yamapura’s blog

大人の遠足日記

函館山(北海道100名山)登山 眺望、夜景、立待岬、見所豊富な道南の名峰

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

函館旅行の夜、函館駅前から発着している函館山行きのバスを利用して夜景を見にいきました。連休利用の観光客に凄い人気で16:50分のバスに乗ろうとしましたが数百人すでに並んでいました。あきらめてタクシーで向かう方も多数いて、山頂の駐車場もタクシーの行列ができていました。

電車で谷地頭まで行き、ヘッドライトをつけて自力で登ったほうが早いと思いましたが、大人気の賑わいにアフターコロナに向けた経済復興の一端が垣間見え、私も久々にのんびりと行列参加することにしました。駅前から発着する函館山へのバス料金は片道500円、往復1000円です。

コロナ後の観光ブーム爆発に向けて態勢を整えればリピーターも増えるだろうと思えますし、いまさらながら函館山はいい観光資源だと実感できました。普段は30分間隔で運行していますが、臨時便がほぼ10分間隔で用意され30分程で乗車できました。↓

写真撮影の行列に並びなんとかマイショトゲットできました。

連休中の展望台の一番上は大行列で押し合いへし合いですが空いている下の方でもこれくらいの景色は見られます。差は電柱が入るか入らないかだけです。

翌日、湯の川温泉に宿泊して函館山に観光登山しました。

函館山は火山と地殻変動により出現し、漂砂によって亀田半島と繋がった陸繋島(りくけいとう)とと言う過去の島です。

標高は約334m、周囲は9kmで展望台のある御殿山をはじめとする13の山々の総称として函館山と言われています。

函館山(湯の川温泉より)

軍事要塞として利用されていたことから1899年(明治32年)から1946年(昭和21年)までの長期にわたり入山はおろか、写真、スケッチすら禁止されていた山です。

登山ルートは案内版にあるもので12登山ルート。

観光旅行中の軽装登山ですので比較的距離の短い旧登山道コースを利用しました。

本日の山行記録はコチラ↓

距離 : 4.6キロメートル

高低差 : 260m

所要時間 : 1時間17分

休憩 : 5分

レベル : 初心者、家族連れ、リハビリ向け

 

主なコースタイム

函館山登山道駐車場8:28→

→9:09函館山9:26→

→10:03函館山登山道駐車場

 

函館観光の2日目、湯の川温泉に宿泊し、函館山に登ってから帰ることにします。

早朝の函館山。↓

函館山

海岸沿いにオオセグロカモメが居たので山を撮るついでに撮影。↓

かもめ

 

ホテルの朝食バイキングでお腹いっぱい。

腹ごなしして帰ることにします。

いつもの函館山登山口駐車場に到着、函館山管理事務所の隣です。↓

函館山管理事務所

すでに満車でしたので青柳中学校前の路地に駐車して函館護国神社を通り登山口に到着しました。

満車の函館山登山口駐車場

函館山の最高峰、御殿山のピークを望む。

本日も穏やかでいい天気です。↓

函館山 御殿山山頂

函館山の散策コースは12か所案内図に記されています。

本日は旧登山道コースのピストンです。

函館山散策コース案内図

登山口入口、案内図と自販機があります。↓

 

旧登山コースを利用するのですが、2か所違うコースとの分岐があります。

間違えると遠回りになるので確認しながら進みます。

先ずは宮の森コースとの分岐が出てきました。ここは右手に入ります。

宮の森コース分岐

入山してすぐ感じるのは北海道の他の山との雰囲気が違うことです。

北海道では自生していない見事なスギ大木が見られます。

1808年から7年かけて植林された200年の歴史ある植林です。↓

スギ大木

何か所か観光道路と交差する登山道です。

車に十分な注意が必要な登山となります。

観光道路と交差

汐見山コースとの分岐もあります。ここも右折して看板を確認します。↓

汐見山コースとの分岐

100万年前まで活動していた函館山の溶岩が見られます。

函館山の溶岩

函館山の秋の野の花、エゾゴマナとトリカブト↓

エゾゴマナ、トリカブト

アキノキリンソウとヒメジョオン↓

アキノキリンソウ、ヒメジョオン

 

登山道は広くて勾配もそうきつくありませんでした。

ストレスフリーの散策路です。↓

散策路

 

7合目になるとと山頂が見えました。↓

山頂

津軽海峡も見え始めました。電波塔は何かと思って調べてみると函館開発建設部の無線中継所でした。

津軽海峡

 

つつじ山駐車場に到着しました。横断歩道を渡ると階段があります。

登山者はそちらを利用します。↓

つつじ山駐車場

展望台に向かう途中に21番と23番地蔵様が安置されている広場がありました。↓

21番、23番地蔵様

特に数えて登っていいませんでしたが22番の地蔵様が気になりだした。

山頂直下に安置されていました。↓

22番地蔵様

山頂広場に到着です。↓

山頂広場

北海道100名山、函館山登頂↓

山頂標識

三角点はチェーンで囲われていたのでタッチはエアで。↓

三角タッチ

漂砂が堆積して繋がった函館の街並み。くびれたウェストのような曲線美が美しい。↓

函館方向

本日は北海道駒ケ岳は雲の中でした。昨日登っておいてよかった。

駒ケ岳方向

 

函館ドック↓

函館ドック

五稜郭タワーを発見↓

五稜郭タワー

 

湯の川温泉↓

湯の川温泉

 

北斗市側には太平洋セメント工場の2kmに渡り延びる海上桟橋。↓

太平洋セメント海上桟橋

函館山ロープウェーは休業中でした。↓

函館山ロープウェー

 

北斗市側、左側のぽこっとした山が当別丸山でトラピスト修道院の裏山です。

中央に双耳に見えるの山は桂岳のようです。

北斗市側

遠望はききませんでしたが、キラキラの海が見れて腹ごなしのいい登山となりました。

下山すると駐車場でアカタテハが休んでいました。あまりにもじっとしているので接写します。よーく見ると羽の根本がブルーがかって綺麗な蝶でした。↓

アカタテハ

アカタテハ

 

せっかく良い天気の函館観光、立待岬も車ならすぐなので寄っていくことにしました。

立待岬はアイヌ語のヨコウシ(魚を取ろうと立って待つところ)から由来されているそうです。

キラキラの津軽海峡も綺麗ないい景勝地でした。↓

立待岬

津軽海峡と竜飛岬↓

温泉、夜景、登山、岬観光といい休日の観光旅行を過ごせました。

 

函館山の登山口駐車場はコチラから。↓

 

昼も夜も天気が重要、函館山ロープウェーの天気はコチラから。

 

随時更新、他の北海道100名山登山記はコチラから。

 

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北海道駒ケ岳(北海道100名山)登山 大沼公園を見渡す道南の秀峰で観光登山

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

今回は天気の良い休日に噴火湾をドライブして渡島半島のランドマーク、駒ケ岳に登った時の登山記です。(登山日10月8日)↓

駒ケ岳(森町、国道5号線より)

駒ケ岳は北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる標高1131mの北海道100名山に数えられる山で、3万年程前の火山活動で山頂部が吹き飛ばされ現在の山容になったと言われており、山頂部には約2kmの火口原があります。

 

火山活動の活発化により一時入山禁止となっていましたが、その後静穏な状況となったため「馬の背」まで入山(登山)が緩和されています。

令和4年の登山規制は以下の通りです。

入山(登山)ルート:赤井川登山道のみ、最終地点は馬の背

入山(登山)期間:令和4年6月1日から令和4年10月30日

入山(登山)時間:午前9:00から午後3:00まで(午後3:00までに6合目駐車場まで下山)

 

登山を計画する際は最新情報の確認が必要な活火山の山ですのでリンクを貼っておきます。↓

www.rinya.maff.go.jp

 

最新の火山情報や規制について確認する必要はありますが、6号目まで車で登ることができ、馬の背までも1時間程ですので天候が穏やかでしたら初心者の方でも手軽に登山を楽しむことができます。

今回の山行記録はこちら。↓

 

距離 : 3.9キロメートル

高低差 : 410m

所要時間 : 1時間41分

休憩 : 5分

レベル : 初心者、家族連れ、リハビリ向け

 

主なコースタイム

赤井川駐車場11:56→

→12:44馬の背(令和4年度みなし山頂)12:49→

→13:34赤井川駐車場

 

よく晴れた休日の道南ドライブ、札幌から2時間程走り豊浦町まで来ると噴火湾越しに渡島半島のランドマークマウンテン、駒ケ岳が見えました。↓

駒ケ岳(国道37号線 豊浦町より)

 

噴火湾ドライブ中はキラキラの内浦湾と駒ケ岳のコラボを見ながら楽しむことが出来ました。↓

駒ケ岳(国道5号線より)

駒ケ岳(国道5号線より)

 

森町の道の駅で休憩すると屋上に展望デッキがあり、ここからは樹海と駒ケ岳のコラボを楽しむことができました。↓

駒ケ岳(森町 オニウシ公園より)

 

今回はお手軽な観光登山ブログ、登山前のお昼にします。

お昼近くになったのでラッキーピエロの赤井川店でランチすることにしました。

ラッキーピエロ 赤井川店

 

ハンバーガーはもちろん、カレー、オムライス、手ごねハンバーグステーキ、焼きそばもありました。どれもボリューミーです。

人気ナンバーワンのチャイニーズチキンバーガーセットをいただきます。

ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーはやっぱりうまい。

風味豊かなパンズと甘しょっぱいタレがかかったジューシーチキンが良くあっています。道南旅行では欠かせないオプションです。↓

チャイニーズチキンバーガー

 

お腹がいっぱいになったところで駒ケ岳の登山道に向かいます。

ラッキーピエロの赤井川店から少々札幌よりに戻りますが近いです。

駐車場に着くと多くの登山客がすでに入山していました。

駒ケ岳6合目 赤井川駐車場

 

 

北海道駒ケ岳は噴火警戒レベル1の山。

登山ポストに届出て、登山を開始します。↓

登山ポスト

登山口

 

広く一定の勾配で整備された登山道です。

1時間程のハイキングですが、この勾配は最後まで同じように続いていきます。

登山道

 

道南では初秋の頃、道中で見たのはヤマハハコ。↓

ヤマハハコ

 

登山開始して、あっと言う間に7合目でした。

登山口の駐車場は正確には6.5合目でした。

7合目

 

徐々に黄葉始まるカラマツ越しに駒ケ岳の剣が峰と手前の円山が見え始めました。

現在の登山ピークは右手前の緩やかな馬の背です。

剣ヶ峰と円山、右手に馬の背

 

振り向くと眼下に大沼公園が見えだしました。↓

大沼公園

 

8合目を超えるとベンチがありました。

勾配が変わることは無いので、息があがる時は休みながら登ることになります。

 

9合目に到着、山頂まであと500mです。

一気に登ることにしました。↓

9合目

 

山頂まであと100m、ラス登です。↓

山頂まであと100m

 

令和4年現在、一般の方は危険につき立ち入り規制されていますので標高902mの馬の背をもってみなし登頂となります。

駒ケ岳登頂


大沼の全景を見下ろすことができるビュースポットです。

中央に大沼、右手に小沼、左手の山が標高1167mの横津岳。函館山も海上に浮かぶ島のように見えました。↓

大沼公園

函館山

 

小沼、じゅんさい沼の方向には二股岳や毛無山も見えました。↓

小沼、じゅんさい沼



写真左手前のピークが標高892.3mの隅田盛。標識によると892mの登山道があるが、こちらも現在は立ち入れ無い。



太平洋と隅田盛。↓

太平洋と隅田盛

 

標高1112m、砂原岳。↓

砂原岳

 

大沼、小沼を見ながら下山開始しました。↓

大沼、小沼

 

ほんのりと桃色がかったシラタマノキは道中よく見られました。↓

シラタマノキ

 

かつて利用できた銚子口登山口も現在は使用禁止です。↓

銚子口登山口

最後に剣ヶ峰と円山を振り返り、本日も安全登山でした。↓

剣ヶ峰と円山

 

駐車場から国道5号線にもどるとアイス工房ピカタの森があります。

夏季限定営業のお店ですがソフトクリームやジェラートの美味しいお店。↓

アイス工房 ピカタの森

駒ケ岳のアフターはここで決まり。先ほどまで居た駒ケ岳を愛でながらのジェラートはさらに美味しく感じます。↓

ジェラート(ダブル)と駒ケ岳

 

大沼公園から見る駒ケ岳を見て。良い観光ルートです。↓

駒ケ岳(大沼公園より)

 

初心者でも手軽に登山。道南観光のオプションで楽しめます。

駒ケ岳登山口はコチラ。↓

 

ルート自体はお手軽でもコンディションが重要です。

雨や爆風なら苦しくて危険なだけ。

北海道駒ケ岳のテンクはコチラから。

 

随時更新、他の北海道100名山登山記はコチラから。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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小天狗岳(札幌50峰)登山 迫力のダム見学と紅葉ハイキング

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

天気が良かったので定山渓に紅葉の写真でもと朝から出かけました。

札幌の奥座敷、定山渓には紅葉の写真スポットがたくさんありますが定山渓ダムの下流園地も観賞用に整備されていますので未訪の方は一度行く価値のある、いい観光スポットです。↓

定山渓ダム下流園地

 

さらに登山愛好者はもちろん、登山してみたい初心者の方にもオススメできるハイキングコースが小天狗岳の夏山登山ルートです。

小天狗岳はさっぽろ湖の西に位置する標高764.7mの山で、その山容は札幌湖の展望台からも湖とともに楽しむことができます。↓

小天狗岳(札幌湖第一展望台より)

 

登山概要

登山道はダム工事により整備が進み、現在は山頂まで1時間程で勾配はかなり急ですが初心者の方や初登りの方でも安心して楽しめる軽登山コースとして整備されています。

ダムの入り口にゲートがあり午後5時には閉門されるので営業時間に注意が必要な登山道です。

お子さんを連れた家族連れやゆっくりと登るお年寄りの方もいらしてました。

私の山行記録はコチラ、定山渓ダム観光も含んだタイムと歩行図です。

(登山日10月3日)↓

 

 

距離 : 4.1キロメートル

高低差 : 440m

所要時間 : 2時間5分

休憩、観光 : 21分

レベル : 初心者、リハビリ、ファミリー向け

 

主なコースタイム

定山渓ダム駐車場8:40→

→8:49小天狗岳登山口→

→9:35小天狗岳9:42→

→10:23定山渓ダム観光10:37→

→10:42定山渓ダム駐車場

 

登山準備

水分:500ミリリットル

タオル

動きやすい軽装。

 

登山道まで

秋晴れの定山渓早朝ドライブ。

紅葉ピーク前ですがピークになればめっちゃ混みますのでその手前で貸し切り撮影。

何か所かで撮影しながら定山渓ダム下流園地に向かいます。

朝から景色が良くていい一日になりそうです。

定山渓の渓谷紅葉

岩戸と紅葉

 

