
赤岳の山頂直下にトイレブースがあり景色もいいので休んでいる方が多数。
私は先を急ぎましたが、ここも絶景ポイントです。↓
赤岳山頂まであと800m標識、ピークの肩が見えました。↓
トイレブースから程なく山頂広場です。
大きな岩の手前が山頂標識です。気になる急登箇所は2箇所ほどで手軽な山だと思います。
赤岳より左ピークがこれから向かう白雲岳、右手奥に後旭岳と旭岳のツインピーク。
なんと大雪の雄大なことか。↓
北海道100名山、標高2079m赤岳登頂。
写真の順番待ちでした。
ここは1枚撮影して次に向かいます。↓
次に小泉岳に向かいます。
めっちゃ平で登山感がありませんでした。
ピーク付近も緩やかな丸に見えます。↓
小泉岳の山頂付近に来ました。
奥に標識が見えましたが標識がないとどこがピークが分からないほど平な山頂でした。↓
いったん小泉岳のピークハントのため高原温泉方向に向かいますが、すぐそばです。
標識も見えています。↓
トムラウシ山を見ながらピークハントに向かいます。↓
北海道100名山、標高2158m小泉岳登頂。↓
小泉岳山頂より左から後旭岳、旭岳、これから向かう白雲岳。
白雲岳まで1.5キロの稜線歩きで、右手にお鉢があります。↓
大雪山の万年雪渓。↓
標高2000m、天空の火口原、なんと雄大なことか。↓
火口原の縁にある岩場、硫黄臭がします。↓
白雲岳の山頂直下らきました。↓
硫黄のロックガーデンを登ってきます。↓
北海道100名山、標高2229m白雲岳登頂。↓
三角タッチ↓
一休みして補給します。冷蔵品も持ち運びやすい季節になってました。↓
トムラウシ山↓
旭岳↓
旭岳をズームして見ました。本日も盛況です。
右、石狩岳、中央音更山、左ユニ石狩岳。↓
中央にニペソツ山と色づく樹海。↓
紅葉も有りました。↓
下山開始、正面に黒岳、鳥帽子岳、赤岳が見えています。↓
黒岳をズーム、こちら盛況です。↓
振り返り、旭岳を愛でる。↓
赤岳山頂まであっという間でした。お昼を過ぎたところですが、人の流れは絶えない人気の山です。↓
先ほどまでいた白雲岳と旭岳をまたしても振り返りました。↓
赤岳のすぐ横に鳥帽子岳、黒岳とつづくのですが、こちらのルートは縦走NGです。
×印がしてありました。↓
午後からニセイカウシュッペ山もお帽子がとれてくっきり山頂が見えました。↓
ニペソツ、石狩岳の方向もすっきりと↓
赤岳からは秋色ピークを愛でながらの下山です。
午後からの方が綺麗でした。↓
チングルマの紅葉↓
間もなく登山終了。↓
大雪の短い秋を最後まで名残惜しみながらシャツターを切ります。↓
登山口に近づいてきました。熟年カップルすら思わず手を握ってしまうようなロマンチックロード。静かで健全なデートコースに探している方にはオススメです。↓
本日も安全登山、お疲れさまでした。↓
シヤトルバスの往復チケットです。
行きは①、帰りは②の券を降車の時に渡します。↓
30分程シャトルバスに揺られて大雪レイクサイド臨時駐車場に到着しました。
トイレも用意されていますので、お借りして層雲峡に向かいます。↓
大雪で山遊びの後は登山軒のラーメン。
とんこつと魚介の定番ダブルスープ、旭川ラーメンは美味しいなぁ。↓
気になる紅葉シーズンの臨時駐車場、大雪レイクサイド臨時駐車場はコチラ。↓
マイカー規制が無い時は直接銀仙台へ、銀仙台駐車場はコチラ。↓
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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