登山開始
8時30分に定山渓ダムに到着しました。

先客が数組います。

定山渓ダム下流園地はの駐車場は広く、トイレもあります。↓

定山渓ダム

 

登山口はダム資料館の隣にあります。

先ずはダム資料館を目指し上に上がります。↓

定山渓ダム下流園地

 

登山口は定山渓ダム下流園地案内図で確認できます。↓

定山渓ダム下流園地案内図

 

駐車場からダム資料館に向かう園路です。

散っているものも多かったですが広くて歩きやすい散策路です。

園路

 

園路の路傍にはシオンが自生していました。↓

シオン

 

凛数は少ないですがネバリノギクの自生が見られました。

ネバリノギク

 

朝日が強まりだすと緑、黄色、オレンジ、赤のコントラストがくっきりしていい感じでした。↓

定山渓ダム下流園地

 

ダム資料館の横に登山ポストがあります。

記帳してここから距離は短いですがぴりりと辛い本格的登山の始まりです。↓

登山ポスト

 

最初は緩やかなカツラの林からスタートします。↓

 

爽やかなスタートですが道道1号線の下くぐると急登の連続になります。

瞬く間に滝汗状態。

距離は短いですが札幌50峰の中でも屈指の急傾斜コースです。

 

黄葉が見えだしました。朝日を浴びて綺麗に映えています。↓

黄葉

 

陽強まり出して紅葉や黄葉が映えだしました。

登山道は相変わらずの急傾斜ですが、写真を取りながら進みます。

登山道

 

ウチハカエデが真っ赤に染まっていました。

落葉の見事なレッドカーペットです。↓

 

さまざまに紅葉を愛でながら山頂直下まで来ました。

山頂直下の紅葉

 

神威岳、烏帽子岳や右奥に砥石山まで見えています。↓

神威岳、烏帽子岳

 

札幌湖を見下ろします。↓

札幌湖

 

上空の視界が開けてきました。もうひと登りです。↓

ラス登

 

小天狗岳の山頂広場に到着。

そう広くないので後客が来る前に撮影してしまいます。↓

山頂広場

 

記念撮影と三角タッチ↓

記念撮影、三角タッチ

 

山座同定の方位標がありますがそう眺望はありません。↓

山座同定標識

 

わずかに隣の中天狗、定山渓天狗岳の稜線が見えました。↓

定山渓天狗岳

 

では再びレツドカーペットを下山します。↓

 

 

温泉街と夕日岳越しに空沼岳や狭薄山、札幌岳が見えるポイントを発見しました。↓

空沼岳や札幌岳

 

黄色いトンネル登山道を下山します。↓

黄葉



オレンジ色に染まるトンネルを下山します。↓

橙葉

 

深紅に染まるトンネルを下山します。↓

紅葉

紅葉

 

下山中にトリカブトを見つけました。↓

トリカブト

 

お昼まで時間があるのでダム堤も見学して行くことにしました。

展望台の見学時間は9:00~16:00まで。

徒歩20分です。↓

ダム堤遊歩道

 

階段歩きが長く感じます。↓

 

左手に四ツ峰、烏帽子岳、神威岳が見えます。

さっぽろ湖

 

本日も安全登山、ダム見学も出来るいいルートでした。

子天狗岳

 

紅葉名所の定山渓ダム下流園地が駐車場になります。グーグルマップはコチラ↓

 

お天気チェック、小天狗岳のテンクラはこちらから

 

他の札幌150峰記事はこちらから↓

yamapura.hatenablog.com

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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富良野岳、上ホロカメットク山(北海道100名山)登山 十勝岳温泉から登る縦走ルート案内

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

今回は十勝岳連峰に属する北海道100名山、富良野岳、上ホロカメットク山の二座を10月上旬の十勝岳紅葉祭りに合わせて日帰り縦走した時の登山記です。

紅葉祭りも開催される十勝岳温泉は観光名所として有名で、下山中に散策路ですれ違う観光の方に「上はどうなんですか?」と良くきかれました。

もちろん最高です。

縦走すると距離が長引き、逃げ場の無い稜線歩きは天候も読まなくてはなりませんのでコンディションが良ければ問題ありませんがレベル判定は中級者向けとなります。

自信は無いけど一度行ってみたくなった方は富良野岳単独、もしくは上ホロ縦走路分岐まででも十分景色を楽しめ、初級者向けにオススメできるルートです。(登山日10月1日)

富良野岳(上富良野市街地より)

富良野岳は大雪山国立公園に指定されている十勝岳連峰の南西に位置する標高1912mの北海道100名山に数えられる山です。

登山口は十勝岳温泉側と原始ケ原側から登るルートが整備されている他、十勝岳側からの縦走ルートも整備されています。

今回は十勝岳温泉紅葉祭りが開催されていたことから、こちらも楽しもうと標高1270mの十勝岳温泉側から日帰り装備で登りました。

中央ピーク、富良野岳(上富良野見晴台公園より)

 

上ホロカメットク山は十勝岳連峰の主峰十勝岳の南隣に位置する標高1912mの北海道100名山に数えられる山です。

直接登る登山口は富良野岳の十勝岳温泉と同じで上ホロ分岐より上富良野岳を経由して登るルートが比較的楽です。

上ホロカメットク山(道道291号線より)

 

本日の山行記録はコチラ。

コースタイムに記録された休憩のほか、1時間くらいは紅葉、眺望、花、リス、蝶々の鑑賞で立ち止まっています。↓

 

 

距離 : 13.3キロメートル

高低差 : 680m

所要時間 : 7時間34分

休憩 : 時間35分

レベル : 中級者向け

 

主なコースタイム

十勝岳温泉凌雲閣6:41→

→7:34上ホロ分岐→

→8:44縦走路分岐→

→9:08富良野岳9:30→

→9:52縦走路分岐→

→10:57三峰山→

→11:27上富良野岳11:31→

→11:46上ホロカメットク山11:47→

→12:03上富良野岳

→13:09上ホロ分岐

→14:09十勝岳温泉凌雲閣

 

登山準備

経口補水液:1リットル

スポーツドリンク:500ミリリットル

行動食:パン、菓子、バランス栄養食、好みで1000カロリー以上目安

緊急用薬:芍薬甘草湯(つり止め)3袋、目薬、下痢止め、胃腸薬、絆創膏

携帯トイレ、雨具、防寒具、スマホ

登山前にカップラーメンとビタミンドリンクでカロリー、塩分、水分を補給しました。

 

富良野岳の登山口になる十勝岳温泉は紅葉祭りの季節。

遅れると駐車場渋滞が予想されるので上富良野の見晴台公園島津駐車場で車中泊して早めに登山口に向かうことにしました。↓

十勝岳連峰の夜明け

早朝の十勝岳温泉へ向かいます。

エゾシカがゆうゆうと朝食をとっていました。↓

エゾシカが邪魔

 

登山口のある十勝岳温泉凌雲閣に到着。

すでに駐車場は満車で路肩に駐車しました。

上富良野八景に数えられる紅葉名所、凌雲閣の展望テラスで朝紅葉を愛でてから出発することにしました。

早朝から撮影している方が大勢いる観光名所です。

十勝岳温泉

上富良野八景 十勝岳温泉の紅葉

 

尾根の上にホコッとした岩。通称ホコ岩です。↓

ホコ岩

十勝岳温泉を回る町営バスのバス停があったので少々取材。

休日には一日4便ありました。

十勝岳温泉 バス停

 

登山者や観光客用のトイレが駐車場にあります。↓

トイレ

登山口、登山まではしないけれども、散策を楽しむ方も大勢います。

序盤はコンクリート舗装で整備されています。↓

登山道の序盤

 

十勝岳登山口の案内図。

登山愛好者向けに十勝岳を中心とする十勝岳連峰を結ぶ縦走路やそれぞれの山に向かう登山口が整備されていて、いろいろなパターンの縦走が楽しめます。

十勝岳登山口案内図

 

入林届の記帳して出発。

登山ポスト

 

とはならず、まだ観光。

十勝岳の大山神の石碑が祭られていました。

淡い朝日に照らされた紅葉と黄葉が綺麗でした。

十勝岳 大山神の石碑

大山神周囲の紅葉、黄葉

さて、登山開始。序盤は広くて整備された散策路です。↓

富良野岳登山道

山腹の紅葉を見ながら進みます。↓

紅葉

 

700m進むと三段山分岐が有りました。

正面に見える三段山へは1.4キロです。カミホロ分岐までも1.4キロの表示がありました。↓

三段山分岐と三段山

 

噴火の後が生々しい安政火口に着きました。

安政時代に噴火したのかな?と思いましたがその証拠は見つかっていないそうです。

誰が名付けたのでしょうか。凌雲閣の温泉熱源になっている火口です。↓

安政火口

 

火口での順路はマーキングを追います。

一見、どっからでも進めそうですが見逃すと遠回りして面倒なことになります。↓

ルート案内のマーキング

 

1時間程歩いて上ホロ分岐に到着しました。

富良野岳へは直進、上ホロカメットク山や上富良野岳に直登、十勝岳への縦走近道は左です。

上ホロ分岐

 

大雪山旭岳と同様に永久凍土がある可能性がある十勝岳連峰。

その一旦を思わせる万年雪がありました。↓

万年雪

 

正面に朝日を浴びる富良野岳を見ながら進みます。

写真左手の三角尾根を巻いてその右のピークに取りつきます。

富良野岳

十勝岳とは逆に火山活動が早めに収束して現在では花の百名山に数えられる富良野岳。

高度が上がり出すとチングルマの紅葉も見られました。

チングルマの紅葉

 

上ホロ縦走路分岐に到着しました。

視界が開け、凌雲閣廻りの紅葉を見下ろします。

いつまでも見て居たい上ホロ縦走路分岐からの眺望です。

初訪の方にはここが来てよかった感動ポイントになると思います。↓

凌雲閣廻りの紅葉

 

多くの方がリュックを下しその絶景をゆっくり堪能しています。

十勝岳の左手に美瑛岳の頭、大雪山旭岳まで見えています。

右手はこの後向かう予定の三峰山上、富良野岳へと続く稜線が見えています。↓

十勝岳方向

 

動きたくなくなる絶景ですが、名残惜しみながら山頂へ。

800mで山頂です、見えている手前のコブピークに向かい結構な急勾配の階段をひたすら進みます。

富良野岳方向の登山道

おっシマリスです。

しっぽがもふもふ、お目目くりくりの可愛いやつです。↓

エゾシマリス

 

おっ、立った。↓

 

なんか探してる。

何かさがすシマリー

 

ほっぺぱんぱんでもぐもぐするシマリー↓

ほっぺぱんぱん

まだうろうろしている。おかげで進まない。↓

うろうろするシマリー

 

手前のコブピークを巻いて富良野岳の山頂が見えました。↓

富良野岳ピーク

 

花は終わりと思っていたがイワギキョウが一凛残っていました。

夏場によく見るイワギキョウははおちょぼ口ですがこれは完全に花弁が反り返って咲いていて初めて見ました。

強いやつだ。↓

イワギキョウ

 

きょろきょろしながら山頂に到着。

富良野岳山頂広場

 

北海道100名山、標高1912m富良野岳登頂、記念撮影と三角タッチ。↓

 

晴天の富良野岳山頂。

最高の眺望を堪能します。美瑛岳、十勝岳、上富良野岳、三峰山。↓

 

大雪山方向には旭岳、忠別岳↓

 

石垣山、ベベツ岳、オプタシケテ山の稜線、その奥に武利岳と石狩連峰まで望めています。↓

 

夕張山地の方向。

本日は夕張岳と芦別岳もくっきりとみえていました。↓

 

名残惜しいですが、次の目的地、三峰山に向かい、一旦下山します。↓

 

日射しが強まりだして、凌雲閣廻りの紅葉も朝より綺麗に見えだしました。↓

凌雲閣廻りの紅葉

 

振り向き、先ほどまでいた富良野岳。↓

富良野岳

 

2つの峰を乗り越えて三峰山の山頂標識に到着。

本日は足の調子がいまいちで峰越えに体力を奪われだしました。↓

 

三峰山より十勝岳と上富良野岳を望む。↓

十勝岳

三峰山にもイワギキョウが残っていました。よく見なかったのでチシマギキョウかもしれないが何んにしてもこの時期は珍しい。↓

イワギキョウ

 

三峰山の峰を超えて上富良野岳までの稜線ルートが見えました。

楽しそうな稜線歩きです。↓

三峰山から上富良野岳

 

標高1893m、上富良野岳登頂。↓

上富良野岳山頂

 

天気は持っていますが、爆風になってきました。

逃げ場の無い稜線歩きに爆風は禁物。

先を急いでピークハントして速攻下山に切り替えます。

上ホロカメトックまで500m、登山道からはオプタシケテ山の稜線がすぐ横に見えてします。↓

オプタシケテ山

 

花の終わった高山にコヒオドシが飛来していました。

爆風ですので蝶々も飛ばされないよう、地面に張り付いてじっとしてます。↓

コヒオドシ

 

上富良野岳から上ホロカメットク山までは500m、爆風の中を一気に下りて登りました。

北海道100名山、標高1920m上ホロカメットク山登頂。

前回来た時はガッスガスで2回連続で速攻撤収となりました。↓

上ホロカメットク山登頂

十勝岳はすぐお隣ですが、縦走はまた今度。↓

十勝岳

 

縦走してきた富良野岳、三峰山、富良野岳。↓

富良野岳、三峰山、富良野岳

武利岳から石狩連峰、ニペソツ山なども本日は見えています。↓

石狩連峰方向

上富良野岳、上ホロカメットク山は爆風で速攻撤収ですが、下山でも見どころの多いルートです。

上富良野岳から下山開始。上ホロと上富良野岳のコルの秋色絨毯。↓

コル

秋色絨毯

 

左に化け物岩と、八ツ手岩を見下ろしながら下山します。↓

化け物岩と八ツ手岩

 

上富良野岳から凌雲閣までの下山ルートは3.7キロ。

ザレた急勾配で滑りやすい箇所もあるので最後まで気を抜かずに慎重に下山しました。↓

 

十勝岳と安政火口を見ながらの下山道。↓

安政火口

 

秋色絨毯と富良野岳を愛でながらの下山道。↓

 

十勝岳と八ツ手岩↓

 

高度が下がると天然のロックガーデンが見られました。↓

 

紅葉祭りのまっただ中の十勝岳温泉に近づいてきました。↓

紅葉まつりのと十勝岳温泉

 

 

本日も安全登山で下山。

紅葉祭りで賑わう十勝岳温泉の展望テラスで一休み、いい一日でした。↓

 

登山口は紅葉名所の十勝岳温泉凌雲閣、グーグルマップはこちら↓

 

 

富良野岳のテンクラはコチラから。

 

随時更新、他の北海道100名山登山記はコチラから。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ラーメンの山岡家江別店 くせになる朝ラーメン

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

今回は旅の途中、江別で山岡家さんの朝ラーメンを食べてみたのでその時のブログです。ラーメンの山岡家江別店は24時間営業の店舗です。江別市一番町の国道12号線沿いにある、大きな駐車場がドライバーに便利なお店でした。

山岡家の朝ラーメンは24時間営業店舗の限定メニューですが、くせになるオススメの朝食でしたので気になった方は試してみて下さい。↓

ラーメンの山岡家 江別店

入店すると目の前に券売機と大きなメニュー版があります。

豊富なメニューですが今回は朝食目当て、朝5:00~11:00まで限定メニューの朝ラーメン一択です。朝ラーメンの味は塩とんこつです。

券売機の赤い朝ラーメンのボタンを押すと普通盛、中盛、大盛の選択画面となります。

ここは普通盛、520円をぽちっとします。

他に替玉半玉50円、一玉100円、朝ラーメン限定でできます。

塩とんこつに替え玉と北海道に居ながら博多ラーメンのティストを感じさせてくれました。着席して食券をスタッフの方に渡すとラーメンのカスタムについて確認されます。無料カスタムが可能なのは3種類で麺の方さ、脂の量、味の濃さを好みに合わせて調整してもらえます。初めての方は普通がオススメです。私も普通でお願いしました。

ラーメンのカスタム

程なく着丼。シンプルなビジュアルが軽めに麺をすすりたい朝にぴったり。薄くラード張るスープにたっぷりのネギが食欲を目覚めさせてくれました。↓

朝ラーメン

先ずはスープ、山岡家得意の塩とんこつスープです。脂が軽く浮く白濁したスープはコク深くマイルド、塩味はがつんと強くでてきて、まさに山岡家のスープに偽りなしの一度食べると忘れられないクセになる味です。↓

塩ダレスープ

麺は朝専用に作られた細麺。この一工夫が嬉しい一杯です。かなり細目に製麺されたストレート麺がのどごし良くてするすると食べられます。↓

朝ラーメン専用 ストレートの細麺

海苔の上に梅ペーストがトッピングされています。徐々にスープに溶かしながらいただきます。塩味の主張が強いスープに梅の爽やかな酸味が加わる優しい味変です。↓

梅ペースト

卓上の味変グッズからははおろしニンニク、豆板醤を選びました。ニンニクでスープにコクが増すのはお約束、鉄板の調味料です。豆板醤を試してみるとこれがこの塩ダレと良く合う。パンチの効いた辛さのほかにうま味もあり、いい発見でした。これはデフォルトで食べ続けるのはもったいないいい味変でした。↓

卓上

ネギが丼の半分を埋めるたっぷり感ですが、シャクシャクとした心地良い歯ざわり。

いいアクセントです。

ネギ

山岡家さんのチャーシューも外しません。味付け自体は薄目で丼のバランスを重視しています。厚切りでほろほろと崩れる柔らかさ、しっとりとしたレア感とほのかな甘味。朝からでもこのチャーシューは美味しくいただけます。↓

チャーシュー

熱々でがつんと濃厚ながらつるつるとあっさりいただける山岡家の朝ラーメン。本日も美味しくいただけました。国道沿いで24時間営業、知っておくと便利な山岡家江別店はコチラ。↓

ラーメンの山岡家江別店、公式サイトはコチラから。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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赤岳、小泉岳、白雲岳(北海道100名山)登山 秋色ピークの人気登山道

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

今回は表大雪に属するの北海道100名山、赤岳、小泉岳、白雲岳の三座を9月下旬の紅葉ピークに日帰り縦走した時の登山記です。(登山日9月25日)↓

赤岳の紅葉

 

赤岳は大雪山国立公園の北東に延びる白雲岳からつづく広い尾根線の肩に位置する、標高2079mの北海道100名山に数えられる山です。

その山容はいまひとつながら、標高1500mの銀泉台が登山口となっており、手軽に登山を楽しめ道中は高山植物や眺望、秋には美しい紅葉が楽しめることから人気の登山コースとなっています。

紅葉シーズンには登山口にアクセスする道々銀泉台線はマイカー規制が引かれるため、大雪レイクサイド臨時駐車場から有料のシャトルバスを利用して銀泉台に向かうことになります。

小泉岳は赤岳の隣に位置する標高2158mの北海道100名山の山です。

赤岳からは標高差の少ない縦走ルートで登山感もあまりないので、ここを目的地とするのは物足りない方もいるでしょう。

白雲岳は表大雪の中心に位置し、旭岳、北鎮岳に次ぐ北海道第3の高さを誇る標高2229mの北海道100名山です。

山頂直下には広い火口原がありその雄大さに圧倒されました。

今回はこの三座を縦走した時の登山記です。

北海道100名山の三座を日帰り踏破できるこのルートはお得感のある良い縦走ルートでした。↓

赤岳、小泉岳、白雲岳の稜線(北海岳より)

 

本日の山行記録はコチラ

 

距離 : 14.0キロメートル

高低差 : 700m

所要時間 : 6時間54分

休憩 : 途中休憩含み1時間2分

レベル : 初心者向け

 

主なコースタイム

銀泉台7:46→

→8:49駒草平→

→9:39赤岳9:45→

→10:08小泉岳10:14→

→10:49白雲岳11:26→

→11:56小泉岳→

→12:16赤岳12:26→

→13:21駒草平→

→14:30銀泉台

 

札幌から層雲峡を超えて国道273号線に入りました。

帯広方面に向かうと臨時駐車場の看板が出ているので初めてでもすんなりと大雪レイクサイドの臨時駐車場に入れました。

晴天の休日、空気も澄み切りお月様もくっきり、楽しい1日となりそうです。↓

晴天の休日

車を止めてシャトルバス乗り場に向かいます。

早朝から多くの方が行列をなしていました。

発券所は2か所、高原温泉行と銀泉台行です。

よく見ると行列は高原温泉行の方で、銀泉台行は並んでいませんでした。

すんなりと乗車券を購入してシャトルバスに乗れました。↓

大雪レイクサイド 臨時駐車場

 

途中の道々銀泉台線は車同士の行き違いが難しい程道幅が狭い道路でした。

シャトルバス同士は鉢合わせにならないよう、無線で連絡を取りながら進んでいます。

30分程揺られて銀泉台に到着しました。↓

銀泉台

 

森林パトロール事務所のカウンターで登山届に記帳します。↓

林野庁 森林パトロール銀泉台事務所


道幅が広い整備された登山道です。

元々は旭岳まで車両が通行できる観光道路として整備されました。

環境への配慮から現在は廃道となっています。↓

序盤の登山道

 

案内板が設置されています。大雪山は多くの山々を結ぶ登山道が整備されていて縦走を楽しむことができます。↓

案内板

 

簡易トイレがありました。先を急ぎたく中は確認していませんがトイレで困った方は助かると思います。↓

簡易トイレ

 

10分程歩くと銀泉台の登山口に到着しました。↓

銀泉台登山口

 

青、緑、黄色、赤、紅葉に青空が映えます。↓

晴天と紅葉

上の方の紅葉は終了していますが中腹は見頃です。

赤色の紅葉を目指して歩きました。↓

中腹の紅葉

50年以上前は自動車道でした。

かつての名残を時折見ることができます。↓

自動車道の名残

 

赤岳中腹の紅葉は見事でした。↓

中腹の紅葉

 

30分程登ると第一花園に到着します。

中腹の紅葉と青空、北大雪のニセイカウシュッペ山も見えています。

紅葉の名所です。↓

第一花園より

第2花園に向けて高度を上げます。

見上げると綺麗な紅葉でした。↓

第2花園へ

赤岳の名称由来ははっきりしていませんが、名付けた人もこの光景を見ていたでしょう。

赤岳の紅葉

赤岳の紅葉とニセイカウシュッペ山は実に画になる。

赤岳の紅葉

 

第1花園から10分で第2花園に着きました。

次回は花のシーズンにも登ってみたい山です。

第2花園

 

第2花園は天然のロックガーデンでした。緑の絨毯です。↓

 

ロックな登山道にペンキで順路が示してあり、初訪でも不安はありません。次は奥の平に向かいます。↓

ロックな登山道

 

奥の平に到着しました。↓

奥の平

 

奥の平よりほんのりと色づくニセイカウシュッペ山を撮影。↓

ニセイカウシュッペ山

 

駒草平に到着しました。私の足で1時間ほどです。

花園や平巡りはそうストレスを感じませんでした。↓

駒草平

 

駒草平を超えると急な登りがでてます。↓

急登箇所

 

赤岳の山頂直下にトイレブースがあり景色もいいので休んでいる方が多数。

私は先を急ぎましたが、ここも絶景ポイントです。↓

トイレブース

 

赤岳山頂まであと800m標識、ピークの肩が見えました。↓

ピークの肩

 

トイレブースから程なく山頂広場です。

大きな岩の手前が山頂標識です。気になる急登箇所は2箇所ほどで手軽な山だと思います。

山頂ロックオン

 

赤岳より左ピークがこれから向かう白雲岳、右手奥に後旭岳と旭岳のツインピーク。

なんと大雪の雄大なことか。↓

山頂から大雪の眺望

 

北海道100名山、標高2079m赤岳登頂。

写真の順番待ちでした。

ここは1枚撮影して次に向かいます。↓

赤岳山頂標識

 

次に小泉岳に向かいます。

めっちゃ平で登山感がありませんでした。

ピーク付近も緩やかな丸に見えます。↓

赤岳~小泉岳の稜線

 

小泉岳の山頂付近に来ました。

奥に標識が見えましたが標識がないとどこがピークが分からないほど平な山頂でした。↓

小泉岳 山頂付近

 

いったん小泉岳のピークハントのため高原温泉方向に向かいますが、すぐそばです。

標識も見えています。↓

分岐標識

 

トムラウシ山を見ながらピークハントに向かいます。↓

トムラウシ山

 

北海道100名山、標高2158m小泉岳登頂。↓

小泉岳 山頂標識

 

小泉岳山頂より左から後旭岳、旭岳、これから向かう白雲岳。

白雲岳まで1.5キロの稜線歩きで、右手にお鉢があります。↓

小泉岳より

 

大雪山の万年雪渓。↓

万年雪渓

 

標高2000m、天空の火口原、なんと雄大なことか。↓

火口現

 

火口原の縁にある岩場、硫黄臭がします。↓

火口現の岩場

 

白雲岳の山頂直下らきました。↓

白雲岳

 

硫黄のロックガーデンを登ってきます。↓

山頂直下の登り

 

北海道100名山、標高2229m白雲岳登頂。↓

白雲岳 山頂標識

 

三角タッチ↓

三角タッチ

 

一休みして補給します。冷蔵品も持ち運びやすい季節になってました。↓

補給

トムラウシ山↓

トムラウシ山

旭岳

旭岳

 

旭岳をズームして見ました。本日も盛況です。

旭岳は本日盛況

右、北鎮岳、中央は比布岳と安足間岳の稜線↓

安足間岳、比布岳、北鎮岳

右、石狩岳、中央音更山、左ユニ石狩岳。↓

ユニ石狩岳、音更山、石狩岳

 

中央にニペソツ山と色づく樹海。↓

ニペソツ山

紅葉も有りました。↓

紅葉

下山開始、正面に黒岳、鳥帽子岳、赤岳が見えています。↓

黒岳、烏帽子岳、赤岳

 

黒岳をズーム、こちら盛況です。↓

黒岳山頂

 

振り返り、旭岳を愛でる。↓

旭岳

 

赤岳山頂まであっという間でした。お昼を過ぎたところですが、人の流れは絶えない人気の山です。↓

赤岳山頂

 

先ほどまでいた白雲岳と旭岳をまたしても振り返りました。↓

白雲岳と旭岳

 

赤岳のすぐ横に鳥帽子岳、黒岳とつづくのですが、こちらのルートは縦走NGです。

×印がしてありました。↓

黒岳、鳥帽子岳

 

午後からニセイカウシュッペ山もお帽子がとれてくっきり山頂が見えました。↓

ニセイカウシュッペ山

 

ニペソツ、石狩岳の方向もすっきりと↓

ニペソツ、石狩岳の方向

 

赤岳からは秋色ピークを愛でながらの下山です。

午後からの方が綺麗でした。↓

紅葉

紅葉

紅葉

 

チングルマの紅葉↓

チングルマ紅葉

紅葉

 

間もなく登山終了。↓

紅葉

 

大雪の短い秋を最後まで名残惜しみながらシャツターを切ります。↓

紅葉

紅葉

 

登山口に近づいてきました。熟年カップルすら思わず手を握ってしまうようなロマンチックロード。静かで健全なデートコースに探している方にはオススメです。↓

登山口

紅葉

 

本日も安全登山、お疲れさまでした。↓

下山完了

 

シヤトルバスの往復チケットです。

行きは①、帰りは②の券を降車の時に渡します。↓

シャトルバスのチケット

 

30分程シャトルバスに揺られて大雪レイクサイド臨時駐車場に到着しました。

トイレも用意されていますので、お借りして層雲峡に向かいます。↓

大雪レイクサイド臨時駐車場

大雪で山遊びの後は登山軒のラーメン。

とんこつと魚介の定番ダブルスープ、旭川ラーメンは美味しいなぁ。↓

登山軒のラーメン

 

気になる紅葉シーズンの臨時駐車場、大雪レイクサイド臨時駐車場はコチラ。↓

 

マイカー規制が無い時は直接銀仙台へ、銀仙台駐車場はコチラ。↓

 

 

せっかくの登山、重要なお天気チェック、赤岳のテンクラはこちらから。

他の北海道百名山、登山記はこちらから↓

yamapura.hatenablog.com

 

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層雲峡温泉マウントビューホテル リーズナブルなファミリー向けのリゾートホテル

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

9月の連休を利用して旭岳から黒岳まで縦走する登山旅行をしました。

黒岳下山後に利用した源泉かけ流しのリーズナブルな宿、層雲峡温泉マウントビューホテルについての情報を中心に綴る宿泊記です。

層雲峡の観光シーズン、9月の連休に急遽宿をとろうとしましたが、なかなかどこもお高い時期でした。

そんな中で手軽な値段設定だったがこちらのマウントビューホテルです。

層雲峡温泉街の入口、国道を通るたびに目に入る白い三角屋根が特徴的な山荘リゾートホテルです。↓

層雲峡温泉マウントビューホテル

◇◇◇◇◇目次◇◇◇◇◇

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

館内設備

渓流の横にある入り口。玄関の横に数台駐車できます。今回はチェックインが早くて玄関横の一番いい場所に駐車できました。メインの駐車場は入口ゲートをくぐった奥になります。

正面玄関

フロントとロビーは歴史を感じさせるものでしたが古いなりに清潔感もあり値段相応と感じました。お土産や滞在中の用をたせる売店はほとんどありません。スナック菓子、カップ麺、飲料、アイス程度です。チェックインは15:00からですが、見事に時間厳守。客が集まり出しても15:00まではスタッフは出てきませんので早く到着した方はフロントの名簿に名前を書いてロビーで時間が来るのを待つのみです。受付スタッフも最初は1名でチェックインは30分待ちとなりました。コロナ直後ですのでお客さんの文句は少な目(言う人は言ってました)でしたがアフターコロナの繁忙期を見据えこの辺のサービスには向上の余地があると思います。↓

フロント・売店
売店

ロビー

冬のウェルカムドリンクは上川の地酒の麹で作られた甘酒です。夏に利用した時はありませんでしたが冬に利用した時には用意されていました。↓

ウェルカムドリンク

甘酒

温泉といえば卓球。この宿は卓球台が2台あって無料で利用できます。親子連れが数組、温泉卓球を楽しんでいました。昭和レトロな温泉施設ですが家族や仲間とのコミニケーションツール、温泉卓球は時空を超えて不滅のようです。↓

卓球台

湯上りで気になるのがドリンク類、特にアルコール販売のチェックは重要です。ビールや缶チューハイ等のアルコールがホテルとしてはお安売られていてここは好印象。少々施設が古くてもビールのお安い自販機は個人的に大歓迎です。時節柄、少々値上がりしていますがホテル価格としては合格ライン、めっちゃお高くて自販機が無い高級リゾートはこりごりです。ビールは札幌クラッシック、黒ラベル、アサヒスーパードライがありました。↓

俺たちの自販機

ビールのある自販機

風呂上りはやっぱビールだぜ

客室

今回の客室は昭和からよくあるタイプの和室です。キーはオートロック、トイレはウォシュレット付きでフタが自動開閉する最新式で驚きました。フリースポットのWifiもありますので時代の流れに合わせた対応はしっかりしていました。渓流の音を聞きながらリラックスできるお部屋でした。↓

和室のお部屋

お部屋

窓を開けると、向かいはほんのりと色づきだした木々に囲まれた清流や山が見えました。↓

部屋からの眺望

部屋からの眺望

冬に利用した時は洋室でした。昭和のしつらえで落ち着きます。↓

洋室のお部屋

周辺観光と買い物施設

ホテルでのお愉しみは家族や友人と夜の語らいや宴会という方もいるでしょう。

そんな時に何かと便利なコンビニ、セイコーマートがホテルの裏手にあり、アルコールもお安く購入できますので買い出しについては安心できる立地のホテルです。↓

層雲峡のセイコーマート

夏には登山、登山者で無くとも黒岳ロープウェーとリフトを利用して7合目までは登ることができます。↓

黒岳ロープウェー

日本最速、秋には大雪山黒岳の紅葉を見に行けます。↓

黒岳の紅葉

冬には北海道3大冬まつりの一つである氷瀑祭りが開催されます。このホテルから徒歩10分弱で会場に行くことができます。↓

氷瀑まつり

氷瀑まつり

温泉

温泉は源泉かけ流し。無色透明、無味無臭の単純温泉です。

湯上り処・脱衣所

内湯は半円形の主浴槽がひとつ。とても温まる湯でした。↓

主浴槽
主浴槽

露天は湯の花が濃いお湯です。ここまで湯の花が濃い温泉は珍しいとおもいましたが源泉かけ流しのお約束で季節によって温度が変わります。夏でも温いと感じましたが冬はさらに温くなり温すぎると思いました。低温浴で長くかりたい時はいいと思います。↓

露天風呂

 

夕食バイキング

夕食はファミリー向のバイキングスタイルです。手前のビュフェ台はサラダと揚物、奥のビュフェ台には刺身やカニなどが用意されています。たくさんお子さん連れた若いお父さんお母さんは大皿に豪快な揚物マウンテンをつくり喜んでいました。老夫婦は奥の台を中心にとることにしました。特筆すべきはバイキングの各料理にアレルギー表記が記されていること。できない宿も多い中でここは細やかなお客ファーストを感じられました。夕食バイキングの一例、揚物抜きバージョン。↓

夕食バイキングの一例

食事のスタートはサラダから。細かく刻まれたシャリシャリのキャベツが美味しかった。レタス、水菜、オニオンなどで種類はそうないが十分でした。

数種類あるドレッシングから和風醤油をかけてサッパリといただきました。↓

サラダ

ゴマ風味のラーメンサラダも一皿とりました。↓

ラーメンサラダ

私は揚げ物はそう食べられないのでホテルメイドのビーフシチューを試してみました。ここのビーフシチューは美味しかった

ポテトを生では無くフライを使用しているところにジャンク感が有りましたがデミグラスソースとトロトロに煮込まれたお肉は美味しかった。↓

ビーフシチュー

結局これはお代わりしました。トロトロビーフとややの酸味がアクセントのデミグラスソースがクセになりそう。付け合わせのブロッコリーは柔らかくて良かった。ポテトフライは固くなるので生の方が合うなぁと思いつつ結局お代わりしていた。

ビーフシチュー

最初のテーブルで中高年向きのものはないなぁと思いましたが奥のテーブルにはしっかりエビ、タコ、サーモンのお刺身とカニ足の食べ放題がありました。他にローストビーフ。

刺身三点盛

ローストビーフ

一番人気の紅ズワイカニの足食べ放題。足は細いですが味は良かったです。↓

ズワイ蟹アシボイル

豚の角煮風、味付けは薄くてあっさり、お肉むはトロトロでこれは美味しかったです。↓

豚の角煮

揚げ物はパスしましたが揚げ物コーナーの中にジンギスカンがありました。しっかりマトン臭のするタイプです。↓

ジンギスカン

デザートも種類はそうありません。フルーツ、ロールケーキ、わらび餅等。↓

テザート

 

朝食バイキング

朝食はサラダメニユーが豊富で安心できました、朝から野菜をたっぷり接種できるバイキングです。アスパラベーコン、焼きそば、ウィンナー、焼き鮭、たらこ等を少量づつとってみました。パンもありますが中高年層には和食を中心に選択するのが良いと思いました。

朝食バイキング一例

サラダはキャベツ、ニンジン、水菜、海藻、豆、ポテトがありドレッシングの種類も選べました。

サラダ

ごはんのお供も豪華さはありませんが昆布の佃煮が柔らかくて美味しかった

ごはんと味噌汁。味噌汁もホテルらしく美味しかったです。↓

フキと大根の煮物
たらこと辛子菜
昆布の佃煮と出汁巻き玉子

お代わりはホテルメイドのマウントカレー。子供も食べられるよう甘口になっているので、辛みパウダーを用意してくれれば大人にも受けると思いました。コクも深くて豚肉とマッシュルームがたくさん入っている美味しいカレーです。昨夜のビーフシチューと同様にカレーも外していませんでした。↓

カレー

デザートは定番のヨーグルト。トッピングはフルーツカクテルとグラノーラが用意されていましたたので両方かけのした。締めにコーヒーでバランスのとれる良い朝食バイキングでした。

デザート

コーヒー

まとめ 層雲峡でお安く宿泊したい方向けの宿

施設は古いですが老朽化では無く老舗の昭和の温泉ホテルといった趣でした。層雲峡温泉の中ではリーズナブルに泊まれるホテルでそう人気も無く他のホテルが取れなくてここだけ空いていたので利用しました。コスパ重視の方向けだと思います。

食事の内容に特別感はありませんでしたが、紅ズワイ蟹や唐揚げをがっつり食べている方もいて、今回見た感じでは子供連れ家族の方々は喜んでいました。

ファミリーでリーズナブルに層雲峡の観光をするのにいい宿だと思います。

自販機は個人的に好印象でしたが売店は無いと思ってください。

ホテルだけでは無く層雲峡全体としてですが、コロナの影響か層雲峡のお土産を購入できるお店がほとんど消えていて、黒岳ロープウェーの小さな売店で購入できる程度です。層雲峡温泉全体でお土産販売は考えた方が良いと感じました。

温泉ホテル単独の魅力だとオススメの宿とは言いませんが、黒岳の登山者向けに登山者応援パックもあり、黒岳ロープウェーの駅も徒歩圏内です。冬には氷瀑祭りの会場が近いのでここも便利なポイントです。

紅葉する黒岳

層雲峡温泉マウントビューホテル

北海道上川郡上川町層雲峡

TEL.01658-5-3011

料金の情報は公式ホームページから。

層雲峡温泉ホテルマウントビューの公式HPはコチラ。

層雲峡温泉の入り口、ホテルマウントビューの場所はコチラ。↓

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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秋の旭岳観光 姿見食堂ランチとロープウェーで行く姿見園道散策

札幌中心に道内の山をのんびり歩いているヤマプラです。

9月の3連休を利用して旭岳温泉に旅行に行きました。

宿のチッェクインまで時間もあり、ランチもしたいので旭岳ロープウェーでランチと観光をすることにしました。

今回のブログはその時の旅行記です。

旭岳ロープウェー

 

旭岳ロープウェー山麓駅と姿見食堂

札幌からドライブしてお昼前に旭岳ロープウェーの山麓駅に到着ました。

私は翌日旭岳登山の予定ですが、ゆっくり姿見園道を見て歩く余裕は無いので本日観光することにしました。

ロープウェーのお隣に旭岳ビジターセンターの無料駐車場がありますが、こちらは朝早くから登る登山客がたくさんいますので満車でした。

旭岳ロープウェーの有料駐車場は余裕がありましたのでそちらに駐車しました。

駐車料金は500円です。

旭岳ロープウェー 山麓駅

 

建物の中に入ると売店があります。

観光地らしい土産物の他、登山で役に立ちそうな防寒用品等も販売されていました。

旭岳温泉にはコンビニが無いので、明日の行動食にとパンとお菓子を購入しました。↓

売店

売店

ランチに2階の姿見食堂に向かいます。↓

姿見食堂

 

入口にメニュー版がありますのでじっくり選んで券売機で食券を購入します。

ラーメン、カレー、うどん、そば、スパカツなどが主力メニューで900~1300円くらいの価格帯です。↓

 

メニュー

メニュー

メニュー

メニュー

夕食は旭岳温泉の料理のいい宿に宿泊しますので、軽めのきのこうどんにしました。

カウンターに食券を出し、席に着きます。

広い店内はまだ余裕がありました。↓

姿見食堂 内観

 

程なく、食券番号を呼ばれ取りに行きました。

セルフサービスのお店です。

そう期待して無かったのですが、きのこの名産地が近いだけあって、なめこ、しめじ等、ぷりぷりのきのこがたっぷりのっています。

いい出汁もでていて嬉しい不意打ち、これは美味しかったです。

肉押しの強いメニューですが、これはヘルシーで女性や中高年にも嬉しい一杯でした。

きのこうどん

きのこうどん

きのこうどん

 

観光地での美味しいご当地グルメで温まった後は早速ロープウエーに乗り込みます。

オンシーズンの土日には朝6時から夕方5時30府まで、20分間隔で発着しており、料金は往復3200円でした。

曜日やシーズンにより料金が大きく違います。↓

ロープウエー料金表

ロープウェー時刻表

乗車券を購入し、隣の乗車場でしばし待ちます。

乗車場

乗車

約10分の空中遊泳、眼下に広がる紅葉は来る価値のある綺麗な光景でした。↓

空中遊泳と紅葉

 

姿見園道散策と姿見駅

姿見駅は観光地でトイレはありますので安心です。

姿見ノ池に向かうことにしました。

案内版

姿見の池は紅葉が始まると毎年マスコミに紹介される名観光スポットです。

高度的に森林限界を超えていて、ハイ松やチングルマ等、背の低い高山植物が自生しています。

チングルマ紅葉

紅葉

紅葉、黄葉

 

園路は広く整備されています。

姿見園道

 

姿見ノ池に到着しました。山頂はガスでしたが、ミラー旭岳を撮影することが出来ました。↓

姿見ノ池

姿見の池の横に旭岳石室かあります。

石室は緊急避難用で、宿泊用の施設ではありません。↓

旭岳石室

 

第5展望台も近くにあったので寄ってみました。

案内版どおり、オプタテシケ山や美瑛岳をはじめ、十勝岳連邦の山並を見ることができました。↓

案内版

十勝岳連邦

 

原始の旭岳はもっと高くてスマートな三角形だったそうです。

2800万年前の噴火によの、現在の切り裂かれた形になりました。

今でもガスを噴出している谷は地獄谷と名付けられています。

旭岳の成り立ち

地獄谷とガス噴出孔

ガス噴出

園路を一回りして鏡池にやってきました。池の縁が彩られて綺麗でした。。↓

鏡沼

鏡沼でもミラー旭岳の写真をとることができました。↓

ミラー旭岳

 

池巡りの最後に夫婦池を見ました。

夫婦池

いい腹ごなしになったので姿見駅に戻ります。↓

姿見駅

駅に戻り、売店を見て歩きました。

姿見売店となっていて、観光土産とワンハンドグルメの販売されていました。↓

姿見売店

姿見売店メニュー

姿見売店メニュー

 

せっかくなのでコーヒーを飲んで帰ることにしました。

東川の美味しい水でいれたオーガニックコーヒー、写真では伝わりませんがなかなか美味しい一杯でした。↓

オーガニックコーヒー

ホテルのチェックインにいい時間となりましたので帰りのロープウェーに乗って下山しました。

のんびりとした観光コースでした、次回はすっきり晴れた日に来てみたい観光地です。

 

旭岳ロープウェーはこちらです。↓

 

 

旭岳ロープウェイの公式ホームページはコチラから。

 

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旭岳温泉ホテルデイアバレー 旭岳観光の起点に便利 リーズナブルでちょっと上品な大人の宿

旭岳温泉ホテルディアバレーはこんな方にオススメ

  • お安く旭岳観光の起点をお探しの方
  • 夫婦やカップル二人でゆっくり温泉旅行を楽しみたい方
  • 源泉かけ流し、泉質にこだわる方
  • ちょっと上品にワインと夕食を楽しみたい方
  • 美味しいホテルパンを食べたい方
  • サウナも楽しみたい方(姉妹館へ湯めぐりできます)

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。9月の連休を利用して旭岳登山旅行しました。今回はその時に利用した源泉かけ流しと料理自慢の宿、旭岳温泉ホテルディアバレーについての情報を詳細に綴る温泉旅行ブログです。

目次

旭岳温泉 ホテルディアバレー

 

連休初日は旭岳登山口にある姿見食堂でランチした後旭岳ロープウェーを利用し、姿見園道を散策しました。日中は旭岳観光をして過ごし、ホテルへチェックインの時間となりました。

旭岳温泉ホテルディアバレー基本情報

  • 住所.北海道上川郡東川町旭岳温泉
  • ℡.0166-97-2334
  • ホテルディアバレー公式ホームページ
  • グーグルクチコミ☆4.0(212件)
  • じゃらんクチコミ☆4.0(702件)
  • サービス、食事、部屋が高評価、湯めぐりが好評、源泉かけ流しが温泉通に好評

館内設備

フロント係の方は明るくて好印象、中高年層向けの落ち着いた雰囲気の小さな温泉ホテルです。チェックインの時に夕食の主食をパンにするかライスにするか聞かれます。お米に特にこだわりが無い方ならオススメはパンの方。ホテルメイドの美味しい焼きたてパンが頂けるので、我が家は迷わずパンにしています。売店での販売はスナックや夜食、お土産が少々でした。

フロント

売店

ロビーは明るくてカラフルなソファーと鹿のオブジェが目を引きました。↓

ロビー

ロビー

旭岳の伏流水を使用したドリンクバーがあります。宿泊者は美味しいコーヒーを滞在中いつでもいただけます。↓

伏流水ドリンクバー

階段を上がり2階に行くとDVDシアターとミニチュアオーケストラがあります。

DVDシアター

ミニチュアオーケストラ

レタールームが用意されています。旭岳の旅の思い出を手紙に綴ることができます。↓

レタールーム

レタールーム

洗濯機と乾燥機もありますので旭岳で遊んだ方も安心です。↓

洗濯機、乾燥機

温泉とアルコール販売

自慢の源泉かけ流しの温泉は2階にあります。小さな内湯の主浴槽のみですが泉質の良さのみで満足できる名湯でゆっくりあったまることができました。湯上り処にも旭岳の伏流水の他、自動販売機があります。アルコールの販売も館内ではここになります。風呂上りに一杯飲みたい時に丁度いい施設です。↓

入り口

温泉 (引用元ホテルディアバレー公式サイト)

湯上り処

伏流水

自動販売機

ビールの品揃えは北海道ならではでサッポロ黒ラベルとクラッシック。風呂上りはやっぱビールという方は湯上り処でもゆっくりクールダウンできます。↓

ビールの自動販売機

お部屋

お部屋も洒落た感じの明るい部屋でした。ベットはゆったり、窓際のカウンターテーブルは実務向きでパソコンを利用するのに便利でした。フリーWiFiも完備されています。

お部屋

カウンター

TV廻りに冷蔵庫と洗面台が備えてあります。冷蔵庫は空です。洗面台が居室にあるので、歯を磨きながらTV見れるのが個人的に気に入りました。↓

TV廻り

洗面台

アメニティ

ウェルカムクッキー

館内着は動きやすい作務衣タイプのものです。↓

作務衣

姉妹館ホテルベアモンテへ湯めぐり&サウナ

旭岳温泉のメイン観光スポットはロープウェーを利用した姿見園道の散策旭岳登山となります。ディアバレー宿泊者の特典として、同じ系列の旭岳温泉ホテルベアモンテの温泉が無料で利用できることが大きいです。ディアバレーから徒歩15分程、ベアモンテはファミリー層向けの施設で、こちらにはセルフロウリュウが楽しめる高温サウナとミストサウナ、小さいながらも丁度いい水温の水風呂があります。サウナーの方はこちらを利用すると良いでしょう。露天風呂については老朽化のため閉鎖中で再開の目途はたっていないとのことでした。↓

ホテルベアモンテ

ベアモンテ大浴場(ホテルベアモンテ公式サイトより)
ホテルベアモンテサウナ(じゃらんより)

風呂上りにのんびりと歩いて帰ると途中の勇駒別川に掛かる雲泉橋から小さな滝が見えました。小さな秋見つけたという感じで綺麗でした。↓

勇駒別川の小さな紅葉

夕食

このホテルのお楽しみは食事です。夕食はコース仕立てでシェフ渾身のお皿が出来立てで提供されます。ドリンクメニューから今回は富良野ワインをいただくことにしました。プランによってはワインの飲み放題、飲み比べプランも用意されています。↓

ワインメニュー

アルコールメニュー

アルコール、ドリンクメニュー

夕食の内容は季節によって変わりますがちょっとおしゃれなフルコース、本日の献立です。↓

本日の献立

前菜 : スモーク合鴨胸肉グラスドバルサミコソース

スモークされて風味豊かになったしっとり柔らかい鴨の胸肉です。赤ワインと良く合う前菜でした。↓

前菜:スモーク合鴨胸肉グラスドバルサミコソース

サラダ : 野菜サラダ

新鮮なレタスとフレンチドレッシングが良く合っていました。↓

野菜サラダ

本日のスープ : かぼちゃのスープ

クリィーミィーで素材の味を濃厚に引き出したスープです。↓

本日のスープ : かぼちゃのスープ

主食 : パン

焼きたてのホテルメイドの焼きたてパン。パンだけでお腹一杯にしたいくらい美味しかったです。そのままで香ばしさを楽しのも良し、軽い口当たりでコク深いホテルバターをたっぷり塗るのもまた美味しくなります。すっかりファンになった方もいました。↓

パン

パン&ホテルバター

お魚料理 : ソイとホタテのポワレ 白ワインソースポルチーニ風味

ソイの皮がパリパリで香ばしく、ソイの白身は淡泊ながらもふっくらと上がっいました。白ワインソースと絡めていただくと上品に味わいでこれも外しません。ホタテも弾力があり、ホタテ独特の風味もこのソースと良く合っていました。↓

お魚料理 : ソイとホタテのポワレ 白ワインソースポルチーニ風味

ホタテのポワレ

お肉料理 : 三元豚ロース肉のシャリアピン風

彩はチンゲンサイ、シイタケ、インゲン、サツマイモ、ズッキーニのトマトソースでした。お肉は柔らかくて、肉厚、見た目以上に肉を食べたという満足感が得られました。前回利用した時はサーロインステーキのミニッツスタイルでした。牛ステーキを期待していましたが三元豚も美味しくて満足度は高いです。↓

お肉料理 : 三元豚ロース肉のシャリアピン風

デザート :    イチゴのロールケーキとマンゴーのフルーツケーキ 生クリーム添

すっかりお腹一杯。でもここのデザートは軽くて口当たりもさつぱりで食べられました。生クリームも甘さは控えめ、ケーキにコク深さを与える脇役でした。↓

デザート :    イチゴのロールケーキとマンゴーのフルーツケーキ 生クリーム添

朝食

朝食も和洋折衷で何度も通いたくなる良いものでした。ごはんと味噌汁、コーヒー、お茶、ジュース類はセルフサービスです。最初に2段お重に和食のセットとサラダが用意されています。お重に入った和のおかずは優しくヘルシー志向です。お米に良く合うのでおかわりしたくなりますが、後ほど出来立てのフレンチトーストが出されますのでボリュームは控えめにしました。↓

野菜サラダ

煮物

鮪の山かけ

焼き魚、だし巻き、なめこおろし、フキとコンニクの煮物

タラコ、香の物、マカロニサラダ

宿泊の最後を飾るにふさわしい満足の一皿。甘さ控えめであくまで上品、トロトロのトーストにメープルシロップと生クリームがとても良くあっています。↓

フレンチトースト

フレンチトースト

まとめ

お腹一杯、連休でお値段は少々高めでしたが旭岳温泉の中ではリーズナブルな方でしょう。静かに時を過ごしたい大人向けの宿だと思います。日中は旭岳観光、チェックイン後はベアモンテで温泉&サウナ、ワインで夕食をゆっくり楽しんだ後はかけ流しの名湯で一休み。もちろん朝風呂もゆっくり入ってすっかりスベスベとなりました。朝ごはんもオリジナルティが有って美味しいし、今回は16000円程でしたがまったく惜しくない、いい内容の宿泊でした。旭岳温泉で宿泊なら次回もここでいいなぁ。ごちそうさまでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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旭岳、黒岳(北海道100名山)登山 大雪山で人気の日帰り縦走ルート案内

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

今回は大雪山の北海道100名山、旭岳から黒岳を9月中旬、紅葉目当てで日帰り縦走した時の登山記です。(登山日9月17日)↓

旭岳(写真中央右ピーク、荒井岳より)

旭岳は日本最大の国立公園である大雪山国立公園の主峰であり、標高2291mを誇る北海道最高峰の山です。

標高1600mの姿見駅まで旭岳ロープウェイで上がることができ、早朝から登山客が切れ間無く訪れている人気の登山コースです。

ロープウェーを利用すれば登山時間はそう長く無いので、登山ビギナーや家族連れの方でも挑戦しやすい登山道です。↓

旭岳(旭岳温泉より)

 

黒岳は大雪山で最も早く開かれた登山道を持ち、道内観光の目玉である日本最速の紅葉を愛でることができる山です。

登山愛好者のみならず、写真スポット、観光スポットとして毎年多くのメディアに取り上げられる人気の山です。↓

黒岳(北海沢より)

 

人気の両座を縦走する日帰りのルートで登山愛好者には魅力たっぷりですが、帰りの足を考えるとソロ登山での計画に躊躇していました。

今回、秋の3連休を利用し、縦走の前泊を旭岳温泉、後泊を層雲峡温泉に宿泊、自家用車の移動を妻に頼むことで念願がかないました。

人気の旭岳からスタート、黒岳を縦走するルートは複数計画できますが、今回は未踏の北海岳を経由するルートを散策することにしました。

今回の山行記録はコチラ↓

 

 

距離 : 18.0キロメートル

高低差 : 1600m

所要時間 : 7時間33分

休憩 : 途中休憩含み1時間16分

レベル:旭岳→初心者者向け

   :旭岳、黒縦走→中級者向け

 

主なコースタイム

旭岳山麓駅7:58→(ロープウェー)

→8:10姿見駅→

→8:25姿見の池8:30→

→9:52旭岳10:00→

→11:41北海岳11:50→

→13:09黒岳石室→

→13:29黒岳13:40→

→14:34黒岳7合目リフト乗り場14:50→(リフト)

→15:03黒岳5合目リフト乗り場15:04→

→15:09黒岳ロープウェー黒岳駅15:17→(ロープウェー)

→15:30黒岳ロープウェー層雲峡駅

 

前泊は以前利用して気に入った、かけ流しの源泉と洗練された食事自慢の宿、旭岳温泉ディアバレーで命の洗濯。

源泉の朝風呂と自慢の朝食も満喫した後は大人の遠足、お愉しみの旭岳から黒岳の縦走です。

旭岳ロープウェーに8時の便に乗り込みました。

車窓から見える旭岳の紅葉も美しく、序盤は気分アゲアゲの観光モードです。↓

旭岳と姿見駅

 

姿見駅に入山届の記帳所があります。

縦走の場合、ここで入山届、黒岳ロープウェーの黒岳駅で下山届に記帳します。↓

姿見駅、入林届記帳所

 

姿見駅から園路が整備されています。

チングルマの紅葉を見ながら先ずは姿見駅に向かいます。↓

チングルマ紅葉



観光スポットの一つである姿見の池に到着しました。晴れていればミラー旭岳を撮影することができます。↓

姿見の池(撮影日8月15日)

姿見の池から園路を離れ旭岳の登山道に入ります。

今回のルートを確認。

旭岳から間宮岳分岐を右回りしてに北海岳経由で黒岳に向かいます。

旭岳の山頂までは2.6キロでした。↓

姿見の池 案内板

 

旭岳石室

 

登山道から40m離れた所に第5展望台があります。

オプタテシケ山や美瑛富士、美瑛岳、十勝岳、富良野岳が一望できます。↓

第5展望台 案内看板

十勝岳連峰

 

登山道に戻りました。

火山の山らしく、どこからでも登れそうですが、順路にロープが張られていて初めての方でも迷わないよう整備されています。途中の噴火口を見ながら高度を上げていきます。↓

登山道

噴火口

 

6合目を超えたあたりから写真左手前の標高1924mの小化雲岳越しに標高2141mのトムラウシ山の頭が見えだしました。↓

トムラウシ山と十勝岳連峰

 

麓を見ると忠別湖が見えました。

暑寒別岳を主峰とする増毛山地もうっすらと奥に見えていました。↓

忠別湖

 

上を見上げるとピークが近くに見えます。

2800万年前の火山の爆発で切り裂かれて現在の形になりました。↓

旭岳ピーク

 

7合目あたりから旭岳の雄大な裾野を見下ろしました。

山々は左手前に忠別岳、その左に化雲岳から小化雲岳へ続く稜線、中央にトムラウシ山、右手にオプタテシケ山から連なる十勝岳連峰が見えました。↓

旭岳 7合目より

 

左を見ると石狩岳からユニ石狩岳に連なる稜線も見えていました。↓

石狩岳方向の稜線

 

9合目まで標高を上げました。孤高の名峰トムラウシ山を同じ標高目線で撮影。↓

トムラウシ山

 

同じく十勝岳連峰。↓

十勝岳連峰

 

登山道の右手に金庫状の岩が見えてきました。ニセ金庫岩です。↓

ニセ金庫岩

 

そしてその上、左手にででくるのが下から見えていた金庫岩です。↓

金庫岩

 

金庫岩とその奥に石狩岳、音更山、ユニ石狩岳に続く稜線が見えます。↓

石狩岳方向

 

ピークに到着。しばしその眺望を楽しみました。先ずは道中見えていた忠別岳、化雲岳、トムラウシ山と十勝岳連峰を改めて振り返ります。↓

トムラウシ山と十勝岳連峰

左手前の小さく見えるピークが黒岳、烏帽子岳。

奥に無利岳、無華山の稜線も見えました。

その右に赤岳、小泉岳、白雲岳と続くなだらかな稜線。

 

写真中央ピークが白雲岳

 

北海道100名山、大雪の主峰旭岳登頂。↓

旭岳 山頂広場

記念撮影

三角タッチ

 

表大雪の名山もすぐそばに望むことができます。

赤岳、小泉岳、白雲岳の稜線

赤岳、小泉岳、白雲岳

左が安足間岳と比布岳の2200mクラスの稜線、中央ピークが北海道第2の標高を誇る北鎮岳、右手のすり鉢は熊ケ岳、荒井岳、間宮岳の稜線が丸く囲われて出来ています。

北鎮岳方向

 

北鎮岳↓

北鎮岳

安足間岳と比布岳↓

安足間岳と比布岳

黒岳と烏帽子岳↓

黒岳、烏帽子岳

本日の目的地、黒岳は見えています。

お鉢平の分岐を次の目標にして下山します。↓

赤岳、小泉岳、白雲岳をみながら下山

 

お鉢平方向に下山しましたが、かなりの急勾配のザレ場でした。

足元も滑りやすくて、本日のルートの中では一番緊張した登山道でした。

登山中、うっかり転ぶこともありますが、その衝撃からの回復で余計な体力を消耗するので、できるだけ転びたくありません。↓

旭岳をお鉢平方向に下山

大雪は間もなく冬ですが、まだ雪渓が残っています。旭岳の万年雪渓です。↓

シーズン超しの万年雪渓

 

緊張の急傾斜を過ぎると緩やかな稜線歩きとなりました。

裏旭のキャンプ指定地に到着です。

写真左が熊ケ岳。案内板にありませんが左に曲がりそちらに向かう分岐ルートがあります。ここは直進です。

裏旭キャンプ指定地付近のゆるやかな稜線

熊ケ岳の横をトラバースする登山道を登っていくチングルマと紅葉が見られました。↓

熊ケ岳付近の紅葉

 

平なピークに到着。GPSを見ると荒井岳と名付けられていました。

振り向き、先ほどまで居た旭岳とトラバースした熊ケ岳のピーク。↓

旭岳と熊ケ岳

 

ときおり艶やかな紅葉も見られた稜線歩きでした。↓

紅葉

お鉢平の分岐に到着しました。左に行くと北鎮岳を経由して黒岳、右は北海岳経由で黒岳です。本日は予定通り右に進みます。↓

お鉢平分岐

 

お鉢廻りは人気のルートですので多くの方とスライドやパスがありました。

のんびりとお鉢紅葉を見ながらの登山です。↓

お鉢

 

次の目的地、北海岳のピークが見えてはました。

ゆるやかな稜線歩きが続きます。

さらに黒岳まで続くこれから歩く稜線も見えています。↓

北海岳

 

北海岳の山頂広場に到着しました。

白雲岳に向かうルートとの分岐にもなっている主要ポイントです。↓

北海岳山頂広場

北海岳登頂↓

北海岳 山頂標識

 

北海岳分岐より左ピークが赤岳、中央のちょっとしたピークが小泉岳、右が白雲岳↓

赤岳、小泉岳、白雲岳

同じく北海岳より本日の最終ピーク、黒岳を望む。次の目的地、黒岳石室までは2.7キロでした。↓

黒岳

 

北海岳を下り黒岳が近づいてくると再び徐々に紅葉が目立ち始めました。↓

紅葉

紅葉

あっと言う間に行ってしましましたが、エゾシマリスにも会えました。↓

エゾシマリス

 

紅葉を見ながらゆるゆると進みます。↓

 

お昼を過ぎたのでリュックを下して補給休憩。

旭岳ロープウェーの売店で購入した北海道名物の羊羹パン。

60年近く北海道に住んでいるが北海道名物だと初めて知りました。

秘密の県民ショーにも登場していたそうです。

中に白餡と甘い豆が入っていて小さいながらもエネルギー補給に丁度良かった。

雨脚も強まりだしたのついでに雨装備に変更しました。↓

羊羹パン

 

ここから秋感漂ういい感じの紅葉ルートが出始めました。写真を撮りながら進みます。時折、見事な紅葉絨毯も見られました。↓

 

紅葉を眺めにながら進んでいるとあっと言う間に黒岳石室に到着。

ここから黒岳に向かい登りますが800mwで20分程です。

雨が気になりましたので先を急ぐことにします。↓

黒岳石室

 

雨が強まりだしてきました。黒岳ピークをロックオン。↓

黒岳山頂

 

まだイワギキョウが残っていました。見逃さず撮影。本日は2輪見られました。

イワギキョウ

 

雨と爆風の中、北海道100名山黒岳登頂。

山頂標識で撮影順番待ちをしていたのですが、前の女の子が痛い、痛いと泣き叫んでいます。お母さんが写真とるからじっとしていろと言っていますが、爆風で手間取っていました。↓

黒岳山頂標識

 

7合目のリフトまで1.7キロ、雨の中やや急ぎ気味で下山します。

黒岳山頂付近の紅葉は終わっていましたが、中腹の黄葉はまだ残っていました。

ローソク岩付近の黄葉。↓

ローソク岩

 

そして見事な中腹の黄葉、思わず声がでました。「イランカラㇷ゚テ、カムイミンタラ(こんにちは、神々の遊ぶ庭)」↓

 

7合目のリフト乗り場からは自動落下の空中散歩です。

リフトとロープウェーの片道料金は1900円でした。

7合目の売店で購入し、下山届に記帳してリフトにのりました。↓

黒岳7合目売店

 

雨の中、空中遊泳で下山です。

未練がましく途中の紅葉を撮影。↓

空中遊泳



リフトを下りて5分歩とでロープウェー黒岳駅です。

あいにくの雨でしたが、観光客で賑わっています。↓

黒岳駅

 

ロープウェーで10分程で層雲峡です。

本日も楽しい一日、安全登山お疲れさまでした。

本日は源泉かけ流しの層雲峡温泉マウントビユーに予約いれてありますので、温泉でゆっくりあったまります。↓

層雲峡

 

旭岳ロープウェーは有名な観光名所です。旭岳登山口の駐車場はこちらから。↓

 

 

気になるお天気、大雪山旭岳のテンクラはコチラから。

 

他の北海道百名山、登山記はこちらから↓

yamapura.hatenablog.com

 

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蓬莱山(札幌50峰)登山 眺望良好な中山峠の裏山

札幌中心に道内の山をのんびり歩いているヤマプラです。

蓬莱山は国道230号線、道の駅中山峠裏手のスキー場や山頂に電波塔がある山です。

その山容は国道230号線、札幌から向かうと中山峠の手前あたりから見ることができます。↓

蓮菜山(国道230号線より)

 

札幌50峰の一座である標高980.3mの蓬莱山に9月上旬登った時の登山記です。

蓬莱山は冬登る方が多いですが連絡道路が山頂までついていますので、夏山でも簡単に登ることができます。

反面、全線広い連絡道路歩きなので登山自体の面白みはそう無いかもしれません。

スキー場や山頂のNHK中継局から見られる南区の山々の眺望はなかなか良かったです。

蓬莱山、夏の山行記録はコチラ。タイムは年齢、性別、体力により個人差が激しいので目安とし、余裕を持ってハイキングを楽しんで下さい。↓

本日の山行記録はコチラ。(登山日 9月10日)↓

距離 : 4.7キロメートル

高低差 : 140m

所要時間 : 1時間18分

休憩 : 5分

レベル : 初級

 

主なコースタイム

中山峠(道の駅)13:40→

→14:17蓬莱山14:22→

→14:58中山峠(道の駅)

 

天気のいい休日、喜茂別岳に登りましたが、中山峠まで来て一座ではもったいないので手軽な蓬莱山も登ることにしました。

道の駅の駐車場に車を止めて、軽装で登ることにします。

夏場のこの時期入山する人はほとんどいないので、熊鈴は持って歩きました。

登山口は中山峠の横の連絡道路になります。↓

連絡道路

 

道の駅の上超しに札幌と京極の境界にあたる無意根4兄弟、左から喜茂別岳、並河山、中岳、無意根山が見えました。

無意根4兄弟

 

路傍の花はほとんど無く、ネオパラ山でも見たエゾノコンギクやアワダチソウが一部で群生していただけでした。↓

エゾノコンギク

アワダチソウ



赤とんぼが飛び回る季節になってきました。↓

赤とんぼ

 

蓬莱山のゲートに到着しました。ここで熊鈴を装着することにしました。

蓬莱山ゲート

 

登山道の様子、全線このような感じの広い連絡道路です。

連絡道路

 

 

スキー場のリフトに到着しました。

ここからは無意根山方向の見晴らしが良くて気に入りました。↓

スキー場リフト

無意根山

 

山頂広場に到着しました。

山頂標識はシラカバの木の上の方についてします。↓

山頂広場

 

札幌50峰、蓬莱山登頂。↓

記念撮影

 

三角タッチ。↓

三角タッチ

 

中継施設の上でバタバタしていたエルタテハ。なんとか撮影できました。

エルタテハ

 

札幌岳狭薄山空沼岳が鮮明に見えています。↓

札幌岳、狭薄山、空沼岳

烏帽子岳と百松沢山、神威岳百松沢山と同化してしてわかりづらかった。↓

 

朝里岳、白井岳の稜線、ヒキタ峰や定山渓天狗山の頭が見えました。↓

 

無意根山の方向の眺望がいい場所でした。

 

下山もあっという間。中山峠で羊蹄山を撮影し、遅めランチの後、お土産にあげいもを買って帰りました。前回登った時はあっという間の登山でしたが、今回のんびり登ってみて手軽なビュースポットを発見。

羊蹄山

中山峠にドライブがてら往復1時間くらいの軽登山です。

道の駅でランチしたり、お土産買ってセットで楽しむのがいいハイキングコースでした。

 

手軽な札幌50峰の一座、蓬莱山の駐車場はコチラ、道の駅中山峠です。↓

 

せっかくのドライブ&ハイキング、中山峠のテンクラはこちらから。

 

他の札幌150峰記事はこちらから↓

yamapura.hatenablog.com

 

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喜茂別岳(札幌50峰)登山 手軽な穴場のビュースポット

札幌中心に道内の山をのんびり歩いているヤマプラです。

喜茂別岳は札幌の西南にある京極町との境、無意根山や中岳をのせたなだらかな山稜の南端ある山です。

その山容は国道230号線、札幌から向かうと中山峠を越えたあたりから見ることができます。↓

中央、喜茂別岳(国道230号線より)右手に無意根山への山稜が伸びる

 

札幌50峰の一座である標高1076.8mの喜茂別岳に9月上旬登った時の登山記です。

喜茂別岳の夏山登山口は3つあります。

中山峠コース、黒川コース、そして黒川コースのショートカットに開かれた黒川短縮コースです。

今回利用したのは最も距離が短く、お得感のある黒川短縮コースを利用しました。

天気の良い日には数組の利用者がありますが、本日はゼロ。

知る人ぞ知る穴場の軽登山コースです。

急な登りが少なく、緩やかな箇所が大半で、ストレスの無いハイキングが楽しめるいいルートです。

又、森林限界を超えたあたりから見られる眺望は見事、山頂の360°パノラマ眺望は何度も通いたくなる素晴らしいものです。

喜茂別岳黒川短縮コースの山行記録はコチラ。タイムは年齢、性別、体力により個人差が激しいので目安とし、余裕を持ってハイキングを楽しんで下さい。(登山日9月10日)↓

 

距離 : 7.1キロメートル

高低差 : 450m

所要時間 : 3時間31分

休憩 : 30分

レベル : 初級

 

主なコースタイム

S黒川コース短縮ルート登山口10:0310:37見晴し台10:4211:31喜茂別岳11:5412:37見晴し台12:4013:11黒川コース短縮ルート登山口13:11ゴール地点G

 

いい天気の休日、どの山に行っても楽しそうだし、ドライブも楽しそう。

こんな日に登りたいのが喜茂別岳、一度登ってお気に入り、夏も冬も楽しめる山です。

半日予定の山行、そう暑くもならないだろうと水分1リットルと軽食を買い求め喜茂別岳黒川短縮コースの滝駐車場へ向かいました。

眺望の素晴らしいこの山をマイナー化させているのが、駐車場へのアクセスの悪さ。

記事の最後にグーグルマップにプロットしますが、初訪のドライバーにはわかりづらいので先ずは駐車場までの写真解説です。

札幌から向かい、中山峠を下ること約7キロ、下りきったところにぽつんと取り付けがあります。目立つ目標物も無いのでうっかりすると見逃してしまいそうですが脇に看板が立っているので確認出来ます。↓

林道中岳線 入口

林道中岳線

林道中岳線 標識

林道自体は一部荒れている箇所もありましたが、普通乗用車で無理なく進むことができる林道です。

砂利道で、勾配のきつい箇所は舗装で整備されています。↓

林道中岳線

 

林道を2キロ程進むと分岐があります。

右手に曲がると黒川ルートの登山口があります。

今回は黒川短縮ルートを利用しますので舗装道路をそのまま進みまます。↓

左、黒川短縮コース、右は黒川コース

さらに2キロ進むと左手に駐車場、右手に登山口がでで来ます。

数台分の駐車場です、奥にも数台駐車できるスペースがあります。

黒川短縮コース 駐車場

先客はありません。熊鈴をセット、熊笛をピーピー鳴らして登山スタートです。

黒川短縮コース登山口

 

山頂までの案内標識、3.7キロと藻岩山の旭山公園コースと大差ありません。

体力的にはむしろこちらの方が楽だと思います。

道中にも案内看板があり、目安になります。

わかりやすい一本道でGPSを持っていますが取り出す必要はありませんでした。↓

案内標識

 

入山すると黒ヘビがお出迎えしてくれました。

ゆうゆうと藪に戻っていきました。↓

クロヘビ

クロヘビ

 

意外なお出迎えはあったものの、序盤の登山道は笹薮に覆われています。

勾配が緩くてストレスフリーの登山道です。↓

登山道

 

400m程進んだところで、黒川コースと合流します。

やはりこの短縮コースはお得感がある、山頂へは左です。

黒川コースと合流


黒川コースと合流

 

シラカバに囲まれた登山道を進みます。

登山道

全般的に危険個所や難所、苦しい箇所の無い登山道です。

唯一気になったのが大きな倒木。

足が短いのでまたぐのに苦労しました。↓

倒木

特に変化はありませんが、青空の下、シラカバに囲まれた爽やかなトレッキングです。↓

登山道

 

30分程歩くと開けた場所が見えてきました。見晴らし台です。↓

見晴台

 

その名の通り、眺望のいい場所です。

ここでリュックを下し一息つくことにしました。↓

見晴台

 

本日の目的地、喜茂別岳ピークが見えます。

喜茂別岳

札幌岳狭薄山空沼岳と続く稜線ライン。

札幌岳、狭薄山、空沼岳

南の方に目をやるとホロホロ山と徳峻別山の双耳峰やオロフレ山まで見えました。

中央の双耳、ホロホロ山と徳峻別山とその右ピーク、オロフレ山

 

高度を上げると一部紅葉が始まっていました。↓

紅葉スタート

 

路傍の花も見られるようになりました。

ヤマハハコの群生は多く見られました。↓

ヤマハハコ

もう終わりのようですがエゾゴマナ、凛数も少なかったです。

エゾゴマナ

オオカメノキの実がありました。↓

オオカメノキ

 

視界が開け、羊蹄山が見えてきました。↓

羊蹄山

山頂まで500mの標識があり、目視でも山頂が見え始めます。↓

山頂まで500m

 

山頂手前にも写真スポットがあります。

羊蹄山と歩いてきた稜線ライン。↓

羊蹄山

ハイ松も紅葉が始まっていました。↓

ハイ松の紅葉

 

特に苦もなく、山頂広場に到着しました。↓

山頂広場

絵になる山頂標識です。↓

山頂標識

記念撮影、札幌50峰、喜茂別岳登頂。↓

記念撮影

 

三角タッチ。↓

三角タッチ

さて、喜茂別岳は道央の山々のオールスター戦が見られる穴場のビュースポットです。

羊蹄山からスタートして左廻りに選手の紹介。

何度も撮ってしまった道央の主峰羊蹄山。↓

羊蹄山

昆布岳↓

昆布岳

 

小さいながらも急登が続く尻別岳↓

尻別岳

 

胆振のランドマーク、ホロホロ山と徳峻別山の双耳峰、その右手ピークが花の名山オロフレ山。↓

徳峻別

支笏湖方面、中央左ピーク、漁岳、中央がネコ耳の恵庭岳、その右が小漁山。

左奥には1000mクラスのフレ岳、丹鳴岳越しに不風死岳の3ポコピークや樽前山の溶岩ドームも見えていました。↓

恵庭岳

札幌方面を望みます。

札幌岳狭薄山空沼岳の綺麗な稜線ライン、↓

札幌岳、狭薄山、空沼岳

左から台形の山容、烏帽子岳、南峰、双耳の百松沢山北峰と百松沢山南峰、切株のような神威岳。↓

烏帽子岳、百松沢山、神威岳

 

右、ロックな山頂、定山渓天狗山の右手奥に迷沢山手稲山も見えました。

定山渓天狗岳

 

手稲山をズーム。↓

手稲山

 

すぐ横に並河山、中岳、無意根山が見えます。

今回の喜茂別岳と合わせて通称、無意根4兄弟。↓

並河岳、中岳、無意根山

 

名残惜しくも、下山。また来たい、お気に入りの夏山ルートです。

下山開始も目の前は尻別岳、昆布岳、羊蹄山、ニセコアンヌプリです。

下山中の眺望

 

山頂付近でよく目にしたアキノキリンソウ。↓

アキノキリンソウ

登ってくる時に見落としていたハイオトギリ、一凛だけ見つけました。↓

ハイオドギリ

リンドも多く見られましたが、開花していませんでした。

やや開いているのを一枚撮影しました。↓

リンドウ

積丹方面に視界が開けてきました。

積丹の双耳峰、余別岳と積丹岳まで見えています。

積丹方面

見晴台まで戻ってきました。

中山峠の方向。電波塔のある山がこの後登る蓬莱山、左手前は小喜茂別岳。↓

蓬莱山

金色のキノコ、ハタケシメジのようだ↓

金のキノコ


本日も安全登山で下山完了。

軽登山ですが、この山は晴れの日じゃないともったいない、いいハイキングコースです。

下山

 

喜茂別岳黒川短縮コースの駐車場はコチラから↓

 

喜茂別岳は晴れじゃないともったいない山、喜茂別岳のテンクラはコチラから。

 

他の札幌150峰記事はこちらから↓

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手稲山(札幌50峰)登山 初心者向け、市民に人気の平和の滝コース登山道案内

札幌中心に道内の山をのんびり歩いているヤマプラです。今回は市民に人気の登山道、手稲山平和の滝コースの登山道案内です。手稲山にまだ登ったことの無い方、ハイキングコースをお探しの方の一助になれば幸いです。

目次

 

手稲山と平和の滝コースとは

手稲山は山頂の電波塔が目立つ札幌市民には御馴染みの山です。札幌50峰の一座にして北海道百名山の一座にも数えられる手稲山は標高1023.1m、冬はスキー場が賑わいますが夏山シーズンにも自然歩道が整備され、登山愛好者やトレランの方にも人気ルートとなっています。↓

手稲山(小別沢より)

人気の平和の滝コースは天気のいい休日には早朝から多くの登山者で賑わい、平和の滝の駐車場からいつも溢れて路肩の方まで車列が出来ます。

沢沿いの休憩ベンチを境に、ルートの難易度が、がらっと変わります。前半は穏やかで沢の音を聞きながらの散策道、傾斜も緩やかです。休憩ベンチ超えると、長く苦しい急斜面の岩場登りとなります。しかし、保育園の遠足でも利用されているルート、何度も登ってみて体が徐々に慣れていくのを体感するのも一興です。

近くに位置する羊蹄山を始め、恵庭岳、無意根山、余市岳など名山の山容を見られる何度も行きたい山です。

 

コースタイム・難易度

手稲山平和の滝コースの山行記録はコチラ。タイムは年齢、性別、体力により個人差が激しいので目安とし、余裕を持ってハイキングを楽しんで下さい。(登山日9月4日)↓

距離 : 12.3キロメートル

高低差 : 750m

所要時間 : 5時間35分

休憩 : 30分

レベル : 初級

 

主なコースタイム

S平和の滝駐車場08:01→

→09:00布敷の滝

→10:14手稲山ケルン

→10:26手稲山10:53→

→11:06手稲山ケルン11:09→

→12:35布敷の滝

→13:36平和の滝駐車場G

 

平和の滝駐車場

予報通り、いい天気の休日、久々に手稲山に登ってみることにしました。半日予定の山行、そう暑くもならないだろうと水分1リットル、コンビニで団子や菓子を買い求め平和の滝駐車場へ向かい午前8:00には満車で路肩に駐車しました。自販機と簡易トイレのある駐車場です。札幌市西区にある平和の滝、初めての方は下のグーグルマップか「平和の滝ルート検索」でご確認下さい。↓

平和の滝駐車場

 

 

平和の滝登山口です。

マラソン大会も開かれるので以前より道が良くなっています。

平和の滝登山口

平和の滝入口~山頂

入り口に登山道案内があります。特に専門的なGPSなどはいらない整備された登山道ですので初めての方でもリラックスしてハイキングを楽しめます。ただし体力によっては後半がかなり苦しなる、本格登山道です。最初に目指す修景名所の布敷の滝までは2.5キロでほぼ中間地点、その後が難所のガレバを含む3キロの行程です。↓

登山道案内

登山スタートも路傍をきょろきょろで花があると私の登山はあまり進みません。キツリフネは沢ルートのこのコースにお似合いです。↓

キツリフネ

札幌近郊の山々でこの時期は良く見かけるキンミズヒキ。↓

キンミズヒキ

初めて見ましたがヤマトシジミのようです。調べてみると南方系の蝶で北海道では珍しい蝶です。花を見ていると自然に蝶もセットになってきます。↓

ヤマトシジミ

手稲山でもトリカブトは自生しています。↓

トリカブト

今日一番の驚きはカラフトダイコンソウ。花季はとうに過ぎているのに一凛だけ残っていました。たかが路傍の花にも生命の不思議あり。↓

カラフトダイコンソウ 9月のこの時期までなぜ?

1キロメートル地点に砂防ダムがあります。踏み跡明瞭で川辺まで下りられますので、急がない方は涼をとるのもいいでしょう。↓

砂防ダム

前半は沢沿いに作られた登山道です。勾配も緩く、琴似発寒川からのマイナスイオンを感じながらの散策です。↓

静かな登山道

琴似発寒川

もふもふとしたサラシナショウマの花↓

サラシナショウマ

沢沿いルートの最後にベンチがあります。ここで休憩したり涼をとる方が多いです。↓

沢沿いのベンチ

ベンチを過ぎると沢から離れ、本格的な登山のスタートになります。自然歩道の案内に従い、先ずは修景名所の布敷の滝を目指します。↓

急登スタート

10分ほど登ると敷設の滝が見えます。マイナスイオン感がすごいです。何度も登っていますが毎回撮影してしまう写真スポットです。登山道はこの滝の横を進みます。↓

川沿いにはノラニンジンが自生していました。↓

ノラニンジン

長い急登ですので、私は途中で休憩する場所を決めています。湧き水が沸いている箇所で一休み、札幌市によるとこの水の飲用は禁止となっています。↓

湧き水

開けている通称ガレ場。この山の難所です。転ぶと怪我が必至の箇所ですので、それぞれのペースで慎重に進んでいます。どこからでも登れそうですが、ルートを外れると藪で立ち往生しますので、赤ペンキを忠実に追うのが間違い無いです。↓

ガレ場

ペンキは更新されています。今年は間違いやすい分岐に×印がついていて解かりやすくなっていました。↓

ガレ場の分岐

ナナカマドがほんのりと染まりだしてきました。今年の紅葉が始まりだしています。↓

紅葉スタート

長く、苦しい急登のガレ場を過ぎると再び緩やかになります。稜線に取りつきました。ひと息つきながら登山をできます。↓

稜線

稜線にはアキノキリンソウや、ヤマハハコの群生が見られました。↓

アキノキリンソウ

ヤマハハコ

見晴らしのいいケルンに着きました。奥に札幌岳が見えました。その手前に百松沢山南峰と百松沢山北峰烏帽子岳が見えています。↓

ケルンより、札幌岳、烏帽子岳、百松沢山、手前に阿部山

札幌市内の方向。市街地手前に円山藻岩山三菱山が見えました。その手前が三角山、大倉山、奥三角山の稜線。↓

手稲山ケルンより札幌市内

ケルンからの眺望も良く、足を止める価値があります。手前の平べったく見える迷沢山越しに右奥に余市岳、定山渓天狗岳や羊蹄山も望めました。

手稲山ケルンより

 

山頂と下山

連絡道路にでてしばらく歩くと山頂広場に到着します。手稲神社のお稲荷さんがお出迎えしてくれます。↓

山頂広場に到着

手稲神社の奥宮でお参りしました。↓

手稲神社奥宮

手稲山の三角点にタッチ↓

手稲山 三角タッチ

 札幌50峰、標高1023m手稲山、登頂↓

記念撮影

山座同定用に看板がついています。見比ながら楽しめます、手稲山っていいね。↓

山座同定用の看板

手前の迷沢山越しに、左から、無意根山定山渓天岳岳、羊蹄山、ヒクタ峰、↓

 

中央奥のピークが余市岳、その右手に拡がる白井岳と朝里岳稜線↓

朝里三座

朝里三座

下山中にはアゲハ蝶が休んでいました。↓

アゲハ蝶

ケルンに戻り、恵庭岳、空沼岳を愛でる。↓

恵庭岳、空沼岳

 

下山中、本日の新たな気づきは8合目の手書き標識。

8合目標識

本日も安全登山、下山して平和の滝でクールダウンしました。↓

平和の滝

本日も老若男女、多くの方がハイキングやトレランを楽しんでいました。ガレ場でスライドした方々も本日のコンディションなら苦登も報われたでしょう。手稲山は藻岩山と並び、札幌を代表する人気の名山ですのでハイキングを楽しんでみるのも良いでしょう。

ハイキングで気になるお天気と登山指数はテンクラから↓

手稲山のお天気と登山指数情報 テンクラ

 

他の北海道百名山、登山記はこちらから↓

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他の札幌150峰、登山記はこちらから↓

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札幌岳(札幌50峰)登山 苦登の先の眺望を求めて

札幌中心に道内の山をのんびり歩いているヤマプラです。

札幌岳は札幌市内の各所から良く見える、長い稜線を持つ山です。↓

札幌岳(八剣山より)

札幌岳(真駒内より)

札幌50峰の一座にして北海道百名山の一座でもある標高1293mの札幌岳に9月上旬登った時の登山記です。(登山日 9月3日)

冷水小屋の涼味が豊で晴れた休日には朝から登山客が入るなかなか人気の登山ルートです。

冷水小屋を中央として、ルートの難易度が前半と後半でがらっと変わります。

前半は穏やかで冷水の沢の音を聞きながらの散策道、8月上旬の紫陽花の季節には冷水小屋手前の沢斜面一杯に紫陽花が咲き誇ります。

冷水小屋にある水場は登山ガイドによると飲料不可となっていますが、夏の暑い日に、その冷たい水で顔や手を洗うと心地良く、非日常を味わう若者たちが歓喜している姿も見たことがあります。

冷水小屋を超えた途端、登山道の様子は一転して長い急斜面となります。

苦しい急斜面を乗り越えて稜線に着くと、今度は泥濘と煩わしく登山道に張り出した笹がじわじわと気力と体力を奪います。

この辺はとてもファミリー向けとは言えそうにないので、登山経験者、中級者向けと評価しました。

近くに位置する羊蹄山を始め、恵庭岳、無意根山、余市岳、など名山の山容を見られましたので、楽しいひと時を過ごすことができました。

現在、札幌岳の夏山登山ルートは2つです。

今回紹介する一般的な冷水沢コースと信仰登山に利用され、現在はあまり利用者の少ない、いにしえの豊滝コース。

以前は空沼岳からの縦走ルートもありましたが、現在は使用禁止です。

札幌岳冷水沢コースの山行記録はコチラ。タイムは年齢、性別、体力により個人差が激しいので目安とし、余裕を持ってハイキングを楽しんで下さい。↓

 

 

距離 : 12.4キロメートル

高低差 : 850m

所要時間 : 4時間57分

休憩 : 41分

レベル : 中級

 

主なコースタイム

S札幌岳登山口08:29→

→09:34冷水小屋09:42→

→10:45札幌岳11:13→

→12:18冷水小屋12:24→

→13:25札幌岳登山口

 

起きてみると天気のいい休日の朝。それなら、眺望のいい札幌岳へ向かいます。

念のため、羊蹄山のテンクラをチェックするとそちらも晴れで本日は楽しめそう。

豊平峡ダムのバス乗り場の手前に広い駐車場が用意されています。

帰りには満車になっていました。↓

冷水沢コース駐車場

 

冷水小屋に登山届が用意されています。本日も先客多数、熊装備はしますが、一安心して登れる山です。↓

冷水小屋

登山口は駐車場の奥の伐開線です。

特に目立つ看板はありません。

左にゲートがある林道からも登れますが、かなり遠回りになります。

予習しておけば安心ポイントです。↓

登山口

 

入山するとキンミズヒキが佇んでいました。

キンミズヒキ

 

エゾトリカブト↓

エゾトリカブト

 

コース序盤に多くの登山者を見送ってきた石仏があります。

本日の安全登山を祈願しました。以前登った時に気になったワンカップのお水。

倒れていました。が、下山の時には新しい水になり、立ててありました。

札幌岳の石仏

 

針広混合の原生林から一転、一部カラマツの植樹帯がでてきます。

1954年の洞爺丸台風で木がなぎ倒され、その後植樹されたものです。

一時ですが、狭くてうっとおしい笹から解放される広くて静かな森歩きになるので、ここは個人的にはお気に入りです。

カラマツ林は歩きやすい

 

沢歩きで渡渉はありますが、慎重に歩けば登山靴が濡れることは無いでしょう。

一回目の渡渉には立派な橋が架かっています。↓

一回目の渡渉

 

涼味豊かな冷水沢をたどる登山ルートです。↓

冷水沢

冷水沢

 

2回目の渡渉の丸太橋。滑りやすいので注意して渡ります。↓

2回目の渡渉

 

30分程で林道と交差します。登山道は直進で標識が出ています。

林道との交差点

冷水沢小屋手前はアジサイの群生地です。

今回は花の方はほぼ終盤でした。↓

紫陽花

1時間程で冷水小屋に到着しました。

現在、管理人は常駐していません。↓

冷水小屋

冷水小屋手前の天然ロックガーデン。↓

ロックガーデン

木製のオブジェ

 

冷水沢の裏手の急登から苦しい登山がスタートします。

ここは看板が出て無いので、初めての方が戸惑っていました。↓

冷水小屋裏手の登山道入り口

 

稜線につくまで、ひたすら急登りです。

長い道のりなので無理せず、休憩を入れながら登りました。↓

中腹は長く苦しい急登

 

稜線につくと、勾配は緩くなりりますが泥濘が多く見られます。雨の翌日などは長靴にすればよかったと思うほどです。今回は晴れが続いていたので歩きやすいほうでした。↓

稜線は泥濘多し

山頂付近にはオオアキノキリンソウが見られました。↓

オオアキノキリンソウ

 

山頂からは苦登が報われる眺望が広がります。

石狩湾を挟んで増毛の主峰、暑寒別岳や樺戸山地のピンネシリが望まれました。↓

石狩湾越しに樺戸山地

中央ピークが暑寒別岳。↓

 

中央ピーク、ピンネシリ、右手前に藻岩山

ピンネシリ

羊蹄山はやはり絵になります。↓

羊蹄山

左から尻別岳、奥に昆布岳、羊蹄山、その右手前が喜茂別岳、並河岳、中岳、無意根山と連なる稜線ライン。↓

 

支笏湖方面に目をやると、左から恵庭岳、双耳に見える小漁山と漁岳、中央ピークがお隣の狭薄山、右奥にホロホロ山と徳舜瞥山の双耳峰が見えました。↓

 

札幌50峰、札幌岳登頂。↓

 

三角タッチ。↓

 

名残惜しみ、羊蹄山をもう一枚。↓

 

内陸は曇っていると思いましたが、雲上に夕張岳が望まれました。本日はお得感ありました。↓

夕張岳

 

札幌岳はいにしえの石鎚信仰の山でした。

石鎚神社の碑。↓

石鎚神社の碑

 

下山中も羊蹄山や無意根山が見えるスポットがありました。↓

羊蹄山

中岳と無意根山

 

冷水小屋まで戻り休憩。

冷水で涼をとっていると、キツリフネが見られました。↓

キツリフネ

ヨモギエダシャクがサラシナショウマの花で休んでいました。↓

ヨモギエダシャク

石仏まで戻れば駐車場もすぐです。

本日も安全登山でした。↓

 

札幌岳の駐車場はコチラから。↓

 

 

気になるのはお天気、札幌岳のテンクラはこちらから。

 

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黒岳、北鎮岳、愛別岳(北海道100名山)登山 黒岳ロープウェイから愛別岳へルート案内と紅葉観光

札幌中心に道内の山々をのんびり歩いているヤマプラです。

今回は大雪山の北海道100名山、黒岳、北鎮岳、愛別岳をの三座を9月上旬、日本最速の紅葉目当てで日帰り縦走した時の登山記です。↓

日本最速の紅葉

 

黒岳は大正13年と大雪山では最も早く登山道が開かれた標高1984mの北海道100名山に数えられる山です。

1967年にはロープウェーが完成し、大雪山の中では最も楽に山頂に立てる山となっていて、筆者が登山時も始発便から多くの人で賑わっていました。

ロープウェーとリフトを利用すると7合目まで登ることができます。

その後は急登が続きますが、天候が良ければ初登りの方でも特に危険は無いので、紅葉シーズンにはその苦登が報われる絶景が広がります。↓

黒岳(5合目登山道より)

 

北鎮岳は、大雪山旭岳に次ぐ、北海道第2の標高2244mをほこる北海道100名山の山です。

直接の登山道は持っていないので、今回の黒岳からの縦走か愛山渓の登山口を利用して登る山です。↓

中央左ピークが北鎮岳、右ピークは凌雲岳(黒岳より)

 

愛別岳は表大雪最北に位置する標高2111.7mの山です。

大雪山登山道との分岐から山頂までの道は登山道として整備されておらず、よーく見ないとわからない踏み跡や這って登り下り(通称、貞子登り)もある難コースです。初心者の単独行動や悪天候時の登山は推奨されていません。

北海道夏山ガイドでは愛山渓温泉から登るのが一般的と紹介されています。

本日も愛山渓側から登る方多数とスライドしました。

日帰り装備で黒岳から北鎮岳、比布岳と乗り越えて縦走して登頂したのは私一人でした。

少々急ぎましたが、結果的には時間的にも余裕有り、とても面白い縦走ルートでした。↓

愛別岳(大雪山登山道との分岐より)

 

本日の山行記録はコチラ↓

 

距離 : 22.1キロメートル

高低差 : 900m

所要時間 : 9時間54分

休憩 : 途中休憩含み1時間07分

レベル:黒岳→初級者向け

   :黒岳、北鎮岳縦走→中級者向け

   :黒岳、北鎮岳、愛別岳縦走→上級者向け

 

主なコースタイム

 

S黒岳ロープウェイ黒岳駅06:2106:26黒岳リフト五合目乗り場06:2706:56黒岳リフト七合目乗り場07:1407:58黒岳08:0708:25黒岳石室08:58お鉢平展望台09:17北鎮岳分岐09:36北鎮岳09:4510:37比布岳10:48安足間岳10:5411:40愛別岳11:4212:34比布岳12:4313:35北鎮岳13:3913:50北鎮岳分岐14:11お鉢平展望台14:42黒岳石室15:06黒岳15:1015:50黒岳リフト七合目乗り場15:5516:09黒岳リフト五合目乗り場16:15黒岳ロープウェイ黒岳駅16:15ゴール地点G

 

6時30分の黒岳ロープウェーに乗車できました。

車窓からは美しい北大雪山々が見られ、浮き浮きします。

雲上の美しい単独峰は屛風岳のようです。

楽しい一日になりそうです。

黒岳ロープウェーの車窓より


10分ほどの自動運転で5合目まで、この先は7合目までリフトがあります。

黒岳駅

 

とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ、了解!↓

注意標識

リフト乗り場まですんごい行列、待ってられなぁ~い。↓

リフト乗り場へ

7合目まで500mくらいです、ここはハイクアップ!↓

5合目の登山口

 

行列に並ぶのをやめて、大正時代に開かれた歴史ある登山道を貸し切りにして散策をしました。

歴史ある登山道

 

登山道より早くも日本一早いと言われる紅葉が見えだしました。

お~と感嘆の瞬間、歩きで正解。

黒岳

 

序盤に数輪のリンドウ。まだお休み中でした。

リンドウ

 

ウメバチソウ見逃しません。↓

ウメバチソウ

 

 

登山日和、めっちゃピーカンでした。↓

大雪の青空

 

道中からの雲上北大雪の山々。

屏風岳の右に見える美しい稜線は武利岳と武華岳のようだ。これは格別の眺望。↓

北大雪

 

路傍の紅葉もいい感じで始まりました。

 

静かな貸し切り登山道を登り7合目に着くとやはり混んでいました。↓

7合目リフト乗り場

 

登山届に記帳するのに15分かかりました。↓

登山届

 

では、改めて登山再開、最初はかなり混んでいます。

黒岳登山道

 

しばらく行列に沿って登ることにしました。

路傍に艶やかな紫のトリカブト、見逃しません。

トリカブト


ミヤマアキノキリンソウはこの時期の高山のお約束。↓

ミヤマアキノキリンソウ

 

秋の登山道は飽きないなぁ。登山中に皆さん写真撮っています。

 

 

せっかくの遠征登山、上も見てますが、下も見逃しません。

ヤマハハコを確認。↓

ヤマハハコ

8合目を過ぎると行列もほどけてマイペースで登れるようになりました。

初めてのぼりました。

圧巻の大雪山。↓

 

標高1984m、北海道100名山黒岳に初登頂です。↓

黒岳山頂標識

 

次に向かうは黒岳の石室です。一旦下ります。



路傍にイワギキョウが咲いていました。

今回のルートでも各所で散見されました。

イワギキョウ

 

下っていくと黒岳の石室が見えだしました。遠目からも賑わっています。

赤、緑、オレンジに加え、万年雪の白、見事な光景でした。↓

大雪の紅葉

 

各所に見られる大雪の万年雪渓。

ひと夏過ごしてしまうんですね。↓

大雪の万年雪渓

北鎮岳や凌雲岳をバックにする黒岳石室と天空紅葉、万年雪渓、ピーカンブルー、ここの感じもとてもいい。↓

 

黒岳石室に到着しました。

休憩されている方やキャンパー多数。

私は愛別岳まで行って日帰りで帰る予定ですのでここは通過点、先を急ぎます。↓

黒岳石室

 

次に向かうは北海道で2番目の標高を誇る北鎮岳。

ここから3.2キロで、意外と手軽な100名山の縦走ルートでした。

登山道は良く整備されており、案内標識も充実。

登山ログはとって歩きますが、GPSの出番はありません。

黒岳石室から北鎮岳へ

 

では、しばし大雪の紅葉をお愉しみ下さい。

 

 

 

滝が見えました。

硫黄臭がする白濁した滝でした。↓

 

 

圧巻の紅葉の中にも艶やかなブルー、ミヤマリンドウ目覚めていました。

ミヤマリンドウ



大雪山のお鉢展望台に到達、ここも大雪山の見所の一つでお鉢回りは名観光ルートです。私の本日の目的は百名山の縦走で本日は回りませんが、このルートもいずれブログにアップしたい魅力的なコースです。自然の生み出したキャンパス。↓


歩を進めると、狙いの百名山、北鎮岳の手前ピーク、凌雲岳が見えてきました。

標高は黒岳より高い2125mになります。

正式登山ルートはありませんが、この山も踏み跡がありピークハントも可能そうでしたが北海道の夏山ガイドでは紹介されていません。登山道はこの山をトラバースしています。↓

凌雲岳

 

都会では良く見るカラス、天空のこの地でまるまると太っています。↓

 

見事な紅葉を愛でながら、アラカン親父の凌雲岳グレートトラバース。↓

凌雲岳

 

稜線に取りつき、北鎮岳ロックオン。↓

北鎮岳

北鎮岳までは間もなく。

旭岳から登るルートの合流点です。

案内標識

 

左のチョンとしたのが忠別岳、その右のチョンが化雲岳、そして中央が以前行ったトムラウシ。

トムラウシはガスガスだったの登り直してからブログアップします。

北海道の主峰、旭岳の右に十勝岳、美瑛岳まで望まれるすんごいビューポイント。↓

 

北鎮岳よりお鉢を見下ろします。難易度は中級、登山始めた価値があったなぁ。↓



北海道100名山、標高2244m北鎮岳登頂!

先客も数組あり、黒岳だけでは物足りない方にはいいルートです。

 

さぁ~て補給します。まだまだ先がありますので。

コンビニで買い出ししますが、日帰り装備の縦走ではすぐに食べれて、しっとりとした補給食を選ぶことが多いです。本日はチャーハン、ウメー。↓

 

孤高の名峰、トムラウシと北海道の主峰、旭岳のツーショト。これは北鎮ならでは。

赤岳、小泉岳の裾野も色づいています。↓

トムラウシ山

 

さて、次の愛別山に向かうべく下山開始。

路傍に咲く黄色い花、メアカキンバイ、夏の花ですがまだ残っていました。

小さいながらも葉っぱが紅葉しています。↓

メアカキンバイ 紅葉

 

左のザレたピークは安足間(あんとろま)岳、中央ピークがこれから乗り越える比布岳、

右手の尖峰が本日の目的地、愛別岳。↓

安足間岳、比布岳、愛別岳

程なく比布岳をロックオン。↓

比布岳

 

比布岳登頂。本日3座目です。↓

比布岳山頂標識

ここまで来ると安足間岳がすぐそばでした。

愛別岳との分岐を見落とし結局ピークハントすることになりました。↓

安足間岳

この辺にもう花は無いのにヒオドシチョウが飛んできていました。↓

ヒオドシチョウ

安足間岳の山頂には何もありませんでした。

安足間岳山頂

安足間岳より愛別岳を見降ろします。

ここからでは登山道があるようには見えません。↓

愛別岳

 

愛別岳へ向かう分岐の看板がありました。

よーく見るとジグを切った踏み跡があり、下に女性のグループ客もいました。

これは行くしかない。↓

愛別岳

今までの散策ムードから一転、こちらは登山道として整備はされていません。

カメラを一旦リュックに戻し、ザレた細稜線やロックなガレバを貞子登りで登頂しました。北海道100名山、標高2113m愛別岳登頂、三角タッチ。↓

愛別岳登頂

記念撮影

先程まで居た安足間岳などを見て少し休憩と思いましたが↓

安足間岳

 

先客の方は2名、山頂で意気投合して話が弾んでいます。

私は北の方からガス接近、やな予感がしたので速攻で下山することにしました。↓

ガス接近

 

岩場をつかまりながら慎重に下山します。

高所恐怖症の方はやめた方がいいです。↓

岩場下り

 

数年前に滑落事故が発生した難所。次回来る時はゆっくりしたいが、ガスが追ってくる。↓

愛別岳登山道

 

急ぎ足で登山道に戻り、振り向くとガス!

逃げ切り成功、安心の瞬間でした。

ちなみに下山中に道警の山岳パトロール隊とスライドしましたので山頂にいた方は大丈夫でしょう。↓

振り向き、ガス!

とりあえず比布岳まで戻ってきました。ここまで戻れは少々コンディション悪化しても大丈夫でしょう。おやつタイム、何にするかな。

水分、塩分、カロリーを補給します。↓

補給食


ガスの切れ間から未練がましく最後のお鉢。↓

お鉢

きまぐれオレンジロードからの黒岳。↓

黒岳

本日最後の登り、黒岳ロックオン↓

黒岳

 

山頂標識が見えました、本日のラス登!↓

黒岳、ラスト登り

黒岳の山頂まで戻ってきました。

しかし小雨が降ってきた、まぁ、こんだけ遊んだからいいかぁと雨装していると↓

黒岳山頂



最後になんと虹、にぃじぃ~、レンンボー。

数名の方が気づいて皆さん感動、写真とりまくり。↓

黒岳の虹

 

登りの時より下山中の方が紅葉の色が濃くなっていました。

常連の方が来週あたりピークだろうと言ってました。↓

黒岳紅葉

 

7合目のリフト乗り場に着くと本格的に降ってきました。

登りでは歩きましたが、下りはリフトを利用することにしました。

しかし、これは失敗、天気が悪いとリフトは超ノロノロ運転で遠くで雷が鳴るたびに止まりそうになり、めっちゃ不安でした。

歩いた方がよかった。

5合目の黒岳駅も一時運航見合わせで100人以上が待機してしました。

雷が去り、30分程で運行再開。秋山の天気はコロコロ変わります。↓

7合目リフト乗り場

 

本日も安全登山、雨に打たれた登山の後はやっぱりラーメン。

層雲峡の登山軒で旭川醤油ラーメン、魚介香る旭川ラーメンで生き返りました。↓

登山軒の醤油ラーメン

黒岳ロープウェーは有名な観光スポット。

駐車場はコチラから↓

 

 

気になるお天気、黒岳のテンクラはコチラから。

 

他の北海道百名山、登山記はこちらから↓

yamapura.hatenablog.com

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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